どこかのだれかの日々の記 禹条エイカ その1

お母さんとお父さんが書いてて今私が書いてるもの

禹条エイカの捉え方


2058年4月9日

この前お父さんの部屋でカイと遊んでたらタンスのすごい奥にいっぱい日記が入ってたのを見つけてすごく昔から書いてあった。難しい漢字とかよく分からない事がいっぱい書かれてたけど昔からお父さんはお父さんなんだなと思った。日記にお母さんが出てきたくらいからちょっと変わったぽいけど。なんか面白かった。けどいっぱいあったから飽きて隠れんぼしてたらクローゼットの奥からお母さんの日記も出てきたからそれも読んだ。お母さんもめちゃくちゃ昔から日記を書いてたみたいだけどあんまり今と変わってなかった。(昔の方が今よりも怖そう?)。けど2人とも毎日書いててえらいと思った。そのまま片付けるの忘れてリビングでカイとゲームしてたら勝手にタンスとか触ったのバレて怒られた。けどちょっと日記に興味出たから書きたいって言ったらなんかあんまり怒らなくなった。よく分かんない。あ、そういえばお母さんの日記によく出てきてたレイとアメリってやっぱりレイおばさんとアメリおばさんの事なのかな。皆大学一緒って言ってたもんね。今度聞いてみよ。日記ってこんな感じでいいのかな。よく分かんない。


2058年4月28日

日記を毎日書いてる。この前ちょっとお父さんに見せたら「文章が上手いな」って褒められてちょっと嬉しかった。今日は日曜日でゴールデンウィークだからいっぱい遊びたいから今のうちに今日の分を書いておく。今日は家族皆で買い物に行く日。どこに行くかは分かんないけど多分クレオモールだと思う。行けるとこで一番大きいから。それで買い物のあとはご飯食べて遊んでお風呂入ってきて帰ってきて寝る!考えてるとどんどん楽しみになってきた!もう用意しないと怒られちゃうから今日の日記はこんなのでいいや。帰ってきて書けそうならあとで書こ。


※ この文章はフィクションです。実在の人物・団体・名称などとは一切関係ありません。

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