メタル君の「今日の精神医学豆知識!」(556)-(560)
皆様、こんにちは。鹿冶梟介(かやほうすけ)です😆
最近朝晩涼しくなりましたね(日中はまだまだ暑いですが...)!
早朝に爽秋を感じれば身が引き締まり、「今日も一日がんばるぞ」というやる気スイッチがONになります。
帰宅途中夕風が吹けば頬が緩み「今日も一日がんばったな」と呑む気スイッチがONになります。
...ん!?
最近気づきましたが、疲れが溜まるとポエムっぽくなるような気がします...🙄
鬱病を患った詩人は数多くおりますが、なんとなくわかる気が...。
しかしご安心ください!☺️
小生の場合、お肉とパスタとワインがあれば無敵なのです🍖🍝🍷
皆様も秋を感じつつ、秋グルメと秋酒をご堪能くださいな!
メタル君の「今日の精神医学豆知識!」は、X(旧: twitter)で毎朝8時にアップしております。
X(旧: twitter)民の皆様も、X(旧: twitter)では語りきれなかった【メタルのおまけ】がございますので、ご興味があれば本記事を是非お読みください!
【今日の精神医学豆知識集!(その112)】
【メタルのおまけ】
心理テストは星の数だけあるけど、その中でも保険適応のある検査(健康保険からの給付の対象となる検査)はごく限られているよ。...とはいっても、中には「なにそれ?」と初耳な心理検査もあるから何を基準に選んでいるのかさっぱりわからないね。
↓この心理テストは保険適応がありません…。
【メタルのおまけ】
ちなみに操作が簡易なものは「イ: 疾患の早期発見を目的とするもの」と「ロ:その他のもの」にわけられるよ。点数は80点と一緒だけど、なぜイ・ロの二つに分類しているのか理由はわからないや。一方、操作が複雑なもの、操作と処理が極めて複雑なものについてはそれぞれ目的別で分けられることはないからさらに不思議だね。
↓これは学園七不思議に匹敵する不思議です(嘘です)!
【メタルのおまけ】
これはMCI(軽度認知症)の人あるあるだね。自分が認知症か心配して何度も受診してそのうちテスト結果を思えちゃうことがあるんだよなぁ...。ちなみに医療従事者、特に精神科医や心理士さんは年をとっても「桜・猫・電車」は覚えているだろうから長谷川式スケールは高めにでると思うよ。
↓猫と電車でしらべたらこんな映画が!
【メタルのおまけ】
バウムテストを作ったのはスイスの心理学者カール・コッホ(Charles Koch)だよ。コッホは幼くして父を亡くし15歳で起重機製造工場で仕事をはじめたよ。そして昼は仕事、夜は夜間工業学校で勉強して20歳のときにチューリッヒの応用心理学研究者に入るよ。とても苦労人だったみたいだね。
↓コッホも訳ありですが、このバームクーヘンも訳ありです。
【メタルのおまけ】
一方、区分が違えば同じ80点のテストを同日にやってもテクニカルには加算されるよ。例えば、コース立方体、モーズレイ性格検査、長谷川式であれば80x3=240点もらえるよ。でも診断名をちゃんとつけないといけないし、それに原資は国民の税金なんだから必要最低限の検査にすべきだよ。
↓医療事務のスタッフがこれを見ながら点数をチェックしてくれてます。
【メタル君の考察】
今回は「精神科における心理テストの保険点数」に関してツイートしたよ!
心理テストも健康保険でカバーされるものとそうでないものがあるんだよね。
そして心理テストの手間暇によって点数が違うことも重要だね。
ところで病院では一般的に心理士さんが心理テストを行うことが多いけど、医師も一度は自分で心理テストを施行した方がよいと思うよ。
心理テストは点数だけでなく、検査に対する患者さんの取り組み方・態度も診断の参考になるからね。
これからもマニアックな精神医学ネタをビシバシ提供するぞ😆
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