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かるた

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【かるた】を描いて見ます。 絵を描くだけだと退屈なので余白に絵札に関連した自分と5歳の息子のとりとめのない、役にも立たないかもしれない話をつけています。日々のちょっとした隙間にど…
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#育児日記

【かるた】ね/猫

【かるた】ね/猫



【ね】
眠たい 猫が 寝転んだ

〈猫好きの子供と読む猫の絵本の話〉
5歳の小さい人は、最近
「猫可愛いよねぇ〜、飼いたいねぇ〜」
と言っている。
で、「そうだねぇ〜」と返している。それは本心だけどなかなか「よし!飼うぞ!」とまでいけない。

毎朝、靴下すら履かない小さい生き物を一人前にするのに気持ちも体力もいっぱいいっぱいなのだ。

でも、猫は好き。

気がつけば、本棚の絵本コーナーには猫達

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【かるた】ぬ/沼

【かるた】ぬ/沼



【ぬ】
沼から ぬぅーと ヌーがでてくる

〈子供はみんな戦隊ヒーロー沼に落ちると思っていた話〉

5歳の小さい人は、戦隊ヒーローのテレビ番組をあまり見ない。こちらがチャンネルを合わせつけてあげると見る場合もあるくらいのテンションだ。
しかし、全く興味がなかったかと言えばそうでもなく、昨日から新しい番組に切り替わったタイミングだが、その前の番組の前半あたりは見ていた気がする。

もっと遡ると確

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【かるた】に/日記

【かるた】に/日記



【に】
西の 虹見る ニホンザル

〈子供と絵日記を書いた夏の話〉
母は昨日、日記のように毎日更新していたnoteをサボりましたが(寝落ちしましたゴメンなさい)今回は「西」も「虹」も特にエピソードがないので「に」のつく「日記」の話でも。

去年の夏のこと、36度を超える日もあった連日の猛暑に毎年行っていた家族旅行も行かず、夏休みを持て余していた小さい人に絵日記を薦めた。

A4の真っ白なコピー

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【かるた】な/難問

【かるた】な/難問



【な】
なぞなぞ 難問 なまけもの

〈子供の話は難問に近い話〉
小さい人がお弁当を完食して帰ってきてくれました。母の務めは果たせたとほっとしております。毎回お弁当がある度にわーわー騒いで申し訳ない限りですが、なんとか時間的にもアウトよりのセーフ(と言うかアウト)で持たせることが出来ました!?(そのあたりの時間についての話はまたの機会に)



お弁当も年少の間は、園の方針で「おにぎりのみ」

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【かるた】て/点々

【かるた】て/点々



【て】
てくてく 点々 てんとう虫 

〈点々と続く矢印の罠にはまる小さい人の話〉実家が図書館のわりと近くにあるので、小さい人が幼稚園に入園する前は、よく連れて行って「お話の部屋」で読み聞かせに参加し、帰りに絵本を借りる→実家でおやつというルーチンを週2くらいで過ごす事にしていた。

その図書館は比較的大きい図書館なので、入口を入って15歩くらい歩くと窓口が3つ並んでいる。本を借りる場合は、一

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【かるた】つ/作る

【かるた】つ/作る



【つ】
ツチブタ つんつん 月を つくるよ 

ツチブタを描きたかっただけです、、。
「作る物」何が良いか小さい人にも考えてもらったら「つみき」「爪楊枝」を抑え
「月!」とロマンチックな答えが返ってきたのでこれで決定です。

*****

〈作るを追求した結果、採掘にたどり着いた話〉

小さい人は、何かを作るのが好きです。

子供の好きな物や惹かれるものは、既に1歳くらいで確立されている気がす

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【かるた】ち/近い

【かるた】ち/近い



【ち】
近くても 小さい チンアナゴ

〈心の距離の近さについて思い出した話〉
小さい人が小さい頃(たぶん2歳くらいの頃)、一部の方を除きあまり人見知りをしなかったと言うより、非常に心の距離の近い子供だった。母と違って。だから助けられたことあるし、心配した事もある。

一番衝撃的だったことは、ある日の車で1時間程の少し遠い大きな公園に遊びに行った時のこと。
車から降りてすぐ、はじめての遊具もた

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【かるた】た/頼む

【かるた】た/頼む



【た】
タヌキに 頼んで 太鼓を 叩く

小さい人は少し前から人にお願いする際に
「お茶!」とか、ひどいときには手にしたコップを人に差し出してテレビを見ながら無言で「ん」とお茶を請求する。

昭和時代の亭主関白並みな態度であるが、母は令和の時代を生きているので
「お茶がどうしたの?」とあえて聞き返す。
するとまた視線はテレビを見たままで
「お茶をください」という。

セリフは平成まで来た気がす

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【かるた】そ/想像

【かるた】そ/想像



【そ】
想像すれば ゾウも 空を飛ぶ

全然ゾウが飛んでませんが今日はこちらで。

〈想像力はなんでも生み出せる話〉
人には2つのタイプがあって

A:既存の物を上手に活用してアレンジしたり新しい使い方を発見するタイプ

B:ゼロから新しい物を生み出すタイプ

がある気がします。
小さい人は多分Bタイプで動画や絵本にインスピレーションを受けて「作りたい!」となる場合が多い。特に寝起き。

突然

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【かるた】せ/世話

【かるた】せ/世話



【せ】
 背中に 背負って 世話をする セイウチ

〈ダンゴムシのお世話にまつわる楽しい話を聞いた話〉
小さい人は生き物に対して関心が薄い気がする。
それは人間でもそうなのだが、かといって無関心な訳ではない。
というかなんならスキンシップは多めで人との距離感が近い。鼻がくっつくかと思うほど至近距離で話はじめたりする。

どの辺りが境界線なのかよくわからないのだが
見ていると相手からぐいぐい距離

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【かるた】さ/さかな

【かるた】さ/さかな



【さ】
サメ さけ さんま 3匹 さかな

〈水族館は迷子との戦い話〉

子供のお出かけにおいて「真夏」「真冬」「雨」の日はどこへ行こうかと悩む。まして旅行だと日にちが決まっていて天候に左右されるので冷暖房完備で広くて雨も降らない「水族館」は旅行途中の目的地に最適である。
これまで小さい人を連れてそんなに多くはないけれど色々な水族館を回ってきた。

沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館、京都水族館、

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【かるた】こ/コアラ

【かるた】こ/コアラ



【こ】
5匹の コアラが コロコロ 転がる 

ごめんなさい5匹と言いながら2匹しか描いてません、、。

〈コアラみたいに子供はおんぶ紐で眠ると思っていた話〉

自由自在に自分が歩ける事を知った小さい人が1歳かそのくらい(記憶があいまい)の頃抱っこ紐に入ってくれなくなった。とにかく「降ろせ、オレは歩くんだ!」とばかりに暴れてどうにもならなくなった。

当時使っていたのは前向き抱っこのできる有名

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【かるた】け/怪我

【かるた】け/怪我



【け】
ケンカして けっこう怪我する ケラトサウルス

〈こどもの怪我と穴だらけのズボンが捨てられない話〉

小さい人は歩き始めが比較的早く(検索したら個人差があるが1歳の誕生日で50%の子が1人歩きをはじめるらしい)確か10ヶ月で歩き始め誕生日を待って公園に連れて行き地面に降ろすと「靴は嫌がらないか」とか「はじめての外で歩く事を怖がらないか」とう親の心配をよそにすくりと立ち上がりダッシュで走

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【かるた】く/栗好き

【かるた】く/栗好き



【く】
栗好きの くるくるおめめの 食いしん坊

〈子供の宝物の話〉
子供というものはどうもお散歩にでると宝物を拾わずにはいられないようで、いやむしろ宝探しにお散歩に行くような気さえする。

小さい人も例に漏れず

「小石(赤色がお気に入り)」「どんぐり」「きつねの小判」「猫じゃらし」「南天の赤い実」「BB弾」「おしろい花の種」「蝉の抜け殻」「松ぼっくり」

など見つけると絶対に置いて帰るなん

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