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ラストマイル~アンナチュラルもMIU404もミリしらで見た感想~(ネタバレは後半)

ラストマイル~アンナチュラルもMIU404もミリしらで見た感想~(ネタバレは後半)

(ネタバレは後半です)
テンポよく、犯人や爆発のトリックが明かされていく過程も面白く、二つのドラマ見てなくてもまったく問題ありませんでした。

映画館は満員で、終わった直後の客席のざわっとした感じで、観客が満足してるような雰囲気も伝わってきました。

巨大物流配送センターでの様子や
爆弾がしかけられたトリック
まさか●●が××してたのー?っていう謎解きの部分もあり。

荷物の中に爆弾が入っていると

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービ ー  ~あふれるマリオ愛~ 

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービ ー  ~あふれるマリオ愛~ 

ミニオンズのイルミネーションスタジオと任天堂が組んで作っただけに、
とにかくマリオブラザーズ会い、ファミコン愛が漏れ出てくるような作品!

マリオカートも、ドンキーコングも出てくる。

2Dのゲームキャラや世界が実体化したらこうなるだろう
という納得感にあふれている!

随所にゲームの音楽が出てくるし。
マリオのキノコたちがほんっとうにめちゃめちゃカワイイ!

ラスボスクッパですら
なんだかちょっ

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フォールガイ ちょっとネタバレ感想

フォールガイ ちょっとネタバレ感想

監督自身もスタントマンだったというので見に行きました。

主人公がスタントマンなので、
過激なアクションも、いつもさんざんやってるからできるのね、
という納得感が(笑)

とにかく、あらゆる種類の圧巻のアクションの嵐。

映画ネタがセリフの中にも、アクションシーンにもたくさん出てきます。
(メメントなみの記憶力…に爆笑しました!)

主人公がスタントを務める俳優の名前はトムだし
明らかにミッション

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インサイドヘッド2 心のしくみからみた、ややネタバレ感想

インサイドヘッド2 心のしくみからみた、ややネタバレ感想

前作に引き続き、心のしくみのメタファーとしてとても興味深く見れました。

記憶が寄り集まって、ビリーフBelief(信念 と訳されていた。○○とは××である、というようなもの)が作られ、そのビリーフがより合わさってセルフイメージ(私は○○である)が作られる…という事が、とてもわかりやすく描かれてます。

これはNLP(神経言語プログラミング)でも言われている事。

全ての記憶がビリーフ形成の土台に

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シン・ウルトラマン ネタバレ無し感想

シン・ウルトラマン ネタバレ無し感想

公開初日に鑑賞。

今の時代に怪獣やウルトラマンが来たらどうなるのか?
庵野監督の映画らしく、ちゃんと、政治や自衛隊、組織の指揮系統等にもちゃんと触れてある。

外星人(宇宙人とは呼ばない)にも種類があり、それぞれの意図も違うし、星の中のルール、星間条約等の縛りがあって動いている。単純に正義と悪、で動いているわけではない。怪獣さんたちは悪い奴だから地球を破壊してるわけではないし、ウルトラマンたちは

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太陽は動かない ネタバレレビュー

監督:羽住英一郎 出演:藤原竜也、竹内涼真

日本映画にしては面白いし、スケールも大きいし、アクションも本格的だった。

スパイものとか好きな人は一応満足できるのでは。

胸に爆発物を埋め込まれ、24時間おきに連絡しないと
裏切ったとみなされ爆破されて死亡するエージェント(笑)が
命がけで情報を探る。

他国の産業スパイや組織との戦い。

これ、国どうしじゃなく、民間の(笑)戦いなので、まだリアリ

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映画えんとつ町のプペル~子供ですら夢を語ったらバカにされる世界で~

号泣するからマスクの替えを持っていけ
と言われてる映画えんとつ町のプペル。

全てのシーンでクオリティに圧倒される。
どうしてもこういう表現になってしまうけど
映像も音楽も動きも、ハリウッド映画のよう。

物語には、
地域通貨である腐るお金を中央銀行から守るために
外の世界から隠れた町が
いつのまにか監視社会みたいになって…
異端を許さない社会になってしまった…という背景が。

腐るお金の発案者シ

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イギリス映画:ホットファズ 俺達スーパーポリスメン

イギリスでNo.1になり、
日本で劇場公開を求める署名運動を経て
公開にこぎつけた映画。

この手のおバカ映画は、
日本ではなかなか公開されないんですが、

前年の「俺達フィギュアスケーター」がヒットしたので
公開されやすくなったそうです。

その余波で、なんでもかんでも「俺達」がつくようになってしまいました(笑)
おバカ映画、という事がわかりやすかったのか。

仕事一筋で恋人にも去られ、人の四倍

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映画:ナルニア国物語 第三章 アスラン王と魔法の島 ~あこがれの気持ちも一歩間違えるとダークサイドに~

ナルニア国シリーズの第三弾。

今回は、大人になった長男長女はナルニアには行かず
二男と末っ子、従兄弟の三人だけが行きます。
二男と末っ子は、一作目から比べるとずいぶん大きくなりました。
これが最後の旅になりそう。

初めてナルニアに行く、
少し年下の従兄弟の視点で描かれるシーン多いです。

三度目の二人はいちいち驚かないけど、
初めての従兄弟から見ると驚くことばかりで、
動物がしゃべったり、魔法

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映画:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら

前田敦子、川口春奈、峯岸みなみ、瀬戸康史

原作にわりと忠実に作ってあります。

ただ原作は、一応小説の形をとっているとはいえ、
ドラッカーの「マネジメント」理論を
高校野球のマネジメントに応用する部分の解説が多いので、
その部分はちょっと無理やりドラマにした感じ。

そこがちょっと学芸会っぽいかもしれない。

原作より、ドラマ部分を中心にしてあるので、
より、普通の高校生のドラマのようになってま

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映画:ルーパー LOOPER (ネタバレ無し)

監督ライアン・ジョンソン 出演ブルース・ウィリス、エミリー・ブラント

30年後の自分と対決・・・
タイムトラベルもので面白そうだったので、
予告すら目に入れないようにして
見に行ったら大当たりでした。

タイムトラベルだけではなく
サイコキネシスネタも。

どうオチをつけるんだろう…と思ってたら、
そうくるか!!!…という。

舞台は現代かと思いきや、2044年。
30年後(2074年)の、

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映画:東ベルリンから来た女(ドイツ映画)

ドイツ映画なので、途中寝るかも…と予測しつつ、

予告とチラシが面白そうだったので、見てきました。
公式サイトのストーリーはこうです。
------

ベルリンの壁崩壊の9年前?1980年夏、旧東ドイツ。
田舎町の病院にひとりの美しい女医がやって来た。
彼女の名はバーバラ。かつては大病院に勤務していたが、
西側への移住申請を政府に撥ねつけられ、
この地に左遷されてきたのだ。
秘密警察<シュタージ>

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映画:イニシエーションラブ(ややネタバレ)

松田翔太,前田敦子,木村文乃,三浦貴大,手塚理美,片岡鶴太郎

※決定的なネタバレはしてないです

配役がすばらしい!
「最後の5分全てが覆る。あなたは必ず2回観る」
というコピーにも偽りなし

映画館で二度は見なかったですけど(笑)
ストーリーがすごいのは
乾くるみさんの原作小説がすばらしいからでしょうけど
本当に皆はまり役でした!

特に前田敦子さん!ピッタリです!元AKBセンターにこれほど

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映画:テッドTED(ネタバレ無し) 日本人とアメリカ人のメンタリティの違い

アメリカ映画やアメリカ文化に詳しい人なら、
ものすごく笑えるんだろうな、
という映画です。

私は、結構アメリカ映画見てるほうなので笑えましたが、
それでも、最後の方とかわからない部分がありました。

かなり強烈なブラックユーモアもあり。
ぬいぐるみがしゃべるからといって、
決して子供向けではありません。

何しろ、テディベアがマリファナ吸うわ、
コールガール呼んでどんちゃん騒ぎするわ。

35歳

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