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漫才

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漫才の台本をまとめます。
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記事一覧

漫才「痴漢」

漫才「痴漢」

ツッコミ「どうも〜」

ボケ  「お願いします〜」

ツッコミ「よろしくお願いします〜」

ツッコミ「今日もね、楽しく漫才していきましょうよ」

ボケ  「いやー、不安で仕方ない」

ツッコミ「何だいきなりよ、楽しい話にしようぜ、楽しい話持ってきたんだよ今日は」

ボケ  「小さな心配が尽きないよ、毎日」

ツッコミ「いやまぁ不安はねぇ、このご時世ないなんてことはないと思うけど…」

ツッコミ「別

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漫才「裁判傍聴」

漫才「裁判傍聴」

漫才『裁判傍聴』
ツ→ツッコミ(男) ボ→ボケ(女)

ツ「どうも~(入ってくる)」
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才していきますけども」
ボ「あの、唐突なんですけど」
ツ「はい」
ボ「彼女っていますか?」
ツ「唐突ですね、まあいないですけど」
ボ「やっぱりそう…ですよね、聞いた私が愚かでした…」
ボ「なんか…すみません…」
ボ「…(ばつの悪そうな顔を続ける)」
ツ「いや雰囲気

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漫才「潔癖」

漫才「潔癖」

漫才『潔癖』
ツ→ツッコミ ボ→ボケ

ツ「どうも~(入ってくる)」
ツ「お願いします~」
ボ「(周囲を気にしながら入ってくる)」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才していきますけども」
ボ「…お願いします」
ツ「あのー、皆さん高校時代いろいろあったと思うんですけど」
ツ「ちょっと実は僕やんちゃしてまして」
ツ「いわゆるヤンキーだったんですよ」
ボ「ああ、背番号55、右投げ左打ち、別名「ゴジラ松井」と

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漫才「コンビニ?」

漫才「コンビニ?」

漫才『コンビニ?』
ツ→ツッコミ ボ→ボケ 両→両方

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才していきますけども」
ボ「もういいよ」
ツ「よくねえよくねえ!逆立ち挨拶すんじゃないよ」
ボ「よいツッコミ!聞きましたか皆さん、『逆立ち挨拶』ですって」
ツ「照れるからそういうやつ掘り下げるのやめてくれるないかな」
ボ「なあなあ、コンビニでバイトしている人って

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漫才「物件選び」

漫才「物件選び」

漫才『物件選び』
ツ→ツッコミ ボ→ボケ

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才していきますけども」
ツ「いや僕ね、そろそろ引越ししたいなと思うんですよね、実家暮らしなんで」
ボ「いや、事故物件フェイスのお前には無理や~」
ツ「何だよ、事故物件フェイスって!」
ボ「う~ん、顔がね………ブサイク!」
ツ「ストレートに言うんじゃねえよ!」
ツ「それならお

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漫才「魚人と付き合うなら」

漫才「魚人と付き合うなら」

漫才『魚人と付き合うなら』
ツ→男 ボ→女

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才していきますけども」
ボ「あの~」
ツ「はい」
ボ「やっぱり日本の女性は魚人と付き合うってなった時のためにいろいろ
準備しとかなきゃいけないですよね」
ツ「…」
ボ「…」
両「へへ、へへへ…!」
ツ「笑ってんじゃないよ」
ボ「えっ」
ツ「何よ魚人と付き合うって」
ボ「い

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漫才「金のオノ銀のオノ」

漫才「金のオノ銀のオノ」

漫才『金のオノ銀のオノ』
ツッコミ→ツ ボケ→ボ 両方→両

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才して
  いきますけども」
ボ「あの~」
ツ「はい」
ボ「金のオノ銀のオノってあるじゃないですか」
ツ「あー、泉の中に鉄のオノ落としちゃって、
  金のオノでもなく銀のオノでもなく
  正直に答えると3本全部もらえて、
  嘘を答えると何ももらえないやつ

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漫才「熱血監督」

漫才「熱血監督」

漫才『熱血監督』
ツッコミ→ツ ボケ→ボ

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ツ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才して
  いきますけども」
ボ「あのーですね」
ツ「はい」
ボ「小学生のころ野球チームに入ってたのよ」
ボ「そこに熱血監督がいてね、その人に
  すごく影響受けてさ」
ツ「ああ、まああるよね、スポーツを通じた
  人生の教訓みたいな」
ボ「だから俺監督やってみたいからさ、

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漫才「告白の練習」

漫才「告白の練習」

漫才『告白の練習』
ツ→女 ボ→男

ツ「どうも~」
(入ってくる)
ボ「お願いします~」
ツ「まあね、今日も頑張って漫才して
  いきますけども」
ツ「あの~、いま私気になっている人が
  いまして」
ボ「はい」
ツ「ちょっと告白の練習したいからさ、
  彼の役やってよ」
ボ「エッ!いいんですか…!?」
ツ「…なにが?」
ボ「だって今告白したら彼への初めての告白を
  奪っちゃうわけでしょ?」

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