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玉川可奈子の日本の旅シリーズ

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各地の万葉故地、史跡、歴史のみならず、温泉や美味しい食べ物について語つた旅シリーズです。 鉄道旅が主です。各地で詠んだ私の歌も書いてゐます。
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#やまとうた

青森の旅 ふたたび 下

青森の旅 ふたたび 下

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 先日、高橋一生が結婚してしまひました。なんだか複雑です。

 今回は前回の続きです。

 どうか、最後までお付き合ひください。

青森の旅 ふたたび 上

青森の旅 ふたたび 上

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 生理的に合はない人、皆さんにもゐますよね。当然、私にもをります。さういふ人を如何に自分から遠ざけるか、それがよく生きるコツでせう。

 ゴールデンウィークといふことで、またまた旅に出ました。今回は表記のとほり、青森です。
 前にも青森には行きましたが、その時とは少しだけ内容が異なります。あはせてお読みいただけたら幸ひです。

 どう

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秋田・北海道鉄道乗り潰し旅 北海道編

秋田・北海道鉄道乗り潰し旅 北海道編

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 先日、岐阜県の長良川鉄道と名鉄を完乗しました。そのときのことは次回、載せる予定です。国内の鉄道全線制覇が見えてきました。

 ところで、先週の土曜日、自宅で「人生の楽園」を観てゐました。TV嫌ひの私ですが、これだけは観てゐます。あのやうな暮らしに憧れてゐます。

 先週の「人生の楽園」では、山梨県に移り住んで、夫婦でりんご農家になつ

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秋田・北海道鉄道乗り潰し旅 秋田編

秋田・北海道鉄道乗り潰し旅 秋田編

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 最近、たまたま某銭湯のサウナで流れてゐた水曜日のカンパネラの「金剛力士像」を気に入りました。クセになります。

 私はこの歌を可愛いラブソングと解釈してをります。この曲が似合ふ素敵な人に会へたら…と、恋愛・結婚はあきらめてゐるのに未だ夢想してしまします。
 あと、詩羽さん可愛いです。

 ここまで枕。

 標題のとほり、秋田県と北

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玉川可奈子の秋休み 越前・丹後編

玉川可奈子の秋休み 越前・丹後編

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 最近、上野にある寿湯に行くことがあります。少し狭いのですが、良い銭湯です。鶯谷の萩の湯の系列です。

 また、休みがあればすぐにどこかに出掛けてゐます。
 人生は運と勢ひと諸富祥彦明治大学教授の本にありましたが、まさに「勢ひ」で乗り残した私鉄及び第三セクターの路線に乗りに行つてゐます。
 恐らく、年内には、皇国内の鉄道の全線完乗を

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宇都宮ライトレールの旅

宇都宮ライトレールの旅

 いつもお読みいただきありがたうございます。玉川可奈子です。

 思ひ立つたら吉日といひますが、今朝、起きて急に宇都宮に行かうと意を決し出掛けました。どうか、最後までお付き合ひください。

一、指定席券を求めて とりあへず、東武浅草駅に向かひました。今年の七月十五日に運用を開始したスペーシアXの指定席を確保するためです。

 浅草駅に着き、券売機で指定席の状況を見てみると、満席でした。仕方がないの

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和歌と写真で辿る山辺の道の旅

和歌と写真で辿る山辺の道の旅

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。和歌(やまとうた)とサウナ、そして旅を楽しむ玉川可奈子です。突然、フォロワーの方が十倍以上に増えて驚いてをります。一人でも多くの方がお読みいただけたら幸甚です。

 月刊『正論』で、経済評論家の上念司氏が「虚偽発言の常習犯 玉川氏を告発する」なる記事を書いてゐました。上念氏からは学びこそすれ、批判されることなど書いたことはないし、同じリフレ派だと思つて

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長崎の旅

長崎の旅

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。
 今回は、久し振りに長崎に行つたので、そのことを書きます。何故、長崎なのか。お読みいただければ絶対わかりますので、どうか最後までお付き合ひください。

1、空の旅 つばさなす 雲の上飛ぶ 船乗れば つくしの島も たまのをばかり 可奈子

 出発はpeachの飛行機です。八時二十五分の定刻から少し遅れて成田空港を飛び立ちました。ちなみに

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熊本の旅

熊本の旅

ムーンライトながらで出発 いつもお読みいただき、ありがたうございます。玉川可奈子です。

 今よりも若い頃、春夏冬の長い休みには、青春18きつぷによる旅行が私の定番でした。そして、その青春18きつぷを使つた最後の長距離旅行は、今から七年前になります。この時、快速ムーンライトながら号は臨時列車となつてゐましたが、まだ運行されてゐました。惜しいかな、車両の老朽化と武漢熱禍により、ながらも過去のものとな

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瀬戸内の旅

瀬戸内の旅

寒過ぎたオリオンバス この記事に目をとどめていただき、ありがたうございます。どこかで、誰かが見てゐてくれると信じ、今回も筆を執りました。どうか、最後までお付き合ひください。
 ある年の某月某日、瀬戸内の万葉故地訪問と、未乗私鉄路線に乗らうと思ひ、旅に出ました。
 旅のはじまりは、不本意ながらオリオンツアーの格安バスです。何故、不本意かといふと、乗りたかつたサンライズ出雲・瀬戸号のノビノビ座席(また

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明日香 うたの旅 三続

明日香 うたの旅 三続

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。
 明日香の旅もいよいよ最後の章となりました。スキ!いただき、感謝してをります。どうか、今回も最後までお付き合ひください。また、前回までの記事も、どうかご参照ください。

島庄 島庄。多くの人は、明日香に来たら石舞台古墳に来ることでせう。私も中学生の時に来た記憶があります。その巨岩がどのやうに積まれたのか、どこから、どのやうにして持つて来たのか、考へれ

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明日香 うたの旅 再続

明日香 うたの旅 再続

 いつもお読みいただき、ありがたうございます。今回も読者の皆さんと明日香に万葉のうたを訪ねてみませう。

飛鳥坐神社 水落遺跡を見て、自転車を東に走らすと飛鳥坐神社が見えてきます。さういへば、飛鳥には神社といふ神社があまりにも少ないことに気がつきます。地図で見ても、大きな神社はもちろんなく、目にとまるのは飛鳥坐神社以外にはありません(もしかしたらあるかも知れません)。むしろお寺の方が多いことがわか

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明日香 うたの旅 続々

明日香 うたの旅 続々

 いつもお読みいただき、そしてこの記事に目をとどめていただきありがたうございます。一人でも見てゐてくれたら、さう思ひながら筆を執つてゐます。前回に引き続き、どうか、最後までお付き合ひください。

 甘樫の丘の道沿ひには、『万葉集』にちなむ植物が植ゑられてをり、登る人、降る人の目を楽しませてくれます。秋になれば、

 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花 (巻八・一五三八)

これ

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明日香 うたの旅

明日香 うたの旅

 いつもお読みいただき、そしてこの記事に目をとめていただきありがたうございます。
 各地への旅を振り返り、noteに書き記してきましたが、私のもつとも好きな地についてまだ書いてゐませんでした。

 さう、そこは万葉のふるさととでもいふべき、明日香です。

 明日香は大好きな地です。のどかで、現代的な建物が少なく、時間の流れがゆるやかです。そして、そこには数千年前の偉大な何か、さう「やまとことば」で

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