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Well-Being ウェルビーイング

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#ウェル・ビーイング

人事考課と報酬制度

人事考課と報酬制度

やらされ感が低下する

2つの内的報酬はやらされ感や人事考課への納得にもつながっています。
上司との関係に内的報酬を感じている場合、部下は仕事に関してやらされ感が低下します。
「この人と一緒に働くことができて嬉しい」という関係性が築けていると、上司からの仕事の指示は「喜んで!」になります。
その反対、内的報酬を感じていない場合は、「仕事の指示だから仕方ないが本当はやりたくない」といったやらされ感が

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社員を動かすもの

社員を動かすもの

報酬は大きく2つある

働くことによって得られる報酬が大きく2つあるといって、なるほどと思う人はどれだけいらしゃるでしょうか。
多くの人は報酬=給与、地位(ポジション)といったものを想像するのではないでしょうか。もちろんこの報酬もとても大事です。
生活していくことに不安があるのであれば、働くことにも集中できません。
ただ、給与が上がると嬉しいものですが、永くは続きません。もっともっと給与があがって

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何のために働くのか

何のために働くのか

欲しいものを獲得してもしあわせにつながらないと気づき始めた

転職の相談が多いので時々使う言葉。
「どうして転職をしたいと思ったのですか?」

「今よりもっと収入を得るためです。」
「今よりもっといい生活がしたいからです。」
そう答える人は、ほとんどいなくなりました。
まったくいないわけではありません。
それも理由の一つとしてあげられますが、
それが、転職の理由の一番の理由ではないといった人が増え

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しあわせとパフォーマンス

しあわせとパフォーマンス

しあわせな社員はパフォーマンスが高い

2012年、ダイヤモンド社のハーバード・ビジネス・レビュー」で組まれた特集に「幸福の戦略」というものがあります。ソニア・リュボミアスキー氏やエド・ディナー氏らの研究が掲載されています。
その中で、しあわせ(幸福度の高い)社員はそうでない人と比べると創造性は3倍高く、生産性は31%高く、売上も37%高いという結果がでています。

欠勤率や離職率・事故の割合も少

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心の成長の時代へ

心の成長の時代へ

経済成長がとまった

日本では、富国強兵などという言葉が使われていた明治時代。
欧米諸国に追いつかなければならない。経済成長まっしぐら。
大きな戦争が終わっても、モノに困らない豊かな社会にするためどんどんもモノをつくり、日本の経済はバブルをむかえます。このバブルが崩壊以降日本の経済は停滞しているようです。少子化といった課題もあり、GDPも落ち世の中では失われた30年という言葉を聞くようになりました

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Well-Beingな社会を創る

Well-Beingな社会を創る

Well-BeingとはWell-Being(ウェルビーイング)という言葉が最初に使われたのは、1946年に設立された世界保健機構(WHO)の憲章です。
「健康とは、単に疾病や病弱な状態ではないということではなく、身体的、精神的、そして社会的に完全に良好ですべてが満たされた状態である」
単純に心身の健康だけにとどまらず、心が豊かになる社会(福祉もあわせて)良い状態であるということだということです。

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