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自分との対話

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2021年1月の記事一覧

美しい とは

美しい とは

「美しい」とは何であろうか。
と、今更ながら語源を調べてみた。
「羊」+「大」=「美」
その昔、羊は神事の際の献物として供えられており、大きいものほど価値が高く、善いものとされていた。そこから「美」という漢字が生まれ、「美しい」の意味に用いられるようになった。

つまり、大きくて立派なものが善い、
それこそが美しい
ということだ。

が、いまいちピンとこない…

大きい羊を想像してみたが
美しい…

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組織の罠

組織の罠

なぜわたしが選ばれたのでしょうか?
わたしはこの組織のほんの一部なんですよ。
本当にごく一部。
組織を代表して?
そう言えば聞こえはいいですけど、
もはやわたしは罠に落ちた囚われの身。
これからどうなるんですか?
つるしあげですか?
さらしものになるのですか?
じっくり観察される?
白黒つけるため?
となりの部屋にはどうやら仲間がいるようですが、
もう一緒になることはないんですか?

この広大な組

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仕事始めに思う

仕事始めに思う

今年の干支は牛
牛と言えば
ゆったりした、おおらかなイメージがあるが、
世間はのんびりムードとはいかない。
好転の兆しがまったく見えない中、緊急事態宣言を検討すると話す総理に対しては
いくら牛年だからと言っても
スピード感がなさすぎる、と言わざるを得ない。
 
首都圏の医療現場、病床はもう、ぎゅうぎゅう

ぎゅうぎゅう詰めで、それこそ「みつ」

ふざけていません、本当の話。

年は明けても
明けま

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ゆめうつつ

ゆめうつつ

ゆめうつつ
夢現つ
夢と現実
夢と現実の境がはっきりしないさま 

白黒つけない 
グラデーションのような時間が 
ゆめうつつ 

米津玄師さんの新曲『ゆめうつつ』を聞き
夢と現実を行き来するような
まどろみの心地よさを感じた

そして、曲の最後
「また明日」
この一言の意味をふと考える

また明日と言えるのは
明日は必ずやってくる
という前提があるから

明日が来るのは当たり前
だけど
当たり

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うつしえ

うつしえ

noteをはじめてから写真にふれる機会が増えた。
自分もこんな素敵な写真を撮ってみたい!と思い、スマホカメラで撮り始めた。
最近のスマホカメラは高性能であるため、特別な技術も必要なく、何より手軽に撮れるのがよい。
プロやカメラが趣味の方の写真を拝見していると、思わず羨望のため息が出てしまうこともしばしばある。
自身はまったくのド素人で、
カメラの知識もなく、機材もなく、
あるのはスマホカメラと表現

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陰と陽と

陰と陽と

カメラを洗う
ぬるま湯の中で
泡立てたスポンジでやさしく洗う
ボタンを外して
ブラシを使って
中までゴシゴシ洗う
シャワーで流して
洗浄機の中へ入れて機械浴
消毒済んだら
いっちょう上がり!

「あと何分で上がる?」
「あと2分!」
「じゃあ、次の人、もう呼び入れていいね。」
「いいよー」

カメラを洗う?
洗えるの??
機械浴?消毒?

カメラとは写真をとるカメラであるが、
体の中、胃の中、腸の

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