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産後・妊娠期の悩みケア相談室

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2002年に整体院を開業して以来、毎月15人以上の方々を施術しています。その経験を通して、骨盤や背骨を調整することで、様々な身体の悩みの改善をさせていただきました。そこで、その経…
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2021年9月の記事一覧

「抱っこひも」と「骨盤ベルト(仙腸関節ベルトやトコちゃんベルトなど)」の正しい使い方

「抱っこひも」と「骨盤ベルト(仙腸関節ベルトやトコちゃんベルトなど)」の正しい使い方

ライフ快療院では、産後のお客様に「抱っこひも」と「骨盤ベルト(仙腸関節ベルトやトコちゃんベルトなど)」の正しい使い方を指導させて頂いています。

それでは、簡単にこの二つのツールの使い方をご紹介します。

まず、「抱っこひも」ですが、これを正しく使うことで、「首・肩・背中・腰」のコリやハリの軽減に役立ちます。

ストラップの位置を「肩甲骨の真ん中よりやや下」にして「ストラップに幅を狭く」すると、「

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妊娠中に自分で出来る3つの腰痛改善法

「妊娠中に自分で出来る」3つの腰痛改善法についてご紹介します。

妊娠中マタニティ期の腰痛は原因として2つ考えられます。

1つ目の原因は女性ホルモン「リラキシン」の分泌の影響です。
妊娠時に骨盤を緩ませて開かせるための『リラキシン』というホルモンの分泌が多くなります。
このホルモンは妊娠3ヵ月から増えはじめて4ヵ月(12週)あたりにピークになり、6ヵ月(20週)以降は低下。そして7ヵ月(24週)

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自分で出来る!妊娠中に起るの頭痛の3つの原因とを改善する3つの対処法

自分で出来る!妊娠中に起るの頭痛の3つの原因とを改善する3つの対処法についてお話します。

それでは、妊娠中に起こる頭痛の3つの原因とその対処法をご紹介します。

まず1つ目の原因として、「エステロゲン」というホルモンが大量に分泌されることによって頭痛を引き起こしててしまうというのが考えられます。
これは、ホルモンバランスが乱れて脳の血管が拡張されたことで起こるもので、特徴としてはズキズキと脈打つ

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出産後に骨盤の歪みをなくすために見直したい生活習慣について

今回は出産後に骨盤の歪みをなくすために見直したい生活習慣について、お話ししていきます。

骨盤は、女性にとって子宮や卵巣といった生殖器や内蔵を保護するとても大切な場所です。
骨盤がゆがむと、内蔵が下ったり、機能が低下することがあります。
ゆがんだ骨盤を矯正することや、骨盤を支える筋肉を強化する事は大切ですが、それ以上に日常の動作や姿勢にも注意する事が大切になります。

以下に、特に、気をつけたい動

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女性の「骨盤」を動かす「6つ」の要素

「女性の骨盤を動かす6つの要素」についてお話します。

骨盤は、1つの仙骨と2つの寛骨(腸骨・坐骨・恥骨の総称)で出来ています。
そして、体の前面では「恥骨結合」で連結されていて、背部で2箇所の関節である「仙腸関節」でつながっています。

この仙腸関節が動くことを「骨盤 が歪む」「骨盤が開く」などと呼んでおり、いわゆる「骨盤の動き」は「仙腸関節の動き」と言ってもよいでしょう。
ちなみに、仙腸関節の

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「坐骨神経痛」になったらどうしたらいいのか?

「坐骨神経痛」になったらどうしたらいいのか? についてお話しします。

まず最初に、「坐骨神経痛とはどういうものか」についてお話します。
「坐骨神経」は人体のなかでもっとも太くて鉛筆ぐらいの太さで、腰のあたりから爪先まで伸びています

この坐骨神経が、なんらかの原因で圧迫されて刺激を受けると、腰やお尻、 太もも、ふくらはぎ、足先などに、鋭く、電気が走ったような痛みや、 ピリビリとしたしびれ、つっぱ

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生理痛の方は「骨盤」の動きに問題があります。

生理痛の方は「骨盤」の動きに問題があります。

実は、生理の3〜4日前から、骨盤が緩み始めます。骨盤のどこがゆるむかというと「仙腸関節」という部分です。

この仙腸関節がズムーズにゆるむと、生理中のお腹の痛みは出ません。ですから、仙腸関節の動きが生理痛と密接に関係しているのです。

この仙腸関節は通常「3〜5mm」ほどの動きをする関節ですが、出産時や生理前・中に動きが大きくなる関節です。
日常的に正常な動きの可動域ならば問題はないのですが、「ロ

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寝起きや座った状態から立ち上がりで「腰痛」がある場合のセルフエクササイズをご紹介します。

寝起きや座った状態から立ち上がりで「腰痛」がある時は、骨盤の歪みもある可能性が高いですが、「インナーマッスル」が上手く使えていない事も要因です。

このブログでも何回もご紹介していますが、インナーマッスルの一つである「大腰筋」が原因と考えられます。

この「大腰筋」は、股関節を動かす動作や腰を左右に倒す動作、腰椎の安定、背骨のS字カーブを保つために非常に重要な役割をはたしています。
また、大腰筋が

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月経前症候群(PMS)と骨盤の動きについて

PMSいわゆる月経前症候群と骨盤の動きについて、お話ししたいと思います。

女性の生理周期と骨盤の動きについて解説します。

正常な場合は(正)、不調な場合は(不)と明記します。

生理の数日前〜生理前半
(正)骨盤がゆるみはじめる
(不)骨盤の動きがない

生理3〜4日
(正)骨盤がゆるみ広がり、便がゆるくなる
(不)骨盤の下(骨盤低)部分がうまく緩まない

生理後
(正)骨盤が閉まり、気分も上

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猫背の4パターン

猫背の4パターン

「猫背」だと、見た目にも「かっこ悪い」「姿勢が良くない」「老けて見える」などあまり良い印象を持たれませんよね。

実は、それだけでなく「猫背」の種類により「出やすい不調」があります。
幾つかご紹介します。

①立った時に反り腰でお腹が出るタイプ
→腰痛、子宮、腎臓に影響が出ることもある。

②座った時に腰の部分が丸まるタイプ
→椎間板ヘルニア(腰に負担がかかりやすく)、腸の機能低下、便秘など

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自分で「姿勢」をチェックする時の4つのポイント

自分で「姿勢」をチェックする時の4つのポイント

身体を横から見た時の「姿勢」の4つのチェックポイントについてお話します。

横から姿勢を見た状態で
「耳の穴」「肩の出っ張り(肩峰)」「おしりの出っ張り(大転子)」「膝外側の出っ張り(腓骨頭)」「外踝の少し前」のラインが一直線に整っているのが理想的です。

ご自分でも写真で確認で確認できますのでぜひやってみて下さいね!

手首の「腱鞘炎」セルフケアをご紹介します。

手首の「腱鞘炎」セルフケアをご紹介します。

手首の「腱鞘炎」で悩んでいる方って意外と多いんですよね。
当院にも
「赤ちゃんを抱っこして手首が痛くて痛くてしょうがない」
「ギターの弾きすぎで、手首と肩が痛い」
「スマホ・パソコンを使いすぎてつらい」
などの症状でお悩みの方がいらっしています。

そもそも「腱鞘炎」とは、その名の通り腱鞘が炎症を起こしている状態です。
腱のトンネル部分である腱鞘が炎症を起こし腫れて、腱のスムーズな通りを邪魔してい

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