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雑記

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その他、他愛もないことを書きます。
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2023年12月の記事一覧

家族の形を考える

家族の形を考える

この前、妻がママ友軍団と居酒屋で飲み会をしてきた。

後から聞くと、そこで男や子どもの目がない場所での女たちの会話にありがちな話題で盛り上がったらしい。要するに下ネタである。

いまは月に何回セックスしているか。夫婦のどちらが誘うのか。子どもが寝てる横でセックスするかどうか。浮気の気配はあるか。

妻の話では、ママ友たちは妊活中などは義務感にとらわれながらセックスをし、子どもが生まれた後は夫への興

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単純労働を単純だと見下すのは誰か?

単純労働を単純だと見下すのは誰か?

僕は正社員として法人営業、ライター、トラックの運転、フォークリフトでの荷役なんかの仕事をやったことがある。営業はさておくとしても、ライターとして働いているときは、専門職として高度なスキルを磨き上げた人材であると勝手にイメージしてもらえることが多かった(逆に、お笑い芸人にマウントを取ろうとする自称お笑い通のように、「私の方が文章書けますけど」と暗にドヤられるケースもあったが)。

自分で言うのもアレ

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資本主義が悪いよ、資本主義が

資本主義が悪いよ、資本主義が

ダイハツが試験結果を偽装したことは、資本主義下では「起こるべくして起きた」としか言いようがない。

利潤追求を最優先に考える株主は経営陣に過密スケジュールを強要し、経営陣は現場にそれを強要する。過密スケジュールで適正な基準を守ることは不可能であったなら、経営陣に生殺与奪の権を握られている現場の最適解は「そのスケジュールでは無理ですね」と反論することではなく、偽装以外にあり得ない。

そもそも過密ス

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熟成下書きコレクション

熟成下書きコレクション

ネタがなくなってきたので、パクリ企画をお届け。熟成して放置されている下書きをリリースするコーナー。

年末年始といえば大掃除。大掃除といえば断捨離だ。物を断捨離するのと同じように下書きも断捨離して新年を迎えるというのは、いい取り組みだと思う。

※パクリもとはこちら。

■タイトル1:上手いこと言ったコレクションを作ろう妻がふと「あの消防署、やたら綺麗やなー」と言ったのに対して、「一回燃えたんちゃ

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2023年もお世話になりました

2023年もお世話になりました

そういえばこれ、あったなぁ。

noteにどれだけ時間を費やしたかを数字でまざまざと見せつけられるこの統計。せっかくnoteさんがまとめてくれるので、取り上げてみたい。

※統計の存在には、伊藤さんの記事で気づいた。最近「いいね」つけてくれないから僕のことに興味なくなったのかと思っていたが、記事の中ではしっかり僕を褒めてくれていたので、今少し照れている(読者諸君はしっかり目を通しておくように)。

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スク水の話はもういい? 残念、スク水の話だ

スク水の話はもういい? 残念、スク水の話だ

今日は嫁と子どもが出かけた。僕は特に予定はない。買い物と晩御飯の仕込みと部屋の掃除を終わらせれば自由時間である。

やりたいことは山ほどある。積んでいるゲームや本は山ほどある。noteも書きたい。本も書きたい。そろそろパンを焼きたいとも思っていた。そういえば塩麹も作らなければいけない。

結果、僕が選んだのはグラビアアイドルが水着を着てはしゃいでいる動画を眺めることであった。最近はやたらと性欲が強

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分別奮闘記

分別奮闘記

僕は定期券を買わずに通勤することがよくある。

定期券売り場は通勤圏内から外れた大きな駅にしかないことが多く、わざわざそれを目的にしなければ行く機会がない。そして、たまたま通りがかったときも2〜3人も並んでいれば「また今度でいいか‥」と後回しにしてしまう。

結果2〜3ヶ月は定期なしで週5日通勤するようなこともザラにある。それでどれくらい損しているのか、いちいち計算してはいないけれども、恐らく数千

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『もうじきたべられるぼく』とかいうクソ絵本、こき下ろしていいか?

『もうじきたべられるぼく』とかいうクソ絵本、こき下ろしていいか?

たまたま立ち寄った本屋で、タイトルが気になって立ち読みしてみた。僕は知らなかったのだが、どうやら(この本の触れ込みが正しいのだとすれば)TikTokで「泣ける」と話題になっている絵本らしい。

アマゾンのレビューを見ても「泣けた」とか「考えさせられた」とか、そんな感想で溢れかえっている。

が、この絵本、僕が見たところ、とにかく嘘くさい。というか、単純に嘘なのだ。

ストーリーを雑に要約するとこう

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優しい合理的経済人

優しい合理的経済人

妻の友達(とその家族)が我が家にやってきて少し早いクリスマスパーティをやった。

僕は家にあった有り合わせの材料でピザ2枚とサラダ2種類を作った。妻は唐揚げとシューケーキを用意し、飾り付けの材料も用意した。友達Aはお皿と飲み物を用意した。友達Bはお菓子を用意した。

わいわいと楽しんだ後、あの瞬間がやってきた。「じゃあ精算しようか」と友達Aが火蓋を切る。

まず各自の持ち出し費用を確認するわけだが

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子どもの可能性なんて、いらない

子どもの可能性なんて、いらない

「子どもの可能性は無限大」的な言説は、どうも好きになれない。あたかも、その子に価値があるのは大谷翔平や藤井聡太になれる可能性がまだ残っているからだと言われているような印象があるからだ。

子どもは日に日に大谷翔平や藤井聡太になる可能性が減っていき、大人になる前にゼロになる。だがそれでも、ハタチのうちならまだ米津玄師や東野圭吾、スティーブ・ジョブズになる可能性も残っている。あるいはそこまで大物になら

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眠れない夜があってもいいじゃないか

眠れない夜があってもいいじゃないか

眠れない夜があることは、何もおかしなことではない。例えば今日。

おかしいのは、眠れない夜がやってきても、次の朝いつもと同じ時間に目覚めなければならない世界の方だろう。

僕は今年の8月。眠れない夜を2度経験した。その次の日には仕事を休んだ。そして「それくらいで休むな」と言われた。

腹が立って、なんやかんやあって、精神科に行った。すると、適応障害だと診断された。たった数日、眠れなかっただけだとい

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ベーシック・インカムの最大の弱点は「アホっぽい」ということ

ベーシック・インカムの最大の弱点は「アホっぽい」ということ

ベーシック・インカムという発想は、一見するとアホっぽい。「もうさー、お金配れば良くね?」「え、お金もらえるの?超ラッキーじゃん!みんな働かなくて済むじゃん!」と、世の中の仕組みをなにも理解していないアホが短絡的な思考の末に言いそうなことに見えるのだ。

世の中の大人の大半は、自分を賢いと周囲に見せつけなければならないという強迫観念に駆られている。

僕はベーシック・インカムが実現しない最大の理由は

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我が家のパーティ飯を紹介するコーナー

我が家のパーティ飯を紹介するコーナー

僕はパーティが好きだ。食を思いっきり満喫しつつ、贅沢している気分が味わえるからである。

外でパーティすればそこそこ金がかかる。しかし、家でやれば1人あたり1000円もかからない。酒を買ってきても高が知れている。

ならば家パーティである。何事もチャレンジだ。むずかしそうな料理も、やってみれば意外と簡単だったりする。

今回は、皆さんの家パーティライフをより豊かにするために、我が家のパーティ飯を紹

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ニートこそ、農業

ニートこそ、農業

■ニートは農業に適した人種僕は農業を始めて2年ほど経つわけだが、大した収穫を上げていないどころか、植え付けた作物の7割くらいは枯らしている。そんな僕が農業についての蘊蓄をあれこれ書き殴るなんて、おこがましいと思うかもしれない。しかし、そんな僕だからこそ、書けることもある。

人は成功例を見て憧れを抱く。自分も成功したいと願う。成功するための方法を勉強しようとする。そして成功できないことに苛立ち挫折

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