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2023年12月の記事一覧
単純労働を単純だと見下すのは誰か?
僕は正社員として法人営業、ライター、トラックの運転、フォークリフトでの荷役なんかの仕事をやったことがある。営業はさておくとしても、ライターとして働いているときは、専門職として高度なスキルを磨き上げた人材であると勝手にイメージしてもらえることが多かった(逆に、お笑い芸人にマウントを取ろうとする自称お笑い通のように、「私の方が文章書けますけど」と暗にドヤられるケースもあったが)。
自分で言うのもアレ
資本主義が悪いよ、資本主義が
ダイハツが試験結果を偽装したことは、資本主義下では「起こるべくして起きた」としか言いようがない。
利潤追求を最優先に考える株主は経営陣に過密スケジュールを強要し、経営陣は現場にそれを強要する。過密スケジュールで適正な基準を守ることは不可能であったなら、経営陣に生殺与奪の権を握られている現場の最適解は「そのスケジュールでは無理ですね」と反論することではなく、偽装以外にあり得ない。
そもそも過密ス
熟成下書きコレクション
ネタがなくなってきたので、パクリ企画をお届け。熟成して放置されている下書きをリリースするコーナー。
年末年始といえば大掃除。大掃除といえば断捨離だ。物を断捨離するのと同じように下書きも断捨離して新年を迎えるというのは、いい取り組みだと思う。
※パクリもとはこちら。
■タイトル1:上手いこと言ったコレクションを作ろう妻がふと「あの消防署、やたら綺麗やなー」と言ったのに対して、「一回燃えたんちゃ
2023年もお世話になりました
そういえばこれ、あったなぁ。
noteにどれだけ時間を費やしたかを数字でまざまざと見せつけられるこの統計。せっかくnoteさんがまとめてくれるので、取り上げてみたい。
※統計の存在には、伊藤さんの記事で気づいた。最近「いいね」つけてくれないから僕のことに興味なくなったのかと思っていたが、記事の中ではしっかり僕を褒めてくれていたので、今少し照れている(読者諸君はしっかり目を通しておくように)。
スク水の話はもういい? 残念、スク水の話だ
今日は嫁と子どもが出かけた。僕は特に予定はない。買い物と晩御飯の仕込みと部屋の掃除を終わらせれば自由時間である。
やりたいことは山ほどある。積んでいるゲームや本は山ほどある。noteも書きたい。本も書きたい。そろそろパンを焼きたいとも思っていた。そういえば塩麹も作らなければいけない。
結果、僕が選んだのはグラビアアイドルが水着を着てはしゃいでいる動画を眺めることであった。最近はやたらと性欲が強
『もうじきたべられるぼく』とかいうクソ絵本、こき下ろしていいか?
たまたま立ち寄った本屋で、タイトルが気になって立ち読みしてみた。僕は知らなかったのだが、どうやら(この本の触れ込みが正しいのだとすれば)TikTokで「泣ける」と話題になっている絵本らしい。
アマゾンのレビューを見ても「泣けた」とか「考えさせられた」とか、そんな感想で溢れかえっている。
が、この絵本、僕が見たところ、とにかく嘘くさい。というか、単純に嘘なのだ。
ストーリーを雑に要約するとこう
子どもの可能性なんて、いらない
「子どもの可能性は無限大」的な言説は、どうも好きになれない。あたかも、その子に価値があるのは大谷翔平や藤井聡太になれる可能性がまだ残っているからだと言われているような印象があるからだ。
子どもは日に日に大谷翔平や藤井聡太になる可能性が減っていき、大人になる前にゼロになる。だがそれでも、ハタチのうちならまだ米津玄師や東野圭吾、スティーブ・ジョブズになる可能性も残っている。あるいはそこまで大物になら
眠れない夜があってもいいじゃないか
眠れない夜があることは、何もおかしなことではない。例えば今日。
おかしいのは、眠れない夜がやってきても、次の朝いつもと同じ時間に目覚めなければならない世界の方だろう。
僕は今年の8月。眠れない夜を2度経験した。その次の日には仕事を休んだ。そして「それくらいで休むな」と言われた。
腹が立って、なんやかんやあって、精神科に行った。すると、適応障害だと診断された。たった数日、眠れなかっただけだとい
ベーシック・インカムの最大の弱点は「アホっぽい」ということ
ベーシック・インカムという発想は、一見するとアホっぽい。「もうさー、お金配れば良くね?」「え、お金もらえるの?超ラッキーじゃん!みんな働かなくて済むじゃん!」と、世の中の仕組みをなにも理解していないアホが短絡的な思考の末に言いそうなことに見えるのだ。
世の中の大人の大半は、自分を賢いと周囲に見せつけなければならないという強迫観念に駆られている。
僕はベーシック・インカムが実現しない最大の理由は
我が家のパーティ飯を紹介するコーナー
僕はパーティが好きだ。食を思いっきり満喫しつつ、贅沢している気分が味わえるからである。
外でパーティすればそこそこ金がかかる。しかし、家でやれば1人あたり1000円もかからない。酒を買ってきても高が知れている。
ならば家パーティである。何事もチャレンジだ。むずかしそうな料理も、やってみれば意外と簡単だったりする。
今回は、皆さんの家パーティライフをより豊かにするために、我が家のパーティ飯を紹