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ラブソングを歌えるような
10代の頃はとにかくラブソングが嫌いだった。みんなは花畑に暮らしていて、自分は砂漠にテントを張っているんじゃないかというくらいには対極に感じていて、ラブソングを聴き始めたら終わりだななどと思っていた。捻くれがすぎて、恥ずかしいけれど当時は真面目にそう思っていた。
今も積極的に聴くかと言われたらそうでもないけれど、ラブの矢印が「対 個人」ではなくても美しい風景だとか愛でたい思い出だとか、もっと大き
全部「ららら」で唄う
年末に些細なことで言い合いをしてしまった人との間に、いまだに気まずい空気が流れている。
1人でいるときには大抵その日のことを考えていて、言い過ぎたかもしれないと思う気持ちと、普段は表に出さない自分の本心を大事にしたい気持ちを行ったり来たりしている。
事の発端は、相手のみぞ知るところではあるものの、推測するに自分ののらりくらりとした態度が引っ掛かりを作ってしまったのだと思う。
覚悟がない、と言わ
希望が咲くと書いて、
7年くらい前だった気がする。
mitskiが初めて来日公演を行なった。
渋谷の小さなライブハウス、キャパシティは200くらいだったと記憶している。
公演終わりのドリンクカウンターにmitskiがふらっと現れて、サインをもらえるか尋ねると、心よくOKをしてくれた。
名前はなんていうの?漢字は?ごめんなさい、私漢字は書けないけれど素敵な名前だね、ありがとう。とシャイそうな笑みを浮かべながら、チケットの
舞台「凍える」を観て※ネタバレあり
https://stage.parco.jp/program/kogoeru/
十字架に見立てたような、十字の舞台で語る3人の人物。精神疾患を抱え連続児童殺人事件を起こしたラルフ、彼によって娘を殺された母ナンシー、疾患による犯罪を研究する精神科医のアニータ。
それぞれの語りによって殆どが構成される舞台の中で、彼女らがシーンを共にする時間は僅かだ。大きな舞台で、広い観客席の前で、膨大な台詞を語り演
持っているとか、星に生まれているとか。
持っている
我ながら、自分は本当に"持っている"なと思うし、職場の親しい先輩にも「そういう星に生まれているよね」と言われるので、これはきっと"自他共に認める"ってやつなのだろう。
先日、残業を終えて職場の事務所を最後に出ようとしたところ。
鍵が折れていた。根本から。
欠けるとかサビとか、そういうのは見たことがあるし、そうそうあることではないかもしれないが、あっても不思議ではないだろう。劣化で