見出し画像

(エロ小説)第4章 金色の街エルムハース 第13話


第13話 魔獣の最期 その1


<< 前の話  |  目次  |  次の話>>



(赤い目をした魔獣。こんななりですが、生えています。)

 幾度となく気を遣り、中へ精を注ぎ込まれたセリーナは、レイラと二人寄り添うように寝ていた。

 その顔に曇りはなく、安堵するかのような笑みを浮かべている。
 一筋の温かな光がセリーナがを包む、すると逃れるように黒い靄が湧き出した。

「・・・始まりますな。」

 フェーリスが静かに告げる。
 靄はゆっくりと固体へと変化し、やがて黒いドレスを身に纏った少女の姿へと変貌した。

 黒髪をなびかせた冷たい顔立ち。
 その瞳は赤く、魔のものであることを示していた。

「さてと、彼女が寝静まったと見たら、こんなことになっているなんて。
 困ったものだ。」

 口にしたのは、黒髪の美少女。

「セリーナちゃん、君は僕のものだよ?」

 寝てる彼女に向かい、ニッと笑った。

「だからね、まだまだ、、まだまだまだ、精気を吸い取りたいんだ。
 彼女にもう何も残らなくなるまで、ねっ!」

 黒い、闇を凝らしたような触手が床を波打つように奔る。

 打ち据えんと左右から迫る2本を、アイザックは肌の上を滑らせ躱す。
 残るは寝台に向かった3本。

――― 遠い。間に合わない。

 二つの柔肌を貪らんと、触手が迫る。
 しかし ――― 

――― ボッ!

 寝台に入ろうとした瞬間、それは赤く燃え上がった。

「なっ、神の力だと!?厄介な、、、」

 焼かれた触手の先に、忌々し気な呟きが被さる。

「そうだ、下郎。至高なる御方、女神エロティア様の聖なる力だ。」

 フェーリスの声が部屋に響く。

「犯せし罪より魔獣へと身を堕とすとは、情けない奴め。
 しかも、女神エロティア様の司りし性の力をゆがめ、あろうことか呪いなぞに用いるとは言語道断。
 貴様のその行い万死に値する。下郎、そこへ直れっ!!」

 焦った表情で触手を呼び出し、フェーリスに仕掛ける。
 しかし届く前、部屋に満ちた神々しい光がそれらを消し飛ばした。

「まだ分らぬとは愚かな狗だ。闇で光を払うことができようか。ここはエロティア様の加護により清められし場所、そしてここに御座すは、エロティア様より祝福を授かりし聖者、アイザック殿ぞ。」

――― 聖者だと!?

 フェーリスの言葉に、少女は逃げ場を探し始める。だが、そのとき、自身の股間に手を伸ばし、驚愕の表情を浮かべた。

「本来ならば雄だろうが、今のお前はアイザック殿が最も効率よく神の力を注ぎ込むことのできるよう、『愛の調べ』のご加護により雌の機能も与えられておる。」

 フェーリスの宣言に合わせるように、光の帯が少女を拘束する。

――― 『輝光の束縛』
――― レイラとともに探求した加護の一つ

 逡巡する隙を逃さず、光の帯は両手足を拘束し、少女の動きを封じた。
 腕、太もも、腰、、、大の字に拘束された股の間に、光の帯が伸び、陰茎にまとわりつきながら、出来たばかりの入り口を撫でる。

「その身、聖なる力によりおぬしの罪ごと滅ぼしてくれようぞ!!ここにおわす、アイザック殿がな!!!」

 それだけ言うと

――― さあ!

とばかりに聖なる猫は振り返った。
こうして、アイザックの連戦が始まった。

==========
エルデン村を出るまでの一週間、アイザックとレイラは様々な加護を二人で探求しました。
利用した下記加護も、その一部です。
(一体どんな『探求』をしていたんだか。。。書く機会、あるのかな?)

加護の名称: 愛の調べ〜セレナーデ・ダモーレ〜 (Serenade d'Amore)
効果: セレナーデ・ダモーレを受けた者は、男性と女性の両方の性器を持つ特殊な能力を得ます。男性には通常の男性器と女性器が、女性には通常の女性器と男性器が加わります。この効果により、性交時に相手の性別に関わらず、両方の性器を使用して快楽を享受することが可能となります。
効果範囲: セレナーデ・ダモーレを発動した者にのみ影響が及びます。
持続時間: 性交が終わるまで、またはセレナーデ・ダモーレを発動した者が意図的に解除するまで続きます。
発動条件: アイザックの意志による。
使用例: 男性がセレナーデ・ダモーレの加護を希望すると申し出た場合、彼は通常の男性器と女性器を持つ状態で性交を行うことができます。同様に、女性がセレナーデ・ダモーレの加護を希望した場合、彼女は通常の女性器と男性器を持つ状態で性交を楽しむことができます。このロマンティックな加護は、愛に溢れる瞬間をさらに美しく奏でるでしょう。セレナーデ・ダモーレの効果は、相手の同意を必要としません。

加護の名称: 輝光の束縛(かがやきのそくばく)
効果: 光の帯を対象に巻き付け、身動きを封じる。加護を発動した者は光の帯を用いた愛撫を行うことも可能。
効果範囲: 加護を発動した者が光の帯を制御する範囲内で対象を拘束することができる。
持続時間: 加護が発動されてから加護を解除したいときまでの間、または加護を発動した者が意図的に解除するまで。
発動条件: アイザックの意志による。
使用例: アイザックがレイラとの愛の絆を強めるために「輝光の束縛」を発動し、光の帯で彼女を優しく拘束しながら愛撫する。光の帯に包まれた彼女は身動きができなくなり、加護の力が彼らの親密さと愛情を一層高める。


スキ、コメント、フォロー、ありがとうございます。
とても嬉しいです!
今後も投稿を続けていく『大きな励み』になります!


<< 前の話  |  目次  |  次の話>>
magazin


twitter


#小説
#イラスト
#創作
#ファンタジー
#一次創作
#ファンタジー小説
#創作小説
#少女
#エロ
#異世界
#異世界ファンタジー
#オークション
#会場
#一次創作小説
#エルフ
#貴族
#エロ小説
#拡散希望RTお願いします
#拡散歓迎
#SNS拡散
#Twitterにて拡散希望
#ハーフエルフ
#エロファンタジー小説
#エロファンタジー
#貴族の娘
#ライトノベル  #R18 #18禁 #触手 #触手姦 #服だけ溶かすスライム #百合 #TS #性別交換 #巨根 #ラブコメ #ラブコメ小説 #官能小説  #眠れない夜に #エロ小説


この記事が参加している募集

眠れない夜に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?