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(エロ小説)第4章 金色の街エルムハース 第14話


第14話 魔獣の最期 その2【濡れ場】


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「や、やめろ!僕にその凶悪なブツを向けるのはよせっ!!」

 顔を引きつらせながら、僕は叫んだ。
 しかし、エロティアの祝福を受けたというハーフエルフは歩みを止めない。
 彼への恐怖が、どこか異質な感情に変わっていくことを自分でも理解できない。

 セリーナの肉体を散々に蹂躙したその肉棒は衰えず、いや、あの猫の怒りに反応したのか さらに力強く、存在感を放っていた。

 聖なる力が遠目に見てわかるほど、その巨根を取り巻く。あんなもので貫かれたら、内部の呪いごと身を焼かれてしまいかねない。

 なんとか逃れようと身を捩る。しかし光の帯はびくりとも揺るがず、僕の両腕は高く突き上げる形のまま、そして忌まわしき神の力を注ぎこませんと片足を高く上げ、固定していた。

――― 祝福を受けたハーフエルフ、そう、彼の名はアイザックだった..

 と僕は心の中で呟いた。
 その男がドレスを引き裂き、僕の身体を露わにする。指先が肌に触れると、その強い神聖力からか、焼けるような痛み伝わってきた。

 顔をしかめる。
 すると、その男は

「痛いか」

 と聞いてきた。

「見ればわかるだろう」

 と悪態をつき、唾を吹きかける。
 するとどうしたことだろう、

「そうか」

  とだけ言うと、彼は僕の頭を彼の股間まで押し下げた。

 目の前に、僕のものとは比べ物にならないほどの巨大な男根が起立している。
  魔の者である僕から見ても、それは美しいと感じる形をしていた。

 あまりの美しさにただ心を奪われて凝視していると、鼻をつままれ、口を開けさせられた。
 開いた口に、巨魁がねじ込まれる。

――― いっそ、嚙み切ってやろうか

 そう思ったが、あまりの大きさに顎に力が入らなかった。 入ったとしても、あの聖なる力に守られた男根をかみ切ることはできなかっただろう。

 舌の上をヌメリ気を帯びた巨魁が滑る。
 最初はゆっくりと、味わせるように。

 そして喉奥まで犯すよう、奥までじっくりと。
 これから僕の中を掻き乱すことを教え込むように。

 口腔内が蹂躙される間、スカートの中に侵入した光の帯は僕の亀頭を包み込み、また別の帯は指のような形をとり、膣の中をまさぐった。
 胸まで伸びてきたそれは、チロチロと乳首を立たせるように刺激する。

 初め焼けるような痛みを感じた接触は、次第に心地よい愛撫へと変わり、抵抗する意思を奪っていく。

 亀頭周りを帯が包み込み、膣内を挿抜するかのような快楽を刷り込む。
 股を割られ晒された膣口は、探索される刺激を自ら求めるように、愛蜜を垂らしながらヒクヒクと蠢いていた。

 長く細い舌のように光の帯が先端の形を変える。
 陰茎に巻き付くように扱いたかと思うと、付け根付近の入り口をなどるように這い蜜をすする。・・・僕の懇願を誘うように。

 気が付けば何本もの光の帯が、舌の形に変わっていた。
 足の指、膝の裏、腿の付け根、膣の際、菊門の皺、脇腹、鎖骨、脇、耳の淵、指先、首筋、そして乳首。
 何枚もの舌に体中を探られ、その快楽に身を捩る。

――― ヌルリ

 膣の入り口をなぞっていた舌が、掻き分けるように侵入を開始した。
 舌先は中で分かたれ、入り口の膣壁、子宮口とその奥まで刺激する。

「んぁっ!」

 快楽と圧迫感が混ざりあい、苦痛とは異なる声が喉奥から絞り出る。

 肉茎を扱かれ、その刺激に亀頭が膨れる。

 全身へ舌先がもたらす愛撫に身を反らすのと、
 包み込む光の帯の中で加えられた尿道口への刺激に、僕は精を放っていた。

 性を放った後も亀頭と膣内への、そして全身への愛撫は止まず、絶頂を迎えたばかりの敏感な身体は、快楽に翻弄される。

 そしてその余韻が覚めぬ内に、のどの奥に濃厚な精液が放たれた。
 あまりの量に、飲み切れぬ精子が鼻からも吹き出る。

「っつううう!!」

 聖なる力を纏ったその粘液は、僕の身体を内側から焼く。

 しかし、しばらくすると痛みが引く そして、精子と触れた箇所から、懐かしい感覚がよみがえる。 それは魔に落ちる前の感覚、忘れていた記憶。 罪に身を焦がし、魔獣へと変わり果てる前の僕の記憶。

「君のことを、僕は救おう」

 アイザックと名乗った彼はそれだけ言うと、燃えるよなキスをしてきた。

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週の終わり金曜日の、ちょっとエッチなファンタジー小説はいかがたか?

この章は触手がテーマです。
レイラとの探求の成果が出たようです。

よく、アニメとかで謎の光の帯が出てくることがありますよね。
あれは触手みたいなものだと解釈して、鑑賞することにしています。


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