(エロ小説)第4章 金色の街エルムハース 第12話
第12話 魔獣払い その3【濡れ場】
「あっ、だめ...ゆっくり、、、ゆっくり、して、、、」
口から出る言葉とは裏腹に、その奥深くで身体は疾風のような激しさを求めていた。それは波のように押し寄せ、細胞一つ一つを震えさせる。
肉棒が私の中で蠢き、敏感に反応する内壁に旋律を奏る。
少女の指が乳房を舐り、甘い歌声を被せる。
それはまるで美しい交響曲のようで、私の全てを巻き込んでいった。この感覚は未知でありながら、どこか心地よく、私の心はそれに身を任せ、感覚が溢れ出すことを求めた。
「ほんとにっ、だめ...」
そんな言葉が漏れ、しかし、本当にダメだなんてことはない。
心の中で何かが騒ぎ出す。
それは胸の奥から湧き上がるような激情だった。
肉体を突き動かし、もっと、もっと深く、そしてたくさんの愛をから受け取ることを求めていた。
それは私の内部から湧き上がる激しい欲望で、全てをふたりに捧げることでしか満たされない欲求だった。
触れる手、舌、そして巨大な存在が織りなす快感、目の前の少女から水魔法を纏った指先が引き出す興奮、そのすべてが私の全身を覆い、心の最深部まで届いた。
絶頂を迎える度、全身は弾けるような感覚に包まれ、心地良い疲労感と共に深淵へと落ちていく。
それはまるで、自我を失い、全てを彼に捧げてしまうような感覚で、その瞬間だけの世界に私は完全に溶け込んでいた。
「セリーナさん、、上手、、っ!」
弓なりにビクンッと身体を反らし、レイラが気を遣と、指先から内側に引き込むような締め付けが伝わってきた。儚くも美しいその姿を見つめつつ、巨根が送り込む快楽に飲まれてゆく。
子宮の入り口を押すようにしながらの射精。その度に身体の奥にぬくもりが広がり、魔の気配が祓われてゆくのがわかる。
「もっと、、もっと欲しいの、、、奥に、奥にあなたの精子をもっと注いでっ!!」
愛蜜と精子が混ざり合い、膣からあふれ出す。
そしてその中をかき分けるように、巨根は挿抜を開始する。
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彼らのリズム、動き、熱さが何度も私を頂点へと導いた。
まるで、全てが私の全てを満たすように。
そして、頂点に達するたび、私は新たな私を発見する。
その度に、感じる快感の深さが増し、もっと深く、もっと欲しくなる。
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アイザックを背に倒し、その上に跨る。
少しでも興奮してもらおうと、つながりが見えるよう彼の上で股を開く。
――― 顔が熱い。
自分がこんなことをするなんて信じられなかった。
「あなたたちの、、みんな、あなたたちの所為なの、、、
私、こんなにはしたい女じゃなんてないんだから、、、
み、見ちゃダメなのに、、、」
しかし、その言葉とは裏腹に、指先は自分の胸を揉みしだき、少しでも情欲を煽ろうと動き続ける。
しゃがみ込むような姿勢で自ら打ち付けるように腰を振り、快楽を感じてもらおうと、そして快楽を得ようと湿った音を響かせる。内壁がぞろりと蠢き、巨大さから少しでも快楽を搾り取ろうと締め付ける。
巨大な部分が私を満たし、その感触は我を忘れさせる。細身だが筋肉質な胸板に手を置き、親指の腹で彼の乳首を刺激する。硬くなったそれに、心が跳ねる。
心音を聞きたくなり、そのまま胸板に耳を寄せる。温かい胸の奥で、心臓は私と同じように高鳴っていた。
アイザックが腰を浮かせた。
挿入の角度が変わり、その心地よさに少し身を起こす。
すると彼は私の腰をしっかりとつかみ、高速なビストン運動で私を下から突き上げてきた。
あまりに強烈な刺激に、少し身を起そうと、彼の胸板に手をついた姿勢から動けなくなる。
「あ”っ、あ”あ”あ”あ”っ!」
止めてと言おうにも、言葉にならない。
喘ぎ声だけが口から洩れ出る。
下からの突き上げに開いた口の端から、涎が垂れ、アイザックの上に滴りおちる。
固定された腰に、逃げ場はない。
身体が浮くような強烈なストローク
着地の度、尖端が私を受け止めた。
――― 亀頭が私の中を搔き乱す。
――― 快楽に身体が反り返り、また失禁をする。
後ろに手をつき、だらりと太ももが左右に割れる。
突き上げられながら、幾度となく彼は私の深部に精を放ち、そのたびに私の中が温かさで溢れていく。
――― きっと私、今だらしない顔をしている、、、
でも、この快楽は嘘じゃない。身体が欲している。
ビストンの度、溢れ落ちる精子と男根がごぼごぼと音を立てる落ちる。
今朝の自分かこんなにも乱れた今のを見て、何を思うのだろうと考える。
しかし、その答えを探す余裕もなく、彼が突き上げるのをやめたとき、私はそのまま後ろに倒れこんだ。彼によって解放された瞬間、私の心は満足感とともに静寂に包まれた。
「さっきは気持ちよくさせてもらったから、、、
今度は私から気持ちよくさせてあげるね。」
愛液を纏い、微細に震える彼女の指先は、男根とはまだ異なる形をしていた。
先端が大きく流線形に膨らんだそれから愛液をたらしながら、少女はゆっくりと私の中を探っていった。
アイザックの巨根とはまた異なる快楽。
表面に据えられた微細な粒粒が、私の中の快楽のポイントをまた一つまた一つと開拓していく。
中を押され、ぬるめられ、震え、震わされ、まだこんな種類残されていたのかと感じるような、新しい扉が開いていく。
何度となく頂点へと達し、何度となくその快楽の淵から舞い上がる。
その度に全身が熱くなり、その度に新たな快感の波が私を襲った。
「アイザックのも、咥えてあげて。感じていることを伝えるように、舌を動かすの。」
彼らの動きと共に、その繰り返しは、まるで新たな世界へと私を導くかのようだった。そして、その度に、私は自分の中に新たな感情、新たな感覚、新たな自分自身を発見していった。
「も、もっと...ああ、あなた...あなたの...ああ...」
その言葉が口から溢れ、アイザックの熱が私の口腔内に溢れ出す。その存在感が私の全てを満たし、私は自分自身が浄化されていくのを感じた。
「すごい...もっと、もっと深く...ぁあんっ...」
彼が放った後も、彼の器は衰えず、その反対に大きく、硬くなっていった。
そしてその精が放たれるたびに、私は感度を増していき、レイラの指先がもたらす快楽に絡めとられてゆく。
――― これも、祝福の効果なの?
全ての感覚が増幅し、私の中で何かが目覚める。
「そんなにされたら...ぁあっ...」
舌先で彼の形状を感じる。膣の内壁を粒粒が刺激し続ける。
何度となく、彼の力が解放され、何度となく私は喜びとともに頂点に達した。
そのたびに私の心は新たな境地に達し、気がつけば私の身体は、夢で出会ったあの少女神と同じように、温かい光に包まれ、私は大きな幸せに包まれ、眠りについた。
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