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#読書感想文
読書㉒ 両利きの人材になるには、ハングリーになれ
両利きの経営とは既存事業をよりうまくやりつつ、並行して新規事業をいかに立ち上げるか。
上記は組織のトップがいつも頭を悩ませる課題です。
本書はこれができている企業をエクセレントな企業と定義し、リーダーシップや組織構築の観点でヒントを与えてくれるものです。
既存事業を磨く「オペレーションデベロップメント」のことを深化、新規事業を開発する「ビジネスデベロップメント」のことを探索と表現し、以下のよ
読書㉑ 知識をいかに保存し、わかりやすく伝えるか
先日、私は「記憶」に関する事業を行うスタートアップ経営者と話す機会がありました。
最初の印象は、暗記が得意になるくらいのものなのかと思っていたものの、ビジネスパーソンが取引先の人の顔と名前を覚えることができないという課題に対するtoBのソリューションや、年長者が記憶力や認知力が低下してしまうということに対する人類未踏領域のソリューションなど、かなりの可能性を秘めているのではないかと考えが変わりまし
読書⑳ Yahoo! JAPANのならずもの
ソフトバンクと米ヤフーの提携。
Yahoo!Japanの誕生と快進撃、株価1億円超え。
そしてモバイルシフトによる一時代の終わり。
「おかしいから採用」された「ならずもの」たちが、日本市場の歴史を作る。
私は未来に興味を持っているが、この時代のこの瞬間はまさに進行形の未来だった。
今やGDP4位となってしまった日本でも、まだ熱くておかしい仲間たちがどこかにいるはず。熱狂とは熱く狂うこと。命を
読書⑮ ものごとを分厚く考えるためのヒント
何となく頭で思っているだけでは本当に考えたことにならない。頭を絞って言語化してはじめて、思考が深まり、結果的に「あ、自分はこう考えて、こう解釈するのか」と知ることができる。
数理的に、科学者として観察することが一次元。
創造的に、アーティストとして観察することが二次元。
根源的に、哲学者として深掘りをすることで、三次元の思考に達する。
ロジカル思考、デザイン思考、その先のコンセプチュアル思考。
読書⑭ 上がれ!解像度
導入:優れた起業家
優れた起業家は、取り組んでいる領域のことに関して、明確かつ簡潔で分かりやすい説明ができます。
顧客が今困っていることを深く知っていて、顧客は週に何度その課題を体験し、解決のためにどんな競合製品を活用しており、どんな工夫や裏技をほどこして効果的に使っているのか、そのときの顧客の感情はどういったものかといった細かいところまで話せます。
また優れた起業家は、顧客についてだけでな
読書⑬ 前のめりに寝る、前向きに起きる
近頃、私の睡眠時間が伸びている。
体が睡眠を欲しているときには休むこといいことだが、どうも伸びた睡眠時間に対し体力が回復していないのである。
つまり、ただ日中の活動の持久力が落ちているだけのように感じるのです。
そこで今回は、
良い睡眠を取ることで、起きている時間をより良いものにするべく、いくつかの本を読みました。
まとめをアウトプットして実践していきます。
睡眠の質について考える「量より
読書⑫ 口ぐせは大事って話
話し方はその人の無意識に入り込み、身体の一部になって、のちのちの思想や行動も変えていく。
話し方は人生観をかたちづくり、そして人生観は行動を変えていく。
自分にとっての現実は、自分の頭でつくり出せるのである。
言葉はいつか現実に接続され、自分の頭のなかと、頭のそとにある物質の橋渡しになります。
しかし、「なんか」という言葉が口ぐせになっていると、思考も行動も「なんか」よくわからず、「確かな何
読書⑪ 人望が集まる人の考え方
本書は、人間関係における成功と幸福をもたらす技術を、小手先のテクニックではなく、人間の本性に対する深い理解に基づいて解説しているらしい。
「人望がとにかくある」という人はなかなか見つからなさそうであり、いくらでもほしいものです。私ももっとほしい。
「人望」とは様々なケースにおける振る舞いの総和であると本書を通じて学びました。「全ての人は自尊心を満たしたい」という前提で、相手に合わせて振る舞うの
読書⑩ 300万円ビジネスプロデュース侍
以下は慶應義塾大学ビジネス・スクール「ビジネスプロデュース論」の講義の要約です。
ビジネスプロデュース論
ビジネスプロデュースはビジネスの構想を作るところから始まる。
ここでは、自社の属する業界にとらわれず業界を超えた視野・発想を持つことが重要である。
構想ができれば次に戦略を構築する。
新しいビジネスは自社のビジネスの枠組みを超えたものも多いため仲間作りが必要になることが多く、構築した戦略
読書⑦ 歴史とは、未来への創造である
私は以前、司馬遼太郎記念館へ行った。
そこには平成元年、当時の卒業前最後の学期相当の小学生が使う教科書に掲載された司馬氏のメッセージが展示されている。
この一節は全体の冒頭に過ぎません。
文書のタイトルは『21世紀に生きる君たちへ』
平成元年、つまり20世紀末に書かれた、「未来についての話」なのです。
歴史は「亡くなった人が、昔にやったこと」ではないのです。私たち21世紀を生きる人間が、
読書⑥ 良いものにはコンセプトがある
株本事務所の運営哲学は職人の価値を高める仕事をすることです。
ここにおける職人とは、かたちのあるなしに関わらず「ものづくり」をする人たちです。
ものをつくる以上は、良いものをつくりたいはずです。
私もそうです。
では、なぜ良いものをつくりたいのでしょうか?
この問いかけから出発するのが、「コンセプト」なのです。
今回取り上げるのはこの本
一緒に、ものづくりを巡る「コンセプトワーク」の旅に
読書③ ハッカーと画家
起業家は美術館に行く的な話を何かで聞いたような気がします。
起業する前から美術館に行っていた私はきっと起業家になるべき人材だったんだと思いました。
一応、私の親友に、「起業家が美術館に行く傾向あるって聞くけど、確からしいデータあるの?」って聞いてみました。
なるほど。
まあその通りだなあと。クリエイティビティが目的で、それを得るための手段の一つとして、芸術が選ばれることがあるという話でしょう
読書② Amazonの如く合理的に優しく
私は、様々な企業のなかでAmazonが特に好きです。全企業中、最も多くの人に、「優しさ」を供給していると思っているからです。
安く、早くモノを買える。そこそこ最新の映画をいつでも観れる。
物質的な意味合いで、これまで一部の人にしか許されなかった体験の供給を実現してしまった企業です。
Amazon以前は、精神的・ホスピタリティ的な体験を供給することが「優しさ」とされていたように感じています。
そ