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面白い本たちを紹介していくコラム

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小説などの感想を書いていきます。 そしてweb小説を書いていく上で気付いたことを共有したいと思います。
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#小説

ゴブリンを甘く見るな「ゴブリンスレイヤー」の感想

Vol.10

本日は話題になったあの作品、蝸牛くもさんの【ゴブリンスレイヤー】を紹介したいと思います。

感想2018年にアニメ化された作品で、可愛いキャラたちの冒険にほんわかと心休まる視聴者たちにトラウマを植え付けた作品でしたね。
TRPG<テーブルトークRPG>をモチーフにしているところが見受けられる描写が数多くあり、主役とは程遠い村の冒険者が雑魚敵であるゴブリンをずっと倒し続けているという

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このライトノベルがすごい!一位【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】の感想

Vol.9

古宮九時さんの【Unnamed Memory 青き月の魔女と呪われし王】を紹介したいと思います。

感想このライトノベルがすごいで一位だった作品だったので読んでみましたが、独特の世界で確かに納得の一位でした。
どこかへ旅をする話ではなく、基本的に自国内で起きることを解決していく話で、魔女を愛する主人公の真っ直ぐな気持ちを感じられます。
自分はスーファミ時代のRPGを思い出して、ダーク

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【ようこそ実力至上主義の教室へ】の感想

Vol.8
ライトノベルの衣笠彰梧【ようこそ実力至上主義の教室へ】を紹介したいと思います。

感想アニメ化された作品で、序盤で放送も終わってから作品の評価も高いのでずっと読みたかったんですよね。
力を隠していた主人公がどんどん表舞台に立っていき、強敵たちを頭で出し抜く様は読んでいて爽快です。
主人公の彼女もめっちゃ可愛いです。
最初はそうでもなかったけど、どんどん主人公に落ちていく中での言動が可愛

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束縛をしてはならない「獣の奏者」感想

Vol.7
最近新しい本を読むように時代について行ってる気がしてきました。
本に限らず、音楽でも映画でも旬というものがある気がする。
それをしっかり追うことでやっと過去の作品に手を伸ばす余裕が出てくる。
毎年良い作品がたくさん出てくるので、その都度消化しないといつまで経っても追いつけない。
今だからこそ感じる感性があるはずだ。
さて、今日はかなり前の作品を紹介します。
上橋菜穂子さんの【獣の奏者】

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命を畏れよ「鹿の王」の感想

Vol.6
ファンタジー書いているといつも思ってしまうのが、名前が分からないけど、これって何と言うのだろう。
たとえばクワとか思い浮かべても、名前を知らなかったら検索するのも大変なんですよね。
城壁の素材は何だろう、服装はどうやって表現しよう。
読者に思い浮かばせるのってかなり難しいです。
しかしこの表現が神掛かっている作者がいます。
上橋菜穂子さん、そしてその全てが詰まった【鹿の王】を紹介したい

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルーの感想

Vol.5

FF14で重要アップデート情報があってました。
フリートライアルという本来有料のFF14が無料で出来るのですが、無料で出来るのがレベル35までだったのがレベル60までできるようになっていました。
今はレベル上げが簡単になっていますので結構すぐにレベル上げられますが、それでも100時間くらいは楽しめるのではないでしょうか。
是非ともまだやってない人はこの機会に始めてみてはどうでしょう。

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職人たちの生き様、【舟を編む】の感想

Vol.4

最近のジムの効果があったのか見栄えが良くなったジョセフィーヌです。
夏の暑さって毎年この時期にならないと実感しないですよね。
六月までは朝が涼しいから今年はいつもよりも涼しいかもと騙されております。
それに今年はこの時期でもマスクを付けているので、なんだか季節が曖昧に感じます。
ただこの時期に参っているといけません。
そんな時は人生をかけた人間たちの情熱で夏を圧倒しましょう。

本日

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「ドンコルレオーネ、まだこの本を読んでない人がいるらしいです」「なに? よし、教えてやれ」【逆ソクラテス】の感想

Vol.3

やっと梅雨が明けてくれたので洗濯物を干すのに天気予報を見なくなったジョセフィーヌです。
梅雨の時期の洗濯って大変ですよね。
乾燥機があれば楽でいいなと思っていたら、職場の人に洗濯物が伸びるか使えないと言われて驚きました。
万能の機械だと思っていたのにまさかそのような弱点があるなんて。
曾祖父さんから父親の代まで洗濯屋だったのに、全く洗濯について無知なのは笑える。
だがこれで終わっては

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好きな人と不幸になるという幸せ、本屋大賞一位「流浪の月」の感想

Vol.2

どうも可愛い可愛いジョセフィーヌです。
最近はPSO2やらジムで忙しくやっております。

やっぱり遊んだり体を動かすことは大事ですね。
高校でバドミントンしていたけど、社会人になってから数年離れただけでもう数キロ走るのもきついです。
ゲームもしばらく我慢していたけど、やっぱり遊ばないと人間的につまらなくなっている気がしています。
ゲーム始めてから面白くなったかは分かりませんがね。

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全てが伏線、この言葉の意味は最後まで読まないと分からない、このミステリーがすごい!一位【medium】の感想

Vol.1

どうもジョセフィーヌです。
今日は、相沢沙呼さんが書いたミステリー小説の「medium」の感想を伝えたいと思います。

おそらくこの作品が初めて読んだミステリー小説だと思います。
あまり本を読む方ではないので、好きなジャンルの本しか読まないのですが、最近は少しずつ気になっている本を大人買いして読んでみました。

まずこの本を選んだ理由ですが、
このミステリーがすごい! 2020年度で

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はじめに

どうもこんにちは裏ジョセフィーヌです。
これからは毎週コラムをやっていきたいと思います。
WEB小説を書いているので、勉強になったことや面白かった本の紹介など小説に役立ちそうなことを記録として作っていきたいと思います。
どうぞお付き合いください。