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デザイン思考の必要条件【Design 3.0 の道標】
これまで私は、デザイン思考(Design 2.0)のプロセスに則ってワークショップを設計し、ファシリテーションを幾度となく行ってきました。その中で得た気づきと反省がDesign 3.0 の入り口となりました。そのいくつかはデザイン思考について書かれた様々な文献で詳しく説明されていることがなかったりします。しかし、これがないとデザイン思考は効果を発揮しないため、デザイン思考の必要条件とも言うべきこと
もっとみる【Design 3.0 の道標】デザインってなんだ?
近いうちに記事を書こうと思うが、私は
【Design 1.0】を「カタチのデザイン」、
【Design 2.0】を「価値のデザイン」、
【Design 3.0】を「創造性のデザイン」と定義している。
Design 3.0について書く前に、【Design 3.0の道標】シリーズでは、そこに至るまでのデザイン論を解説していきたいと思う。
今回は、そもそもの大前提として「デザインとは」的なところを書
【Design 3.0 の道標】じゃあ、Design1.0、2.0、3.0は何なんだ!?
今回はいよいよDesign 3.0 / 創造性のデザインについて、書いてみたいと思う。
そもそもデザインの対象領域が広がっているのは皆さんご存じかと思う。
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そして私は、この図のさらに右側に新たな領域が控えていると思っている。
それが【Design 3.0】だ。
ここで私は
【Design 1.0】を「カタチ(有形)のデザイン」、
【Desig
【Design 3.0 の道標】VUCA時代における天才神話vs集団的創造性
私は
【Design 1.0】を「カタチのデザイン」、
【Design 2.0】を「価値のデザイン」、
【Design 3.0】を「創造性のデザイン」と定義している。
詳しくはこちらを参照してほしい。
【Design 3.0の道標】シリーズでは、そこに至るまでのデザイン論を解説していきたいと思う。
不確実性の時代さて、おそらく読者の皆さんは「VUCA時代」という言葉を聞いたことがあるだろう。V
深淵なる合意形成の世界【Design 3.0 の道標】
前回の記事では多様性/多様な視点の重要性について、マシュー・サイド著「多様性の科学」からポイントを引用してご紹介しました。
おそらく、多様性の大事さについてはご存じの方も多いと思いますし、取り組んでいる企業さんも多数いらっしゃるのではないかと思います。しかしながら、多様な視点の対になる概念を語られているソースを私はあまり見たことがありません。そして、これが Design 3.0 を形成するデザイ