見出し画像

盛り上がる授業参観2選

はじめに

 先日、授業参観がありました。私の学校では、1日の中で2,3,4時間目を出席番号順に分けています。1日2学年ずつの公開です。
 みなさんの学校はどうでしょうか?もう一斉公開していますでしょうか?3回分の授業を考えるのは中々大変です。今回実践した3つの授業のうち、2つを紹介したいと思います。ちなみに2年生です。



国語「カタカナの広場」

 結構実践されている方も多いと思います。私は先輩先生に教えていただきました。

授業の流れ

  • 「▢ー▢にカタカナを入れて言葉を作ります。何がありますか?」2~3人指名。

  • 「ノートに①~、②~と書いていきます。できるだけたくさん書きましょう。」(3分)

  • 何個かけたか3個から聞いていく。これでヒーローの子どもを作る。

  • 全員発表させる。被ってても良しとする。全て板書していく。「これに3個付け足せる人」「2個付け足せる人」「1個付け足せる人」と聞いていく。

  • ▢ー▢ーを板書して、「▢にカタカナを入れて言葉を作ります。①~、②~とノートに書きます。」(3分)

  • 一つでも書けた人は立たせて発表させる。板書していく。

  • ▢ー▢ー▢を板書して、発表させていく。(ここでは、ノートに書かせない。時間がかかるし、ダレてしまうから。)

  • ▢ー▢ー▢ーを板書して、発表させていく。(ノートには書かない。)

  • ▢ー▢ー▢ー▢を板書して、ノートに書かせる。(5分)

  • 「一つでもノートに書けたら持ってきなさい。」「おうちの人やお友だちと相談してもいいですよ。」(ここでおうちの人も巻き込む。)→発表させて板書する。

  • ▢ー▢ー▢ー▢ーを板書して、ノートに書かせる。(5分)

  • 「一つでもノートに書けたら持ってきなさい。」「おうちの人やお友だちと相談してもいいですよ。」→発表させて板書する。


この流れでいくとかなり盛り上がります。テンポが大事です。初めてでも上手くいきます。実践してみてください。




算数「筆算をつくろう」

 これは、クロムブックを使った実践になります。自分で考え、作ってみました。Googleジャムボードを活用しています。
 ○○+○○、○○ー○○、1○○ー(+)○○、答えが1○○になる筆算のパターンです。

準備

 まず、ジャムボードで▢を6個つくります。+(たす)、-(ひく)、―(わ)は、鉛筆機能で書いておきます。テキスト機能で文を打ち込みます。(文は、下の画像を参照)
 次に、背景としてpdf化して、背景設定します。背景として挿入すると勝手に動かなくなるので、それが確認できたら動かせる部分は全部消します。
 そして、付箋機能で数字カード(1~9)を作ります。これは動かせるようにしておくのでpdf化しなくて大丈夫です。
 最後に1枚だけだと消さなくてはいけなくなるので、作った1ページ目をコピーして10枚ぐらい作っておきます。
 これを、パターンごとに作っておきましょう。分かりにくくてすいません。

授業の流れ

  • めあての板書

  • 12+34の筆算をジャムボードで提示して、考えさせる。

「できない」という声が出てきます。なぜなら4の数字カードが2枚ないからです。

  • 「どうすれば筆算が作れると思う?」(考えさせます。)

  • ジャムボードを使って、たし算の筆算を作っていきます。(4分)→発表させる。

  • ジャムボードを使って、ひき算の筆算を作っていきます。(5分)→発表させる。

ひき算は自信がない人がいるので、歩き回って友だちと確認させます。(これで自信をつけさせます。クロムブックをタブレットにして持ち歩きます。)

  • 百の位に1があるパターンの筆算を作らせていきます(6分)。歩き回って友だちと確認させてから発表させます。

  • ふりかえりをノートに書かせます。

 振り返りまでは、パソコンを使っているので、その興奮もあってか盛り上がります。ですが、最後は落ち着いて授業を終わらせたいので、振り返りを書かせて終わらせます。
 これで、ICTを活用しているアピールにもなりますし、あまり書くのが得意ではない子や集中できない子も熱中するのでお勧めです。
 


最後に

 これで、2時間分はすぐに準備できました。保護者の方もあまりICTを活用した授業を見ていないので新鮮さを感じてくれたそうです。
 算数の授業実践は、文章で書くと難しいなと実感しました。すごく分かりにくいと思いますが、申し訳ございません。ちょっとした参考程度に見ていただければと思います。
 ここまでお付き合いいただきありがとうございます。ちょっとでも参考になったらスキをポチっと押していただけたら今後も書く意欲につながります。よろしくお願いします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?