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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
これ、めちゃくちゃ面白くてためになる本です。
イギリスは階級社会であり、人種のるつぼ(という言い方さ最近しないが)であり、多様性がある。移民たちの方がよそ者で窮屈な暮らしをしているかといえば、そうでもない。
イギリス出身の白人が固まって住んでいる労働者階級は貧しく、保守的で閉鎖的。対して、多様な人種が集まる地区はミドルクラス(日本人が考える中流よりは、年収が高くアッパーだと思われる)スクールの方が
映画「きみたちはどう生きるか?」
世間の評価とは裏腹に、かなりよかった!
宮崎駿という人は元来こういう作品をやりたかったのだろう思わされる。
風の谷のナウシカはSF色の強いアニメージュに連載されていた。
そもそも70年代、80年代のSFには今振り返ると哀愁が漂うレトロさがある。レトロフューチャーというやつだ。
SFというジャンルが屹立していた時期でもあった。
「2001年宇宙の旅」で描かれる未来(今となっては20年以上前の、過去
2年3ヶ月の東京生活で気づいたこと part1
東京転勤が終わり、7月から関西へ戻っている。特に強い希望もなく東京で働き出した2年3ヶ月前。コロナ真っ只中、緊急事態宣言やマンボウの合間に引っ越してきた。しばらくすると、すぐにマンボウが発令されたが、そんな時期だった。
今年に入り、かなり外出に制約がなくなり、また会食の機会も増え、多くの方々と交流できた。
この2年3ヶ月で何を経験し、どう感じて考えたのか。備忘のため記していこうと思う。
東京の地
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
ややもすると、SF映画の一作で埋もれてしまうところをアカデミーで複数の賞を受賞したことで、特別な作品となった。
映像表現は本作でまた一つ上のステージへ押し上げられた。このレベルは文字を並べた脚本で表現することは不可能だ。
冒頭から、話の展開の斬新さに圧倒されるが、よく考えると、とある家族の再生の物語である。
バースとはユニバース、宇宙のことで、マルチバース、つまり複数の宇宙が存在する設定だ。
タウンミーティング初参加
住んでいる地域のタウンミーティングに参加した。
給食無償化に賛成か反対か。
家計負担の軽減という観点からは賛成。
反対の立場はどうか。
憲法で謳われている義務教育は無償で行われるということから考えれば、給食は教育の一環であり、無償化してよくて、さらにそれは地方自治体ではなく国がやるべきという議論ポイントがある。
韓国ではここ20年で社会運動に発展し、給食無償化を掲げた政治家が当選するなども
ジェーン・ドウの解剖
ホラー映画。B級感があり、とてもいい。
死体安置所が舞台。
いつも薄暗い安置所、解剖を行う親子。
現実離れしていて面白い。
きれいすぎる女性の遺体を解剖するにつれて謎が解けていく展開に引き込まれていく。
次々に起こるホラーはテンポが素晴らしい。
おすすめです。