【本】「ザ・コーチ」-自分のキーワードを知る-#66
こんにちは。
今回は、谷口貴彦著書「ザ・コーチ」を読んで学んだことを書きます。
友人におすすめしてもらい、文庫本で1時間ほどで読み切ることができました。メインとなる2人の登場人物の会話から、自分自身の「目的」と「どんな言葉(キーワード)」が自分にしっくりくるのかというのが学ぶことができました。
「目的」と「ゴール」と「目標」
作中でも出てくるのですが、「目標」という言葉1つとっても人によって受け取り方や解釈に違いがあります。また、言葉が変わることで、同じ意味・解釈で受け取っていることもあると思います。言葉の意味を辞書で引くというシーンがあるのですが、普段何気なく使っている言葉を調べてみることで自分の解釈との違いがあることを知るきっかけになって面白いかもしれません。
作中で主人公が学んだように、「目的」「ゴール」「目標」の意味と違いを理解し、この3つを全部を明確にすることで単体ではなく、3つ全部が繋がり自分の中で腑に落とすことができるのだと学びました。
また、この3つを明確にして設定すると心のブレーキを踏むこともあるというのが学びでした。
設定した目的、ゴール、目標が大きければ大きいほど同じくらいブレーキをかける心の不安も大きくなるそうです。そういう時は、達成までのステップを細かくして、ハードルを下げることも必要なようです。
自分にとって響く言葉
学んだことの2つ目に、人によって目的、ゴール、目標の設定の仕方を変えることでより有効なものになる、ということです。
自分の使う言葉によって思考したり、感じたりしています。ということは、夢やゴールや目標を表す言葉しだいで、感じ方が変わってくるということになります。
自分の価値観に沿った言葉で表した夢やゴールは、潜在意識が喜ぶのでモチベーションが上がります。
と作中で出てきました。
例えば、「夢を叶える」と「夢を達成する」は同義語ですが、人によっては「夢を叶える」と聞いてしっくりくる人もいれば、「夢を達成する」と聞いてしっくり人もいるそうです。
作中で124個の「価値観を知るための言葉リスト」と45個の「行動のスイッチが入る言葉」が紹介されているので、自分の価値観と行動のスイッチが入る言葉を知る言葉は何か気になる方は、「ザ・ノート」でぜひ確認してみてください。「価値観」の言葉と「行動」の言葉を組み合わせて、「目的」「ゴール」「目標」を明確にして書き出しました。
明確は力なり!
枡田泰明
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