イルミナオゲリータ
「星の王子様」の朗読です♡
いまやっとわかった わたしは不安のかたまりだった。 わたしの成分は不安100%で。 わたしがわたしであることが不安で。 今日をちゃんとやりとげられるかが不安で。 人とし…
わたしはずーっと 人を愛してはいけないと思ってたみたいだ。 わたしに愛されても迷惑だって わたしに好きって言われても困るって だって、わたしだよ!?一緒にいるだけ…
暗闇の底で ただひたすら 悲しくて 悲しくて 悲しくて 悲しくて どうしようもなく 苦しくて 苦しくて 苦しくて 苦しくて なにがわたしをそうさせるのかわからないまま …
最近、ああ老けたなぁと思わずにはいられないような人とよく出会う。そんなときは決まって、なぜか、見てはいけないものを見てしまったような申し訳ない気持ちになる。かわ…
同窓会の写真が送られてきた。 わたしは出席していない。同窓会の話が来たとき、わたしは立ち直るのに必死で、新しい自分を作り上げるのに夢中で、自分だけに集中したかっ…
よしもとばなな著「キッチン」朗読 静かな時間のおともにどうぞ
また「それ」がやってきた。 繰り返されるということは、わたしが克服すべき課題だからだ、ときづいたのは最近だ。それまでは、どんなときも「それ」にならないように、常…
感情がどすんどすんと身体中を踏みつけにし、その激しさに思わずうずくまる。聖母のようにあらゆるものに感謝をささげた瞬間、ヒステリーが稼動し、すべてをめちゃくちゃに…
星の王子さまの朗読だよ💖
夜が好きだ。陽が落ちて、あたりが静寂に満ちる。聞こえるのは、励ますように鳴く虫の声だけ。心が揺れだすのを感じる。 ずっと、朝が好きだと思い込んできた。太陽のよう…
ぼくはキミに何を伝えられるだろうか。愛しきキミへ。 言葉はあまりに不完全すぎて。ぼくが放つ言葉が同じようにキミを震わせるとは限らない。きっとそれは、まったく違…
Apple musicを開いて「あなたにおすすめ」の音楽をシャッフル再生する。緊張を抱えながら、本を読む気力もなく、ただバスの車窓を眺める。わたしの瞳は何もとらえることは…
この世は宝石だ。すべてがキラキラに輝いて、それはあまりにまぶしくて、美しすぎて、わたしの瞳孔には刺激が強すぎて、涙が出る。目の前の景色を信じることができない。こ…
その声を聞いてひとはどんなわたしを想像するのだろう まだ見ぬわたしのそのすがた 想像するひとの数だけわたしがいて わたしだけどわたしじゃないわたし わたしじゃな…
息をつめ、ドアを閉める。 深いため息。 甘い風がわたしをなであげる。 大切な儀式。 すべての仮面を削ぎ落とし わたしはわたしにもどる そこは永遠への入り口。 い…
2019年10月24日 00:21
いまやっとわかったわたしは不安のかたまりだった。わたしの成分は不安100%で。わたしがわたしであることが不安で。今日をちゃんとやりとげられるかが不安で。人として。大人として。だから、誰かに言ってほしくて。だから、誰かに認めてほしくて。わたしがわたしで大丈夫だって。わたしには価値があるって。わたしは生きてていいんだって。誰かに言われたくて。ただ確認したくて。エンジ
2019年3月21日 03:09
わたしはずーっと人を愛してはいけないと思ってたみたいだ。わたしに愛されても迷惑だってわたしに好きって言われても困るってだって、わたしだよ!?一緒にいるだけで恥ずかしいよね.....って思ってた......みたいだ。気づかないうちにわたしはわたしをケダモノ扱いしてた。人を愛する資格などないと。アホやいつか誰かに言われたのかもしれない。お前なんか迷惑なんだっていつか誰かに
2019年3月19日 19:06
暗闇の底でただひたすら悲しくて悲しくて悲しくて悲しくてどうしようもなく苦しくて苦しくて苦しくて苦しくてなにがわたしをそうさせるのかわからないまま混乱した頭をなんとかしようとふと後ろを振り向くと濃紺の夜どこからか差し込む光が柔らかく漆黒から濃紺にほおずりする闇がこんなに優しかったとは久しぶりにきたこの場所心が泣き出す悲しくて悲しくて悲しくて
2019年3月10日 22:26
最近、ああ老けたなぁと思わずにはいられないような人とよく出会う。そんなときは決まって、なぜか、見てはいけないものを見てしまったような申し訳ない気持ちになる。かわいそうだと、哀れに思ってしまう。(そんな機会が増えたのは、ぼくがとしをとった証拠とも言えるかもしれない。) でも、本人は全く気にしてない様子なのだ。失礼ながら、もし、ぼくなら人前に出られないかもと思う。しわくちゃな手。ぼさぼさな髪
2018年12月31日 14:10
2018年10月30日 20:41
同窓会の写真が送られてきた。わたしは出席していない。同窓会の話が来たとき、わたしは立ち直るのに必死で、新しい自分を作り上げるのに夢中で、自分だけに集中したかったから。外の世界に掻き回されたくないと思ったから。そんな、いろんな気持ちを抱えた激しい夏が過ぎ、ひっそりと寂しげな秋がやってきて、状況はずいぶん悪化しているように見える。突然暴力的に、何にもない自分に気づいてしまったから。空っぽの自分
2018年10月30日 02:39
キッチン~1~
よしもとばなな著「キッチン」朗読静かな時間のおともにどうぞ
2018年10月29日 17:29
また「それ」がやってきた。繰り返されるということは、わたしが克服すべき課題だからだ、ときづいたのは最近だ。それまでは、どんなときも「それ」にならないように、常に心がけ、気をつけてきた。「それ」が私の頭から離れることはなく、たまに道を踏み外しそうになっても、気を取り直し「それ」の回避に努めていた。そうすることが当たり前だったけど、今思えば、どこかに苦しさを抱えていたのだろう。いつのまにか、「それ
2018年9月18日 05:07
感情がどすんどすんと身体中を踏みつけにし、その激しさに思わずうずくまる。聖母のようにあらゆるものに感謝をささげた瞬間、ヒステリーが稼動し、すべてをめちゃくちゃに破壊したくなる。しかし実際は、泣くことも怒ることも中途半端で、ふがいなさだけが心に積もる。ついていけない。わたしに、全くついていけない。いままで抑えていたものが一気に噴出しているのだ。怒り、悲しみ、感じてはいけないと思っていた、あらゆる
2018年9月17日 04:15
星の王子さま④
2018年9月16日 19:06
夜が好きだ。陽が落ちて、あたりが静寂に満ちる。聞こえるのは、励ますように鳴く虫の声だけ。心が揺れだすのを感じる。ずっと、朝が好きだと思い込んできた。太陽のように生きなければと思っていたから。世界を明るく照らす太陽のように、人々のくしゃくしゃな笑顔を思わせる太陽のように。もちろん、朝は好きだ。何もかもが真っ白で、何もかもがまぶしく、何もかもが新しく、すべてに希望が満ちた朝。それでもわたし
2018年9月16日 12:40
ぼくはキミに何を伝えられるだろうか。愛しきキミへ。 言葉はあまりに不完全すぎて。ぼくが放つ言葉が同じようにキミを震わせるとは限らない。きっとそれは、まったく違った波動を放つ。でもその不完全性こそがこの世のすべて。 最近ぼくは泣いてばかりいる。 なにかを気づかせるような鳥の声が、優しく撫でる風が、果てしなく青い空が、静かな雨が、激しくぼくの全身を射抜き、その美しさを表現するすべを持たない
2018年9月16日 00:59
Apple musicを開いて「あなたにおすすめ」の音楽をシャッフル再生する。緊張を抱えながら、本を読む気力もなく、ただバスの車窓を眺める。わたしの瞳は何もとらえることはない。すべてがなにを主張することもなく、ただ後ろに過ぎ去っていく。何かがカチッとわたしの心に引っかかり、脳みそをぐちゃぐちゃにかき回す。その不安定なメロディが激しくわたしの心を揺らし、壁をガラガラと破壊し、洪水を起こす。激流に
2018年9月14日 20:28
この世は宝石だ。すべてがキラキラに輝いて、それはあまりにまぶしくて、美しすぎて、わたしの瞳孔には刺激が強すぎて、涙が出る。目の前の景色を信じることができない。この景色を永遠につなぎとめられたらと願う。そんなことはできないと知っているし、本当にそうしたいわけでもない。深い深い闇こそが、この宝石の美しさを真実にする。深遠な闇こそが宝石をこの世につなぎとめる鍵だ。本当の闇に包まれたとき、その
2018年9月14日 03:52
その声を聞いてひとはどんなわたしを想像するのだろうまだ見ぬわたしのそのすがた想像するひとの数だけわたしがいてわたしだけどわたしじゃないわたしわたしじゃないけどわたしであるわたしいろんなわたしがいていろんなわたしこそがその世界のすべてである静かな雨が好きだうるらうるらとわたしの心をかきまぜる静かな雨わたしのトモダチ
2018年9月14日 03:34
息をつめ、ドアを閉める。深いため息。甘い風がわたしをなであげる。大切な儀式。すべての仮面を削ぎ落としわたしはわたしにもどるそこは永遠への入り口。いたるところに限界があり、どこにも限界はない。すべてを見渡しわたしはそこにたたずむ。なにものもわたしの瞳を反射することはできずなにものもわたしの鼓膜をふるわすことはできないかすかな甘いにおいを頼りにゼロか