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スカイランタン:CO2・ゴミ・土地の有効活用。これからは、文化も風習も、サステナブルに守っていく。(CASE: 77/100)

▲「スカイランタン」とサステナビリティ

「コムローイ祭り」をご存知でしょうか?タイ、チェンマイで大人気のお祭りで、タイ王国全土で陰暦12月の満月の日を中心に開催されます。参加者は、それぞれの願いをランタンに込めて、気球のように燃料に火をつけて、空に打ち上げます。「世界で最も美しいお祭り」として、メディアでも度々取り上げられています。ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」の1シーンのモデルであり、Prime Videoの「バチェロレッテ2」でも撮影に使用されていました。

しかし、タイでは、コムローイ祭りに関するいくつかの問題も報告されています。その中でも最も深刻とされているのが、飛行機への影響です。ランタンは上空4000メートルの高さまで上がり、飛行機の安全を脅かす可能性があると言われており、フライトが欠航になることもあります。それに対しパイロットは「文化・風習は大事だが、時代のルールに則って行うべきだ」と投稿しています。

近年、日本でもこの祭りを真似たLEDスカイランタンのお祭りが行われています。日本で行われるお祭りは、タイのお祭りと比べ、CO2排出量削減、ゴミ削減、土地の有効活用の3点でサステナブルです。

まず、燃料の代わりに、LEDライトとヘリウムガスの入った風船を使用しており、大幅なCO2排出量削減効果があります。
次に、糸のついた風船を使用しているため、お祭り後に回収され、ゴミの排出量削減に貢献されます。さらにLEDライトも回収され、リユースされます。
最後に、会場には営業時間外の夜の京都のお寺が使用されました。コロナ禍で収入減の大打撃を受けている業界に、エクストラな収入が入るWin-Winなビジネスモデルでした。

先日、私は京都の世界遺産仁和寺でこのお祭りに参加しました。普段入ることのできない夜のお寺の敷地内でのイベントは、とても幻想的な世界が広がっていました。会場では、アーティストの演奏等でリラックスすることができ、日々の疲れを癒すことができました。東京のイベントは終了してしまいましたが、神戸、京都でのイベントが8月に開催されるので、皆さんもサステナブルなお祭りに行ってみてはどうでしょうか。

▲参照資料

▲キュレーション企画について

イノベーション事例についてi.labがテーマにそって優れた事例のキュレーションを行い、紹介と解説を行います。

2022年のテーマは「サステナビリティ」です。

▲今回のキュレーション担当者

i.labインターン 大塚 将真

▲i.labについて

i.labは、東京大学i.school ディレクター陣によって2011年に創業されたイノベーショ ン創出・実現のためのイノベーション ・デザインファームです。東京大学i.school(2017年4 月 より一般社団法人i.school)が世界中のイノベーション教育機関や専門機関の知見を研究しながら独自進化させてきた理論知と、i.labが産業界で磨いてきた実践知の両輪で、企業向けにイノベーションのためのプロジェクトを企画·運営しています。

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