ικα
読んだ本のレビュー(書評)をまとめています。雑多な書棚ですが、興味があればどうぞ!※注意🚨紹介している本を一度読んでから開くのをオススメします。限りなくネタバレに近いので笑笑
ありふれた時を求めて。そんな日常綴りです
人生や社会についての薄味論考。酒の肴に
はじめに みなさん、こんにちは! 今回note初投稿なので、軽く自己紹介させてください! 私の名前はικαと言います。 生まれは福岡。埼玉住まいですが、今の仕事先が…
①紹介 哲学者プラトンによる『国家』(上巻、藤沢令夫訳、岩波文庫、2008年)を紹介します。前回読んだ『饗宴』に引き続き、彼の亡き師ソクラテスが主人公として登場。「…
①紹介 仏教学者の鈴木大拙による『禅と日本文化』(北川桃雄訳、岩波新書、1964年)を紹介します。本書は鈴木が海外に仏教を紹介するために英語で著されました。私たちの…
①紹介 ノンフィクション作家の堀川惠子氏による『教誨師』(講談社文庫、2018年)を紹介します。著者自らが浄土真宗の僧・渡邉普相に取材した本書は、50年にわたり教誨師…
①紹介 ドイツの精神分析学者エーリッヒ・フロムによる『愛するということ』(鈴木晶訳、紀伊国屋書店、2020年)を紹介します。「愛」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか…
①紹介 哲学者の西田幾多郎による『善の研究』(岩波文庫、2012年)を紹介します。東洋と西洋。双方の哲学の影響を多分に受けつつ、それらを見事に日本思想に組み入れた西…
①紹介 ノンフィクション作家の柳田邦男氏による『犠牲-わが息子・脳死の11日』(文春文庫、1999年)を紹介します。ある夏の日、心を病んだ次男が自死を図り緊急搬送。そ…
①紹介 哲学者プラトンの『饗宴』(久保勉訳、岩波文庫、1965年)を紹介します。愛(エロス)とは何か?誰もが抱きそうな疑問から始まった曲者揃いの酒気帯びディスカッシ…
①紹介 哲学者の三木清による『人生論ノート』(新潮文庫、2011年)を紹介します。本書は23の章で構成されており、中には生きるうえでの困難や生きづらさを打ち砕いてくれ…
2023年12月22日 23:55
はじめにみなさん、こんにちは!今回note初投稿なので、軽く自己紹介させてください!私の名前はικαと言います。生まれは福岡。埼玉住まいですが、今の仕事先が都内で、休日に遊びに行く場所もたいてい都内なので、もう「東京住まい」ってことにしたいと密かに思っています笑。●経歴●ミッションスクールとして名高い某大学の神学部に入る前、ひょんなことからプロテスタントの教会に通い始め、主
2024年7月8日 22:49
①紹介哲学者プラトンによる『国家』(上巻、藤沢令夫訳、岩波文庫、2008年)を紹介します。前回読んだ『饗宴』に引き続き、彼の亡き師ソクラテスが主人公として登場。「正義」とは何か。師の口を借りてプラトンはそれを為政者に求められる資質とし、哲学を修めた者による政治の実現を説きましたが、それには疑問の余地があります。 ②考察● 「われわれが国家を建設するにあたって目標としているのは、(略)
2024年7月7日 21:57
福岡は酷暑続きでたまりまへん…🥵きょう静岡市では今年初となる40度超えを観測したとか。福岡も負けず劣らずの暑さ。こんな日は家から一歩も出ず、冷凍庫の中からアイスを取り出して食べちゃいましょう笑🧊なあに、遠慮は一切いりません。ダラダラするのも大事です。明日の仕事のために体力温存を〜
2024年7月4日 23:33
①紹介仏教学者の鈴木大拙による『禅と日本文化』(北川桃雄訳、岩波新書、1964年)を紹介します。本書は鈴木が海外に仏教を紹介するために英語で著されました。私たちの日々の生活の中に宿っている禅の精神。それが日本文化に及ぼす影響は計り知れません。 ②考察● 「禅の教義は、形態を超越して精神を把握することなのであるが、それは、われわれに自分たちの住む世界は特殊諸形態の世界である事実、精神は
2024年7月3日 23:00
「緊張する」と言うと、本当に緊張してしまい、焦って言葉が出なくなるものだと最近になって気づきました。面接やプレゼンの直前に誰かに「緊張してる?」と言われても「緊張してませんよ」と応えるのが良いと思うのです。どこでも「緊張する」が恒例の挨拶みたいになっているのはちょっと違和感😅💦
2024年6月30日 20:09
①紹介ノンフィクション作家の堀川惠子氏による『教誨師』(講談社文庫、2018年)を紹介します。著者自らが浄土真宗の僧・渡邉普相に取材した本書は、50年にわたり教誨師として彼が死刑囚たちと重ねた対話と告白。生を説きながら、罪人を死へと導かなければならない矛盾がここに。死刑の裏側を炙り出す衝撃の一冊です。 ②考察● 「最初から、法の決まりの中でわれわれ教誨師になっているわけですから。拘置
2024年6月29日 16:07
今月の終わりにゼンタングルを一枚、カラスを描いてみました🐦⬛これを見てカラス以外の鳥の名が挙がったら、それはきっと私の技量不足でしょう😖💦こんなのが公園や街中にいたらゾッとしますよね。何か良からぬことが起こるのか!?これはその『予兆』なのかもしれません。眼が欠落している。まさか……
2024年6月27日 23:14
①紹介ドイツの精神分析学者エーリッヒ・フロムによる『愛するということ』(鈴木晶訳、紀伊国屋書店、2020年)を紹介します。「愛」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。恋愛指南書をお探しなら他を当たるのが良いかもしれません。技術としての愛を説く世界的ベストセラーの古典が改訳・新装版として現代に甦ります。 ②考察● 「愛は技術である」➢ 本書の内容はこれを前提とし、これを結論としている。
2024年6月25日 21:22
来月から今より忙しくなるのでnoteでの投稿頻度がガクッと下がるかもしれません。私自身それが楽しく感じるから本当はいつものペースを保ちたいけれども、どうも難しいようです😓これから半年くらいはそうなると思います。それに伴い、読む本の冊数も少し減らさなければ。優先事項には逆らえない😂
2024年6月24日 22:03
①紹介哲学者の西田幾多郎による『善の研究』(岩波文庫、2012年)を紹介します。東洋と西洋。双方の哲学の影響を多分に受けつつ、それらを見事に日本思想に組み入れた西田の語る「善」とは何か。その根底に、通常の経験を超えた「純粋経験」を見出すことができるでしょう。 ②考察● 「自己の意識状態を直下に経験した時、未だ主もなく客もない、知識とその対象とが全く合一して居る。これが経験の最醇なる者
2024年6月23日 21:14
今日は大雨の中、マリンワールドへ行きました🐬一度館内に入ってしまえば、外の天気がどれだけ荒れていようと関係ありませんからね笑😉ここの目玉は何といってもサメ🦈中でもシロワニかもしれません!何だろう……野生下では凶暴であっても、水槽の中を優雅にのろのろ泳ぐ様子はカワイイもんですね〜笑
2024年6月22日 21:48
①紹介ノンフィクション作家の柳田邦男氏による『犠牲-わが息子・脳死の11日』(文春文庫、1999年)を紹介します。ある夏の日、心を病んだ次男が自死を図り緊急搬送。その後に判定された脳死という現実。本当の死が訪れるまでの数日間、残された家族が葛藤と苦悩の末に選んだ答えとは。逝く息子と彼を見守る父による魂の記録です。 ②考察● 「もちろん脳死患者だからといって放置するのではなく、私たちは
2024年6月22日 21:32
梅雨真っ只中の福岡。今年の梅雨入りは6月17日(月)ですが、今日は本降り☔️洪水かって言うくらいの降水量でした💦とにかく蒸し暑い!ジメジメしていて不快指数はMAXでしょう。今日は家から一歩も出ず部屋で絵画と読書に耽っていました〜明日も雨みたいですが、曇りに落ち着いたら外出しようかな
2024年6月20日 23:41
①紹介哲学者プラトンの『饗宴』(久保勉訳、岩波文庫、1965年)を紹介します。愛(エロス)とは何か?誰もが抱きそうな疑問から始まった曲者揃いの酒気帯びディスカッション!最後の話し手ソクラテスは何を語るのか。これより開宴です。②考察● 「愛すべきものとは真に美しく、きゃしゃで、完全で至福な者です」➢ 有象無象の論客5人による戯言を聞き終え、口を開いたソクラテス。ここで彼は以前会った女性
2024年6月20日 23:20
もし悩みごとを抱えていて、周りに話し相手が見つからないときはぬいぐるみに話せばイイよと母が言っていたのを思い出し、今さっき茶色のミッフィーに話しかけた私です。これは家族や友人に言ってもイイのかな……?タイミングが見つからなくて凹みます💦もう少しの間だけ心の奥に秘めておこうかな🥰💓
2024年6月18日 20:52
①紹介哲学者の三木清による『人生論ノート』(新潮文庫、2011年)を紹介します。本書は23の章で構成されており、中には生きるうえでの困難や生きづらさを打ち砕いてくれる言葉が多々あるかもしれません。どこから読むかはあなた次第。最初に選んだものが、あなたの求めている答えでありますように。②考察● 「幸福について考えることはすでに一つの、恐らく最大の、不幸の兆しであるといわれるかも知れない」