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Vol7 移住先はどうして決める??

全国におよそ1700もある自治体。その中から、「どのようにして移住地を決めたら良いのか?」について話します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2000組以上の移住相談対応から、
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1⃣ 1700分の1は大変です



全国にはおよそ1700もの自治体があります。
たくさんの自治体のなかから、どうして決めたららいいのでしょうか。

移住先を探すのはとても楽しいですが、疲れるものでもあります。
そして移住先をなかなか決められずにいる人がたくさんがいます。

2⃣ 移住先を決められない人

1.移住の目標がはっきりしない人
  例えば、漁業を始めたい人であれば、漁業が盛んな地域になります。
  ミカン栽培をしたいのであれば、ある程度南国になりますよね。
  また、スキーが趣味の人は、雪国になります。

2.自治体の助成金を気にする人
  自治体の助成金制度ばかり気にする人がいます。
  助成金制度で自治体を比較する人。
  この人は、移住そのものができないですね。
  そもそも、助成金ありきで移住する人は、失敗する人も多いです。
  助成金は一時的なものですし、年度が変わると助成金の中身も変わる
  ことがありがちです。

3.自然災害を気にする人
  確かに地震は怖いです。
  最近は、南海トラフと被害予想などを聞く人がいます。
  それを聞かれても答えようがありません。
  それ以外にも、台風、洪水、大雪、土砂崩れ、津波、黄砂、火山・・・
  取り上げたらきりがありません。
  これらを気にしていると、移住地などは決まらなくなります。 

3⃣ 移住先の決定要因

以下の表は、総務省自治行政局過疎対策室・財団法人過疎地域問題調査会 
「交流居住のススメ」の一部抜粋したものです。 

1位の風土とは、その町に「暮らしたい」と思えるかどうかが大切となります。
きれいな景色や、おいしいレストラン、まして助成金などよりも、大切なことは、その町に足を運び、「暮らしたい」と思えるかどうかです。
そう、インスピレーションを大切にして欲しいです。

2位の受け入れに熱心な地域かどうか?
あなたが知らない土地に移住をしたとき、一番の知り合いは自治体の担当職員になるかもしれません。
そう、その職員のサポートにどれだけ期待が持てるのかが重要です。
決して、助成金等が充実しているではありません。

3位の住まい。
移住時に必ず必要なものが住まい選びです。
新築ならばどの建設会社に依頼をするのか?中古住宅ならばどの工務店に依頼をするのか?
知らない土地では業者の名前もわかりません。
もちろん、その地域にあった建築がありますので、できるだけ地元の事業者を選択することが望まれます。
それに、地元の業者だと、地域とのつながりができますし、その後のサポートも期待が持てるからです。

4⃣ TOP画像について

最後に、私のおススメ田舎紹介

岐阜県郡上八幡市

名古屋からも1時間で行ける郡上八幡は、岐阜県のほぼ真ん中。
400年以上の歴史を持つ夏の郡上おどりは必見です。
朝まで踊り明かす徹夜おどりは圧巻ですね。
そして、一番の魅力は、町並の通り流れるたくさんの用水路。
どこを歩いていても涼やかな水音が聞こえてくる、とても落ち着く素敵な町です。

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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。