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Vol73 2024住みたい田舎ベストランキング 「移住者の割合が多い自治体」編 

移住を希望する人にとって、移住地探しは楽しい一方で、とても大変な作業です。
そこで、良く目にするのが「移住地の人気ランキング」です。
今回は移住者の多い自治体ランキングをご紹介します。

こんにちは、移住専門FP「移住プランナー」の仲西といいます。
ここでは、これまでの17年間の活動、2500組以上の移住相談対応から
皆さんに役立つ情報を書いています。
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1⃣ 「住みたい田舎ベストランキング」とは


移住を希望する人にとって、移住地探しの最良の手引きとして人気なのが、「田舎暮らしの本」(株式会社宝島社)と呼ばれる月刊誌です。

この「田舎暮らしの本」が毎年2月号に掲載される人気企画が「住みたい田舎ベストランキング」の発表です。
「移住したくなるまち」「暮らしやすいまち」を調査する大規模アンケート企画で、なんと今年2024年度で第12回目となります。

この株式会社宝島社が発表するランキングのおすすめポイントは、移住希望者がアンケート等に答えたものではなく、全国の地方自治体がアンケートに回答することから「自治体の通信簿」と呼ばれています。

2⃣ 「移住者の割合が多い自治体」ランキング


先輩移住者が多い地域は、これから移住する人にとっては心強いですね。
また、移住者を受け入れるオープンさも期待ができます。
このランキングは、人口に対して、移住支援制度を利用して移住した人の数(Uターン含む)割合(※移住者数÷人口で算出)でランキングされたものです。

(1)移住者の割合が高いランキング

(2)若者や単身者の移住者の割合が高い

(3)子育て世代の移住者の割合が高い

(4)シニア世代の移住者の割合が高い

4⃣ 「人気移住地ランキング」の注意点


田舎移住に注目が集まる中、SNSなどでは「移住地の人気ランキング」を良く見かけます。
こうしたランキングの多くは、正確なデーターと言えるものではありません。
そもそも、公平なアンケートの採取は困難だからです。
従って、ひとつの「移住地の人気ランキング」を信じるのではなく、あくまでも参考程度とすることをおススメします。

そのなかで、今回、取り上げました、「住みたい田舎ベストランキング」(株式会社宝島社)は、全国の自治体に向けてアンケートを実施したものであり、その結果について細かく区分をし、ランキングとして発表しているものです。
自治体の自己評価にゆだねるものではありますが、根拠のある結果としてご紹介を致しました。
こうしたランキングを参考にし、ぜひ一度足を運び、自分の目で確かめることが大切です。

5⃣ TOPの画像


最後に、私の好きな町をご紹介
移住地選びの参考にしてくださいね。

岡山県西粟倉村

西粟倉村は岡山県の北東端にあり、兵庫県と鳥取県と県境を接する村です。
面積の約95%が森林のため、林業が盛んな地域でもあります。
林業に関心ある外国人が多く転入するなど、2010年代には「起業家の村」として知られるようになりました。
1994年智頭急行が開通し、2013年鳥取自動車道が全線開通するなど、交通アクセスが非常に良くなっています。
私は、当時、智頭急行の「スーパーはくと」のオーシャンビューシートに座って、鳥取まで良く通いましたね。

利便性も上がり、移住者で活気のある西粟倉村で暮らすてみるのも良いですね。

最後まで読んでいただき有難うございました。
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移住専門FP「移住プランナー」として活動をしています。これまで17年間2000組以上の移住相談に対応をしてきました。ここでは、私の経験からお役に立てる情報を日常的に綴っていきます。「移住」という夢の実現にお役に立てればうれしいです。大阪出身、北海道と鹿児島の3拠点生活中。