記事一覧
いなくなった後の世界
死んでしまうことが、いなくなるの最大級だとして、
死んでしまうこと以外でもいなくなることはあって、
死んでしまうことも、もう2度と関わることがないことも、同じいなくなるということだと思う。
私は大阪を出る時に当時していた仕事を辞めた。
そこから今まで関係者とは会っていない。
私がいてもいなくてもそこには日々が続いていて、なに一つ変わることなく淡々と過ぎている。
私がいないと困るかもしれないから
いつの間にか処分されていた
私はぬいぐるみが大好きな子どもだった。
ベッドの枕の周りをぬいぐるみで埋め尽くし、持っているぬいぐるみを全部並べたら自分の寝床がほんのわずかな隙間になるくらい持っていた。
そしてそれを並べては寂しい夜を安心して眠っていた。
あまり活発ではなかった私はぬいぐるみ遊びが好きだった。
ぬいぐるみ相手におままごとをするのが日課だった。
このまま私は一生こうやって遊んでいるのかもしれない…と子どもながら
選ばなかった未来のことを考えてしまう
もしもあの時
そう思うことが多くなった。
もしもなんてない世界で
選ばなかった方のその後を考える。
もしもあの時、仕事を変えていなければ
もしもあの時、きちんとしていれば
今とは少し違った未来だっただろうか。
そんなこと考えたところで、今が変わることもなければ、過去を変えることもできないというのにそんなもしもにしがみつくのは、
今この現状に満足していないから。
そんなことくらいわかって
育ってきた環境が違うから
好き嫌いは否めない。
いや、そうじゃない。
音楽活動を始めてから、
私はとても環境の良い場所で育ててもらった。
私を育ててくれた場所は、
ライブ中は私語厳禁、もしするなら出禁にするぞ!
くらいの、どちらかというと偏屈なマスターが経営するライブバーが多く、
おかげさまで『あそこでするなら行かない』と言われることも少なくなかったが、もちろん来てくれる人はたくさんいて、ライブ中は静かな空間で自分に
どうしようもないから物語の主人公を演じることにした
この夏、私は自分ではどうにも処理できない悲しみと対面しました。
私の夏頃からのSNSの情緒がおかしく、心配をしてくれた人もいると思います。
内容のない文章でもいい事を書いているように、深い文章に見えるようにカッコつけて書いていたnoteもいつもの文章で書けないくらいのどうにも自分では解決できないこと。
夏がすぎ、秋になって、もうすぐ冬になります。
未だに私の情緒は安定しないし、どうして私の心
興味がない方が求められることがある
もう何十年も生きてきたから、一丁前に恋をしてきた。
どうしようもなく切ない恋や、毎日が楽しくて一生続くと思っていた恋、思われる方が強かった恋、思いが叶わなかった恋、追われる恋、追う恋、その時その時一生懸命恋をしたわけだが、
今の自分の経験値を持っていえるのは、
興味が薄れている時の方が求められることが多い。
ことだ。
待てど暮らせど来なかった連絡が、
待たなくなった途端やってくる。
待っ
消えたいと思う夜があってもいい
あっけらかんとあっけらかんの間には
どうしようもなく涙が止まらない夜があったりする。
なぜ泣いているのか、
なにが不満なのか、
全てきちんと自分で説明できれば、今夜涙なんか流さなかったかもしれない。
泣くのはデトックスだ。
きっかけは些細なことだ。
仕事がうまくいかなかった
誰にも興味を持たれなかった
好きな人に好きな人ができた
ちょっとした切り傷が気がつけばどんどん大きくなって、何針縫
誰かの1番になりたかった
音楽活動をしていると、推し変というのを目の当たりにすることがある。
当事者は自分だ。
もちろん誰を応援するかは本人が決めることなので、応援するなとは言えないのだが、だからこそ切ない気持ちをそっと押し殺して、またいつか会えたら嬉しいですと笑うのだ。
わたしのライブに来てくれる人は比較的優しく、音楽好きの人が多い。
そしてわたしの周りのミュージシャン達はとても素晴らしい。
そりゃあ推し変もします
流されやすさは生きやすさ
流されやすい人間だということは自覚している。
こだわりがないからこそ大抵のことはなんでもいい。
もちろんこれだけは譲れない!というものもある。
だが大抵は、こうしたらいいよと言われればそうしよう!となる人間だ。
先日、可愛らしいワンピースを購入した。
着てみるとあまりにも可愛すぎるため、いい歳の私が着るには気が引けるほどだ。
だけど買ったからには一度はお披露目したいという気持ちもあり、1度だ