本を読むこと

本を読むのが好きだ。
日々のあれやこれやに囚われてすっかり忘れかけていたが、
私は本を読むことが好きだ。

小学生の頃中学年から始まるクラブ活動で、読書・絵本クラブを選ぶくらいには好きだ。

記憶にある入ったクラブは
読書・絵本クラブとバドミントンクラブ、卓球クラブだ。

学校の図書室が好きだったし、
大学生の頃は帰る前によく敷地内の端にある図書館へ寄っていた。

読まなくても生きてはいける。
ただ、読むといろんな世界へ連れて行ってくれる本が好きだ。

まるで音楽のよう。
なくても生きていけるけれど、
あれば人生が豊かになる。

そんなことを書きながら、日々のあれやこれやに囚われてここ数年はろくに読んでいなかったのだけど。

年間10冊読むことを目標にしたのは今年の初め。
今になって一生懸命本を読んでいる。
目標を達成するために読み始めた本は、いつしか読みたい!!!!と思うようになった。

今は、森見登美彦の夜行を読んでいる。

物の管理が苦手なので、物を増やすのを極力避けたいと思っているのだが、本はページを捲れたい派なのでいつも、

本読みたい!
本買いたい!
でも物増やしたくない!
でも電子書籍は味気ない!

と、頭の中でグルグルしている。

結局のところ買ったりいただいたりで本が増えているのだが。

本は、残りが見えるのもいいところだ。

私はネタバレどんと来い!タイプなので、あまりに気になるものは今読んでいるページを指で挟みながら最後の方をチラリと読んだりする。
それもまた、楽しい。
読み進めていって残りのページが少なくなるのも心が躍る。

終わってしまう切なさももちろんあるのだが、読み終えるという達成感はもうすぐだ!という気持ちがなんとも言えない。

電子書籍ももちろん素敵だが、
ペラペラとめくる本が、私は好きだ。

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