誰かの1番になりたかった

音楽活動をしていると、推し変というのを目の当たりにすることがある。
当事者は自分だ。

もちろん誰を応援するかは本人が決めることなので、応援するなとは言えないのだが、だからこそ切ない気持ちをそっと押し殺して、またいつか会えたら嬉しいですと笑うのだ。

わたしのライブに来てくれる人は比較的優しく、音楽好きの人が多い。
そしてわたしの周りのミュージシャン達はとても素晴らしい。

そりゃあ推し変もしますわて。


そもそも推し変するまでは私を推してくれていたという前提で話しているが、果たして推されていたのかも定かではない。

仮に推してくれてたとして、推し変されたとして、
自分でも納得できるのだから悔しさとぐうの音もでねぇ、、という気持ちが混ざり合って今日も私は部屋の隅っこでいじけているのだ。

一人でいいから
たった一人でもいてくれたならもう少しやっていけそうだから

誰かの1番になってみたかった。

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