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社会の底辺の人とは関わってはいけません

10年ほど前に「社会の底辺の人とは関わってはいけません」というブログ記事が炎上したのを覚えている方はいますでしょうか?

当時は炎上こそしましたが、内容は事実・本質を突いていました。僕は今の時代の今の若者にこそ是非読んでいただきたい内容だと思いましたので、あえて時間が立って冷静になった今だからこそ取り上げさせていただきます。

まだ残っていたのでリンクと引用をしておきます。

第1階層 上級公務員、経団連加盟大企業勤務者、難関国家資格、成功した起業家。配偶者含む

第2階層 2流中規模会社勤務者。2流公務員

第3階層 中小企業勤務者、ニート

第4階層 フリーター、非正規社員、派遣社員、飲み屋、風俗嬢など売春婦


唐突ですが、第4階層の人とは、口聞いちゃダメです。仕事一緒にするとか結婚するなんて絶対ダメ。「こんにちは」も言っちゃダメ。

その第1の理由は、頭が悪いからです。たぶん、中目黒って漢字で書いて?と聞いても書けないと思います。だから感情のコントロールなんて不可能です。何するかわからない。刃物振り回すかもしれないです。ニュースでやる凶悪事件の首謀者は大抵この階層の人です。

関わったら命を失うかもしれないでしょう?だから「こんにちは」さえ、しちゃダメなのです。

第2の理由は、貧乏だからです。

たとえば、一流企業の人が二流企業へ転職することはできます。でも二流企業の人が一流企業へ転職するのは難しいです。

引用元:https://ameblo.jp/akky-0829/entry-12188216276.html


少し僕の話をしましょう。僕は非正規雇用の底辺労働者ですので、第四階層という最底辺に位置する立場です。

今考えると、自分の周りには同じ第四階層の人間ばかりでした。確かにブログ主の方が言う通り「頭が悪い」「貧乏」というのは事実だと思います。僕も含めて実際にそういう方々が多かったという印象があります。

実際に僕も離婚するまでは家庭に問題があったり、収入が低いこともあり、腐っていた時期があったことは否定できません。おそらく当時の僕は、上位階層の皆さんから見れば「クズ」に見えていたことでしょう。僕はたまたま優しい上位階層の方に気をかけていただき、ネガティブな思考をポジティブに変えていくことができました。感謝しかありません。

事実として社会には階層が存在します。下位層ほど貧乏で頭が悪く性格が悪いです。そして、下位層ほど「同レベルのダメな人達」に引きずられてダメになっていきます

人は社会的動物であり、環境や関わる人に影響を受けます。人は周囲の環境や他の人々との関わりの中で、行動や考え方、感情などが形成されていきます。友人や家族、同僚、メディアなど、さまざまな要因が個人の考え方や行動に影響を与えることがあります。そのため、環境や関わる人を選ぶことは重要であり、極力上位階層の方と関わりを持ち、ポジティブな影響を受けるよう努めることが大切です。


「社会の底辺の人とは関わってはいけません」に反発する人は感情論

この投稿には様々な批判コメントがつきました。重箱の隅をつつくような細かい個別事例で反証しようとするものや、「差別主義者の貴方とはかかわりたくありません」といった内容です。

しかし、反発している者の本音は「上から目線で持っていない者に差別的な発言をするエリートが気に食わない」という幼稚な感情論でしょう。

個別事例や感情論でしか返せないあたりが、「社会の底辺の人とは関わってはいけません」の内容が正しいことを示しているように思います。


実際に収入が低い層ほど犯罪率が高いという傾向は全世界で共通です。また、日本の受刑者の知能指数が低いことも明確にデータに表れています。

https://yashio-matsunoki.dr-kanjuku.net/images_vw/yashio-matsunoki/files/file_22419_7349.pdf

このような統計データに対して、「いや、俺の近くには底辺だけど真面目な人はいるよ」みたいな主観的な個別事例や少数事例で反証することには何の意味もありません。統計的傾向という事実は変わらないのです。

現代では科学的思考、データ・統計学、ファクトに基づいた判断が重要になっています。10年前よりもより顕著になっているでしょう。事実は事実、データはデータとして、個人的感情で捻じ曲げることなく受け入れる姿勢が大切です。


成田悠輔さんの言葉に「言っちゃいけないことは、たいてい正しい」とあります。この通りだと思います。

差別だの何だの言う人は、"論理"で返せないから"倫理"で返そうとするのです。逆説的に言えば、お気持ち感情論や倫理観で批判している時点で、暗黙的に相手の論理性・ファクト性(論理では言い返せない事)を認めてしまっているということです。


社会の底辺の人はなぜヤバイのか?

では社会の底辺の人々はなぜ付き合ってはいけないのでしょうか?

これに関してはいろいろな意見があると思いますが、僕は以下4点が大きいと思っています。

①遺伝子が悪いため、頭が悪くなる

頭が悪いというのは、遺伝的な要素や教育環境、生活環境などさまざまな要因が影響しています。遺伝的な要素は、親から子へと遺伝するため、それが影響している可能性があります。また、教育環境や生活環境が悪いと、適切な知識やスキルを身につける機会が限られるため、知的な成長や発達が阻害される可能性があります。

環境が悪いというのは、例えば毒親、貧困家庭、適切な教育を受けられない、適切なケアやサポートを受けられないなど、身体的・精神的な成長や発達に必要な要素が不足している状況を指します。これらの要素が揃っていない状況下では、健全な人間の成長や発達が阻害される可能性が高まります。

つまり、頭が悪く環境が悪いというのは、身体的・精神的な発達に必要な要素が不足している状況が重なっているため、ロクな人間に育たない可能性が高いと言えます。

②頭が悪いため、貧乏になる

現代社会では、高度な知識やスキルを持つ人材が求められる職種が増えており、そのため高い競争率が存在します。知能が高い人ほど、高度な仕事に就く機会が増えるため、収入もそれに比例して高くなる傾向があります。

現代の経済は急速に変化しており、新しい技術や知識が求められる職種が増えています。知能が高い人ほど、新しい技術や知識を吸収し、応用できる能力が高いため、高収入を得やすいとされています。さらに、知能が高い人は、自己成長に積極的であり、自己啓発やスキルアップに取り組む傾向があります。その結果、キャリアアップがしやすく、収入もそれに伴って増えることが多いです。

総じて、知能が高いということは、高度な仕事に就く機会が多く、その結果、収入も増えやすいという相関関係があるとされています。逆に言えば、頭が悪い人は収入が増えず貧乏になるということです。

③貧乏なため、性格が悪い

貧困は、個人にストレスや不安を引き起こす要因となり、その結果として性格に影響を与えることがあります。貧困状態では、生活の基本的なニーズが満たされず、経済的な困難に直面することが多いため、個人は不安や不満を抱えやすくなります。そのような状況下では、焦燥や怒りなどのネガティブな感情が強調され、性格的な特性が悪化する可能性が高まります。

さらに、貧困状態では自己価値感や自己効力感が低下し、他者との関係においても不安や疑念が生じやすくなります。これらの要因が複合的に影響し合い、貧困によるストレスや不安が性格の悪化につながることが考えられます。

貧困層は経済的な困難に直面しており、生活のために必要なお金を得る手段が限られている場合が多いため、犯罪に手を出す可能性も高くなります。例えば、窃盗や強盗などの財産犯罪が増加する傾向があります。貧困層はストレスや不安などの精神的な負担も大きいことが多いため、犯罪に走る動機が生じやすくなります。

さらに、貧困層はしばしば社会的な孤立や差別を経験しており、自己価値感や社会への帰属感が低い状況にあることが多いため、自己抑制の欠如や社会規範への適合が難しいとされています。

④類は友を呼ぶ

人は自分と似た境遇や状況の人々とつるむことが多いです。貧乏人同士でつるむことや、金持ちを避けることは、お互いの共通点や理解しやすさ、安心感などが関係しています。

貧乏人同士でつるむことは、お互いの経済状況や生活環境に共感しやすいからです。同じような困難や苦労を共有していることで、お互いに理解し合い支え合うことができます。また、金持ちを毛嫌いするのは、金持ちとは異なる生活スタイルや考え方があるため、共感しにくいと感じることがあるからです。

その結果、「頭が悪く貧乏で性格が悪い人」ほど「頭が悪く貧乏で性格が悪い人」が集まってきやすい可能性があります。


これからの若い人に伝えたいこと「付き合う人は選ぶべき」

人は社会的動物です。環境や関わる人で、貴方の人生は変わります。

●関わる人で人生変わる

●一緒にいる人の影響を受けやすい

●レベルが上がると付き合う人が変わる

●一緒にいる人によって性格が変わる


僕も、もう少し早くコレに気が付いていれば、人生が好転していたかもしれません。これから社会に出ていく若い人に伝えたいことは、「付き合う人は選ぶべき」ということです。

特にこれからの時代では、これが非常に重要になります。

なぜならば、世界の経済は今後も格差は拡大しつづけ、階層による分断は拡大していく見込みだからです。

これまでは中流とされていた階層も下層に落ちていきます。つまり「社会の底辺」はこれから増えていきますので、嫌でも関わってしまうことが増えてしまうのです。さらに、格差はどんどん広がり、頑張っても上位階層にレベルアップしにくくなっていきます。AIの進歩による自動化・機械化がこの傾向を加速させていくでしょう。

今、若い人がすべきことは、なるべく上位階層の人と付き合いポジティブな思考を身に着けると同時に、社会の底辺から送られてくるネガティブな感情や負のオーラをはじき返していくことです。

高い意識を持つことでモチベーションや自己肯定感を維持できますし、上位階層の方々に引き上げてもらったり、勝ち組のクローズドな情報交換で有益な情報を得ることもできるでしょう。

このような社会が本当に良い社会なのか僕は疑問ですし、先達として若者にこのような社会を引き継いでいただくことに心苦しさがあります。しかし、事実として、現在このような社会に向かって突き進んでいますので、現実から目を逸らすことなく、若い方は覚悟を決めて人間関係を作っていくことが大切です。


他者との関わりが人生に与える影響は、その影響が直接的なものだけではなく、間接的なものも含んでいます。

例えば、他者からのサポートや励ましを受けることで自己肯定感が高まり、困難に立ち向かう力が強化されることがあります。また、他者との関係を通じて新たな視点や考え方を得ることで、自己成長や洞察力が向上することもあります。

さらに、他者との関わりがもたらす影響は、その関係の質にも大きく左右されます。良好な関係を築いている人々との交流は、ストレスの緩和や心理的な安定感の向上につながる一方で、トラブルの多い関係では逆の影響が現れることもあります。そのため、自己の関わり方や他者との関係性の管理が重要なポイントとなります。


人はコミュニケーションを通じて他者とのつながりを強化し、相互に影響し合うことで社会的な調和を築いています。人は他者との交流を通じて、感情や考え方、行動のパターンを共有し、更なる成長や発展を遂げるのです。このような相互作用から、人は関わる人に影響を受けやすいのです。

一つの理由として、ミラーニューロンの働きが挙げられます。ミラーニューロンは、他者の行動や感情を見ているだけで、自分自身が同様の感情を経験する神経細胞のことです。つまり、他者の行動や感情を観察することで、自分の脳内で同様の反応が起こり、その影響を受けるのです。このような神経メカニズムによって、他者との交流が強化され、影響を受けやすくなっています。

さらに、心理学の分野では「社会的同調」という概念が重要視されています。「社会的同調」とは、他者と一致や調和をとることで、自己の存在やアイデンティティを確立しようとする心理的傾向のことです。人は他者との一致を図ることで、不安や孤独感から解放され、安心感や帰属意識を得ることができます。そのため、人は関わる人に影響を受けることで、自己確認や心の安定を図ろうとするのです。

さらに、人は他者の行動や意見に影響を受ける際に、認知的な歪みやバイアスが働くことがあります。例えば、「帰属の誤謬」という心理的現象が挙げられます。これは、自分と同じグループに属する人の意見や行動を過剰に肯定し、他者との違いを無視してしまう傾向のことである。このようなバイアスが働くことで、関わる人に影響を受けやすくなるのです。

このように、ネガティブな考え方や悪徳な行動を持つ人との関わりが、僕達の心や行動に悪影響を与えることがあります。他にも、相手の意見や行動に合わせて自分自身の原則や信念を曲げてしまうことで、自己肯定感や自己価値を損なうことがあります。さらに、関わる人が不公平や暴力を正当化し、それを受け入れてしまうことで、良識や正義感が損なわれることも考えられます。


このような状況から抜け出すためには、まずは自己認識を深めることが重要です。自分がどのような人と関わり、その影響を受けているのかを冷静に分析し、その要因を明らかにすることが必要です。自己分析を通じて、自分自身がマイナスな影響を与える原因に気づくことができるでしょう。

次に、ポジティブな人間関係を築くことが欠かせません。周囲には自分を尊重し、共通の価値観や目標を持つ人たちと積極的に関わるように努めましょう。ポジティブな関係を築くことで、自分自身も前向きな考え方や行動を身につけることができ、マイナスな影響を受けずに、自己成長できる環境を作ることができます。

さらに、他者とのコミュニケーションを大切にすることも重要です。自分の気持ちや意見を適切に伝えることで、誤解やトラブルを防ぎ、健全な人間関係を築くことができます。また、他者の意見や感情に理解を示し、共感することで、より良い関係を築くことができます。

最後に、自己肯定感や自己価値を高めることも大切です。自分自身を認め、愛し、自信を持つことで、他者のマイナスな影響に負けない強い心を養うことができます。自分に自信を持ち、自己否定感情から解放されることで、他者のマイナスな影響を受けても、それに負けずに自分をしっかりと持つことができるでしょう。


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