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コラム・エッセイ類

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割と頑張って書いたものはここにまとめます(^^;; ※礼拝音楽、スポーツ関係は別のマガジンで
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#キリスト

20230212 五十嵐キリスト教会礼拝説教「憐れみのいのち」

20230212 五十嵐キリスト教会礼拝説教「憐れみのいのち」

 前回の投稿で一応事前告知させていただいた通り、今年度神学生として出席している教会で初めて礼拝説教を担当させていただきました。

 礼拝堂の様子は見出し画像の通りですが(間隔を空けて座っています)、この日はお誘いした友人知人等初めてお越しの方が多く来てくださり、椅子を追加しないといけないほどの人数になりました。

 この日の礼拝プログラムです。

 聖書は「新改訳2017」が使用されています。「聴

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「最初のクリスマス」の傍らで起きた悲しみに思いを馳せる―「聖なる幼子の日」に

「最初のクリスマス」の傍らで起きた悲しみに思いを馳せる―「聖なる幼子の日」に

 新規記事をなかなか出せないままクリスマスが過ぎてしまいました。クリスマスおめでとうございます。
 世間では、いや教会でも?、クリスマスを過ぎると「終わった感」が漂いがちですが、教会暦の視点から言えばむしろ「始まった」のです。1月6日の公現日(エピファニー、wiki)までの期間が欧米ではクリスマスシーズンと言われますし、日本でも教派を問わず降誕節と呼ばれるのがこの期間です。しかし、日本ではどうして

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「待ち望む期間」から始まるキリスト教の一年

「待ち望む期間」から始まるキリスト教の一年

 ブログ形式の投稿は1週間のご無沙汰となりました。

 キリスト教にも独自の暦がありまして、カトリックでは典礼暦と呼ばれ、プロテスタントでは教会暦と呼ぶ教会が多いのではないかと思います。この記事では後者を用いますが、いずれにせよ大きな枠組は同じです。
 教会暦の一年はアドベントから始まります。アドベントはキリスト誕生を記念するクリスマスを前にした約4週間のことで、日本語では待降節・降臨節等と呼ばれ

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虹の契約

虹の契約

 5年前のこの時期は、かなり苦しい境遇にありました。後になって、当時お世話になった方から「精神的に病んでいるように見えた」と言われたほどには。その状況からは数ヶ月で抜け出すことができましたが、現在ではその期間に与えられた神からの助けの方がより印象深く残っています。
 その助けというのはいくつもありましたが、それを象徴していたと思う出来事が「虹との頻繁な遭遇」でした。外の様子をよく見る方にとっては珍

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「主の祈り」を別の視点から見つめてみると…

「主の祈り」を別の視点から見つめてみると…

 昨年までの数年間、この時期はキリスト教音楽講習会(於:東京、日本基督教団讃美歌委員会主催)の余韻に浸っている頃でした。しかし、今年は五輪の影響が考慮されて早々に(今年4月、『礼拝と音楽』185号誌上)不開催のお知らせが出ていました。
 しかし、夏に行われている同様の講習会は国内にいくつかあり、その中にはオンライン開催に切り替えられた(併用含む)ものもありました。結果的に今年は、東京基督教大学(千

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