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第44回広島大学中央図書館小展示「S(すごい)F(ふしぎ)の世界へようこそ!~エキサイトかつスリリング! エモーショナルなファンタジー!~」 展示書籍紹介・解説<勝手に広島大学図書館の本を紹介>
会員のW辺です。今回は広島大学中央図書館で2020年4月~12月に行なわれていた第44回小展示で配布されていた展示本紹介・解説を掲載したいと思います。
じつは中の人はHULSにも所属しており、せっかく解説を書いたのに小展示が終了した後読めなくなるのはもったいないと思ってこちらに掲載することにしました。(図書館側の許可は取っています)
はじめに突然ですが“SF”って何でしょうか?一般的にはSci
2020年度学生選書の紹介〈勝手に図書館の本を紹介〉
会員のW辺です。
今回は2020年度の学生選書で入った書籍の紹介です。
広島大学図書館には「図書館サポーター(HULS)」という学生団体があり、その活動の一環として”学生目線で大学の学習に必要な本や、後輩に勧めたい本を広島大学図書館の蔵書として選ぶ”という学生選書という活動があります。毎年11月ごろに西図書館にまとめて一気に入っていますが、学生目線で選んだだけあって面白い内容の書籍も多くありま
期間限定増補版【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する(2020/11/02~2021/03/31まで)
※この記事は「【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する」の2020/03/31までの増補版です。企画自体はその記事をご覧ください。
上の記事で、使える公共交通機関は全て使ったと書きましたが、2020/11/02~2021/03/31の期間限定で広島大学周辺での新モビリティサービス実証実験が再開されています。
この実験は東広島市とMONET Technologies株式
【妄想旅行】できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断する
2020/12/21 更新
1. はじめに
会員のW辺です。
この間、TV番組でバスvs電車の乗り継ぎ対決をやっていたので何気なく見ていたのですが、ふと「東広島市ではこういう企画ができるだろうか?」という疑問が沸きました。
「バスはかなり走っているな」とか「鉄道があまりないな」とか色々思いますが、対決するより使えるものは全部使った「できるだけ多くの公共交通機関を使って東広島市を縦断するルート
ローカルメディアの面白さ〈勝手に図書館の本を紹介〉
会員のW辺です。
今回紹介する書籍は『ローカルメディアのつくりかた』(影山裕樹)です。
この書籍は日本各地のユニークなローカルメディア(主に紙媒体)を紹介しています。
私が興味を引かれたのは、付録として本物の食材が付き生産者と読者との距離も近い「食べる通信」と、城崎温泉限定の防水本のお土産「注釈・城の崎にて」(志賀直哉)、「城崎裁判」(万城目学)をプロデュースした「本と温泉」プロジェクトです
「学校読書調査」について〈勝手に図書館の本を紹介〉
会員のW辺です。
今回は1954年から(株)毎日新聞社と(公財)全国学校図書館協議会が共同で行っている「学校読書調査」について、広島大学図書館で調査する際にはどの資料を見れば良いか?という話題です。
動機 そもそもなぜ調べようと思ったか?という話ですが、端的に言えばライトノベルの代表作を読むためです。
なんだかんだ言って80年代末に"ライトノベル"という言葉が生まれて約30年、前史とな