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勝手に広島大学図書館の本を紹介

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面白い本、役に立つ本、変わった本、珍しい本、……広島大学図書館に所蔵されている気になった本を勝手に紹介していきます! (書影のためにAmazonのリンクを貼ることがありますがアフ… もっと読む
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記事一覧

広大図書館のラノベ全部読む【2021広島大学大学祭展示企画】

皆さん、大学図書館で小説読んでますか?大学図書館は研究目的の利用が主体で、あまり娯楽目的…

第44回広島大学中央図書館小展示「S(すごい)F(ふしぎ)の世界へようこそ!~エキサイト…

会員のW辺です。今回は広島大学中央図書館で2020年4月~12月に行なわれていた第44回小展示で配…

2020年度学生選書の中からSF作品を紹介〈勝手に図書館の本を紹介〉

会員のW辺です。 今年広島大学図書館に入った学生選書の中でSF的・科学的要素があるものや私…

2020年度学生選書の紹介〈勝手に図書館の本を紹介〉

会員のW辺です。 今回は2020年度の学生選書で入った書籍の紹介です。 広島大学図書館には「…

2020年度前期(4月~9月)新着SF作品〈勝手に図書館の本を紹介〉

会員のW辺です。 2020年度前期に広島大学図書館に入ったSF的作品とその他に興味をひかれた作…

『科学朝日』掲載の小説たち〈勝手に図書館の本を紹介〉

会員のW辺です。 先日、『受験の国のアリス』などの少女小説で有名な中原涼のSF短篇集『ifが…

ローカルメディアの面白さ〈勝手に図書館の本を紹介〉

会員のW辺です。 今回紹介する書籍は『ローカルメディアのつくりかた』(影山裕樹)です。 この書籍は日本各地のユニークなローカルメディア(主に紙媒体)を紹介しています。 私が興味を引かれたのは、付録として本物の食材が付き生産者と読者との距離も近い「食べる通信」と、城崎温泉限定の防水本のお土産「注釈・城の崎にて」(志賀直哉)、「城崎裁判」(万城目学)をプロデュースした「本と温泉」プロジェクトです。どちらも単なるコミュニティ紙にとどまらない自由な発想が素晴らしいですね。 さ

【祝🌸芥川賞・直木賞】高山羽根子・遠野遥・馳星周の広島大学図書館所蔵作品〈勝手に…

会員のW辺です。 今回は2020/07/15に発表された第163回芥川龍之介賞受賞の高山羽根子・遠野遥…

広島大学図書館に所蔵されているSF・ファンタジー系作品(小説)を書いている国内女性作…

広島大学図書館に所蔵されているものを中心に紹介しますが主要な作家はほぼ網羅出来ていると思…

「学校読書調査」について〈勝手に図書館の本を紹介〉

 会員のW辺です。  今回は1954年から(株)毎日新聞社と(公財)全国学校図書館協議会が共…

2019大学祭配布冊子「図書館でSFが読みたい!」(20) 6.広島大学図書館ではこれを読め…

注意:この記事の情報は2020年4月末時点のものです。また、半分個人の備忘録的な内容であるた…

「むすんでひらいて」の謎を解く〈勝手に図書館の本を紹介〉

 会員のW辺です。  今回紹介する書籍は『むすんでひらいて考-ルソーの夢』(海老沢敏)です…

広島大学図書館の新着情報をチェックする方法〈勝手に図書館の本を紹介〉

 会員のW辺です。  先日こんなツイートをしました。  ということで、今回は書籍の探索に…

個人的3大ノンフィクション・オブ・アフリカ〈勝手に図書館の本を紹介〉

 会員のW辺です。  今回は個人的に思う3大アフリカをテーマにしたエンタメ寄りのノンフィクションを紹介します。 1.『ルワンダ中央銀行総裁日記』  まず1冊目は『ルワンダ中央銀行総裁日記』(服部正也)。  1972年出版、中公新書。  IMF(国際通貨基金)によってルワンダの中央銀行に1965年から総裁として派遣された著者の計6年間の記録です。  定期的に「内容が内政チートのなろう小説みたいだ」と話題になりますが、個人的にはプロジェクトX的に読みました(実質的には同