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ほうこ@読書大好き♪
2024年6月27日 08:30
家族のつながり方、在り方は人それぞれ。どれも引き込まれる作品。6編の短編集です。【2022年 本屋大賞ノミネート】【第165回直木賞候補作】【第9回静岡書店大賞受賞】【キノベス!2022 第4位】「ネオンテトラ」「魔王の帰還」「ピクニック」「花うた」「愛を適量」「式日」私は「花うた」が一番良かったな。二人の距離感がどんどん近づいていく。人間らしくなっていく。で
2024年6月20日 12:29
第19回 本屋大賞ノミネート!【第34回柴田錬三郎賞受賞作】あってはならない感情なんて、この世にない。それはつまり、いてはいけない人間なんて、この世にいないということだ。「正しさ」「常識」「普通」とは何なのか?「多様性」と一言で言っても、理解できる範囲に限度がある。人は経験したことしか想像できない。人の理解の外側にいる人達の物語。この作品に出てくるのは『水』に性的興奮を覚え
2024年6月14日 12:09
本物より「本物」な贋作をつくれ!第5回大藪春彦新人賞作家渾身のデビュー作 私は絵画や油絵の知識がない。あればもっと楽しめると思います。ピカソの贋作を48億円で売る。こういうことは3Dプリンター、AIの進化でどんどん精度が進んでいきますね。もちろん、判定の技術も進む。いたちごっこ状態ですね。48億円を手にするか、もしくは死か。仲間内でも誰が味方で誰が裏切り者なのか。誰
2024年6月12日 08:37
「生きる心」と書いて「性」「R-18文学賞」大賞受賞作!からだの奥底に、燃える星を抱えた女たち。10代から80代の女性の性のもやもやを小説化。いつの時代も変わらぬ悩みなのかもしれない。5編の短編小説「赤い星々は沈まない」「ローズとカサブランカ」「soir rouge」「カラーレス」「肉桂のあと味」最後の「肉桂のあと味」が一番好き(*^ω^*)最後までキヌ子さんいい味出し
2024年6月10日 08:32
新聞記者 vs. 医大理事。一歩もひかぬ、二人の女。思いは同じ――後に続く女性のために。だからこそ、互いの人生を懸けて激突する。新聞記者:菊乃 vs. 医大理事:晴海二人の女性の心理戦。初対面の二人だが、男性優位の職場で、女性蔑視の社会を生き抜いてきて、そして、後世の女性たちにそんなシステムを残したくないという思いでは同じ。私立医大ではもしかして女子の点数を意図的に下