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#菊と刀

『菊と刀』 ②

『菊と刀』 ②

『菊と刀』
なぜ「菊」と「刀」なのか?

【著者ルース•ベネディクトについて】

著者ルース•ベネディクトは、第二次世界大戦中の1944年6月に日本人がどんな国民であるかと云う事を解明するために日本研究の仕事を委嘱されていた。

▶ 菊(美を愛好し 菊づくりに秘術を尽くす)
▶ 刀(刀を崇拝する) 

この「理解する」ことと「押し通すこと」の二つの矛盾が日本に関する書物の縦糸と横糸になるのである。

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『菊と刀』 ①

『菊と刀』 ①


【はじめに】

「リードフォーアクション」と云う読書会で、話題になった本。

「リードフォーアクション」と云う読書会は、本を読んでいなくても、集まった人達から知識を得る事が出来る。
また、必ずしも 本からだけではなく、
その人の経験などから得た発言から参考になる事があります。
この本が取り上げられた切っ掛けは「外国人に日本の文化や風習を教える場合、どう伝えるか?」でした。
数人の方々と話をするう

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(超長編)【本要約】菊と刀

(超長編)【本要約】菊と刀

2022/2/12

「 日本の文化に見られる行動するパターン 」について、論じられた著作である。

解説菊と刀の核心的部分についての解説である。

日本人の行動の核には、恩の賃借という概念があり、それが、日本人の倫理規範の要になっている。

そのトリガーは、夏目漱石の『 坊っちゃん 』からであった。

恩を受けておきながら、それをそのままにする者は、借金を返済しないのと同じことである。アメリカで

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菊と刀 日本文化の型

菊と刀 日本文化の型

おはようございます。
毎週日曜日に更新している書評ブログです。

本書はあまりにも有名ですが、
日本を知るという意味では
読む価値は大いにありですね。

実に考えさせられることが多かったです。

<菊と刀 日本文化の型>
https://ka162701.hatenablog.com/entry/2023/02/12/085614

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・ジーネット株

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【読んだ】菊と刀

【読んだ】菊と刀

おすすめ度 ★★★★☆

齋藤孝さんの「読書力」の推薦図書100選からの一冊。
「忘れられた日本人」と同様、読むのにやっぱり頭を使う。でも読み応えがあった。

第二次大戦中にアメリカがしていた日本研究を元に執筆された、いわゆる日本人論。
「菊と刀」というタイトルは菊のように柔らかく美しい面と、刀のように厳しく頑なな面のある(外国人にとっては)複雑で理解し難い日本人の特徴を表している。
「忘れられた

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