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【海外留学】移住先には日本の調味料を持っていったほうがいいという話

結論

最初に要点を言ってしまうと、「留学したら日本食が恋しくなる。日本食を再現するのは難しいが、調味料があればどうにかなるから、調味料を優先して持っていったほうがいい」ということを、これから長々と書いていく。お忙しい方はここで抜けてもらって構わない。

わかりやすい記事を書きたい

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人造肉とすいとん―思春期に慣れ親しんだ味は、簡単には忘れられない

北朝鮮には、「人造肉」というものがある。

肉が高くて買えない市民が、肉を再現して作った料理だ。

韓国などに脱北したひとが、たまに北朝鮮が恋しくなるとこの人造肉を作って食べているらしい。

毎日お肉を食べられるくらいの環境にあっても、割と作られているらしい。

私の祖母は、戦争を体験した世代(第二次世界大戦。第二次のままで終わってほしい)だが、たまにすいとんを作る。戦時中よく食べたからといって、恋しくなることがあるらしい。

戦時中嫌というほど食べた芋を見るだけで吐き気がするというひともいるようだが、私の祖母は芋が好きだ。

結論、思春期のころに慣れ親しんだ味は、そう簡単に忘れられない。

ちなみに、私のそのころの思い出の味といえば、デニーズのオムハヤシと、元町ドリアのオムライスだ。あれは青春の味がする。私はいまでもオムライスが大好きだ。

日本が恋しくなるかはひとによるが、母国の味や調味料は確実に恋しくなる

私は、日本のことがだいたい好きだが、留学生活で恋しくはならなかった。日本社会には比較的居心地の悪さを感じていたし、新生活に問題なく適応できたからだ。

ただ、日本食が恋しくなった。

生魚、醤油、だし、ラーメン、サラダといったものがとくに恋しかった。

生魚と醤油とだしとラーメンは、食べ放題式の寿司屋さん(主に中国の方が経営している。美味しい)で確保できるのだが、サラダだけが難点だった。

正確には、サラダにかけるドレッシングだ。

あれが本当に恋しかった。

私が留学していたイタリアの片田舎では、ドレッシングなんてものは手に入らなかった。イタリア人はサラダをオリーブオイルと塩、あるいはそれにバルサミコ酢なり粉チーズなりをかけてアレンジしたやり方で食べるので、ドレッシングで味変させようという外見がないのだ。

日本の味といえば、醤油とだしだろう。

あれが恋しくて、醤油を薄めたものをがぶ飲みしたくなったくらいだ。

そして、使い慣れた鎌田のだし醤油ではなく、安物の減塩醬油を持っていったのだが、その減塩醬油が、ただ塩水から塩を抜いたくらいの味しかしなくて、ほんとうに不味かった。

次留学するなら、絶対持っていく5つの調味料

向こう(チェコ)にあるかどうかはわからないが、この5つの調味料だけはスーツケースに絶対に入れる予定だ。

1 鎌田のだし醤油
2 キューピーマヨネーズ
3 キューピーのドレッシング
4 塩こんぶ
5 塩レモン味のタルタルソース

これらがあれば、向こうでホームシックになるリスクは70%くらい減らせると信じている。

これらが日本の食卓の根底にあるので、少なくとも我が家の食卓からはこのどれもかけがえのないものなので、これらは絶対に持っていくつもりだ。しかも買いだめして。

結論(2回目)

ホームシックは、お金をかければ緩和できる。生魚などは寿司屋さんにたまに行くことを至上の贅沢とするとして、調味料はなかなか手に入らない。海外でキューピーマヨネーズを買おうとすると1000円することもある。海外に長期で駐在あるいは留学するひとは、調味料は日本から持っていこう。

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