ほのか | 留学を夢見る大学生

ヨーロッパへの留学を夢見る、マルチリンガルの大学生。美味しい食べ物を食べるために生きて…

ほのか | 留学を夢見る大学生

ヨーロッパへの留学を夢見る、マルチリンガルの大学生。美味しい食べ物を食べるために生きている。居酒屋とお酒が大好き。暇さえあれば本を読む。4か国に留学経験。スーツケースひとつで海外移住したい。ミニマリスト。カトリック。Twitter/Instagram: @hono_ryugaku

マガジン

最近の記事

食事が美味しくない、楽しめないと思ったときに

食事は本来、大概美味しいし大概楽しい。いつも食べ慣れていると余計にそれが好きだったりする。別に高いものじゃなくたって、素朴で飾らない味を追い求めることができる。別にからだに良いものじゃなくたって、ジャンクフード特有の美味しさがある。 食事が楽しくないなあ、と私が思うときは、大概ストレスフルな毎日に打ちのめされているサインだと思う。しんどい食事というのは、楽しめるはずの時間が栄養補給と、「なんか目の前に食べるべきものがあるから、仕方なく」と変わってしまうと、それはすごくさみし

    • からだをあっためると、こころもあったまる

      からだをあっためることは案外簡単なことだけれども、こころをいたわることはなんて難しいのだろうと思う。 だったら、簡単なことからはじめればいい。からだの凝りをほぐして、それは次第に思考の凝りもほぐすことに繋がる。 思考の凝りは、意外としつこい。ただ、からだの凝りなら、理学療法士や柔道整復師のところに行けば案外簡単に治る。少なくとも、こころの凝りはより直しにくい。

      • 「役に立たない言語」を勉強しないというひとがつくる社会が待ち受けているもの―ウクライナ語、スウェーデン語、アイルランド語を例に

        もし、明日、日本という国はそのまま残り、日本人という民族もそのまま残るものの、「日本語」という言語がなくなるとしたら、どうやって私達は暮していけば良いのか途方に暮れると思う。街中で日本語を話していると罰金や懲役刑があり、街中の看板もすべてなんらかの別の言語に書き換えられ、たとえば「いただきます」や「木漏れ日」、あるいは「よろしくお願いいたします」、「先輩」といった、日本語特有の表現を使うことができなくなったら、かなり生活に困るのではないだろうか。それを英語(あるいはあなたが得

        • 【小説】おにいちゃんのおむらいす

          血液が白くなる病気。それが私が最初に抱いた印象だった。血液が赤いからひとは生きていける。それが白くなったら、貧血を起こしてめまいがして倒れてしまう。だから、点滴をつけて血液を赤くしなきゃいけないんだ。ママの血液は白くなってる。だから、肌も白くなってきている。血液を赤くしなきゃ。 だから、私はママに赤いものを食べるように言った。野菜ジュースを毎朝飲んで、夜にはボルシチを振る舞った。それくらいのことしかできない私は、まだ背が低い。ママの背に届くまでに、ママはいなくなっちゃうかも

        食事が美味しくない、楽しめないと思ったときに

        マガジン

        • Quoraに投稿した私の回答
          8本
        • チェコ留学準備記録
          3本
        • 新刊情報 | Amazonで買える私の本について
          1本
        • イタリアの震災の「いま」を知ろう
          1本
        • 食事と旅の記録 (SNS投稿済)
          10本
        • イタリア・日本・世界からの簡単に作れるレシピ集
          2本

        記事

          洋書を読むのは、たとえ語学力があっても、頭に入ってこないからしんどい、という話

          私の家には、800冊程度の本がある。もう数えるのは辞めた、なんか管理する方法があればいいなあとは思うけど、買った本のタイトルはたとえ積読していても覚えているから、同じ本を間違えて2冊買った経験はまだない。家族が読んだ本のタイトルまで覚えているくらいだ。私の脳内に構築されているデータベースを頼っていて、まだそれがエラーを吐いたことはない。 その中に、合計50冊くらい、英語とイタリア語で書かれた本がある。日本語の本を翻訳したものだったり、初級者向けにその分野をわかりやすく書いた

          洋書を読むのは、たとえ語学力があっても、頭に入ってこないからしんどい、という話

          お酒はいつもこころの奥深くまで届く。

          お酒は、いつもからだのいちばん奥まで届いて、最高の気分にさせる。こころの奥深くまで届くそのぬくもりは、いつも私を支えてくれる。

          お酒はいつもこころの奥深くまで届く。

          日本ではなぜ賃上げが起きず、給料が上がらないのか。

          日本が値上げしにくい国となった最も大きな原因を、一つあげるとするとなんでしょうか? 慶応義塾大学の学長さんが、経営のために国立大学の授業料を上げて、私立大学と同等に(150万円/年)しようと言っているようですが、とくに貧しい学生から機会を奪うなと、とても批判を浴びていますね。 これに集結していると思います。 国公立大学を無料にして、私立大学を300万円/年にする。国公立大学に入れるだけのレベルと能力のある学生を優遇して、その他の「お遊び」の学生からは高額のお金を取る。学

          日本ではなぜ賃上げが起きず、給料が上がらないのか。

          日本とイタリアの救急医療

          日本はダメだから海外移住する方もいるようですが、娘が痙攣を起こして119に電話したら5分で救急車が来て診察料500円払って帰ってきました。諸外国も同じですか?日本で良かったと思いましたが…。 イタリアのケースをお話しします。 娘が痙攣を起こして119に電話したら→イタリアの場合、112あるいは118です。イタリア語で話さないと通じないケースが多いです。まずこの時点で壁になりますよね。 5分で救急車が来て→イタリアの救急車は割と早く来ます。ここに対しては問題はないでしょう

          日本とイタリアの救急医療

          なぜ死んではいけないのか。死んでもいいよと言うひとはほとんどいないのか。

          どうして死んだらいけないのですか?死ぬのも生きるのも自由じゃだめなんですか? 死んだらいけない、といわれる理由はいくつかあります。 広い意味で納税者としての役割を期待されている場合。 生きていれば絶対に何らかの方法で納税するので、それを失うということを嫌うのです。寝たきりのひとだって、医療費を回しているために、生きていてさえくれれば親に障害年金が入ってくるという理由もあるのです。精神科の社会的入院が終わらない理由もそれです。病院に入れてさえおけば、高額医療費制度などでお

          なぜ死んではいけないのか。死んでもいいよと言うひとはほとんどいないのか。

          東欧で退職後の余生を過ごしたいと思う理由

          退職後、余生を過ごしたい国ってありますか? そういった国の条件として私があげるのは、 料理が美味しいこと、 物価が安いこと、 人々が優しいこと、 ヨーロッパにありヨーロッパ域内の移動が容易なこと、 英語以外の言葉を日常的に話す環境にある国、 という条件です。 最初の条件では、地中海地方がまず浮かびます。東欧も悪くないです。 物価が安いといえば、東欧です。そのかわり給与も安いですが、お金を稼ぐために働くことにはならないので、だいじょうぶですね。 人々が優しい

          東欧で退職後の余生を過ごしたいと思う理由

          1兆円貰えたら、私はいまの翻訳の仕事を続けるだろうか?

          1兆円もらえたとしても、仕事しますか? 条件を私なりに加えてみます。 私は1秒後に、現金で1兆円を貰うことができる。物価の上げ下げを考えても、紙くずになるリスクは限りなく少ない。他人がそれを貰うわけではないので、インフレーションは起きない。非課税なので、税金でとられることはない。 と仮定したとして、私が現在の翻訳の仕事を続けるかどうか、ですよね。 私は続けるけれども、仕事内容を選ぶと思います。現在はまだ勤務年数が少なく、学位を持っていないため、私に回ってくる仕事はいわ

          1兆円貰えたら、私はいまの翻訳の仕事を続けるだろうか?

          ニートになるにも才能が必要。なりたい自分が見つからなくて悩んでいるなら、とにかくやってみることが大事。

          ニートになれるひととなれないひとがいます。ニートなんて誰でもなれると思っているなら間違いです。ニートに適性がないひとも一定数います。私がそうです。 なにもしないということは、自由かもしれませんが、常に焦燥感を抱いて暮らすことになります。一応、私は当時大学生という身分と、翻訳者という仕事がありました。それでも、そのどちらも家で完結してしまうため、実質ニートで、暇を持て余し、暇に殺されていたのです。人間が退屈に耐えられない宿命を持った生き物であるということは、「暇と退屈の倫理学

          ニートになるにも才能が必要。なりたい自分が見つからなくて悩んでいるなら、とにかくやってみることが大事。

          人生に疲れた、死にたい、と思ったら、美味しいものを自分にあげよう。

          美味しいものを食べてください。美味しいものというのは、高いものとは限りません。 死にたいと思うということは、あなたが弱いからとか、あなたが頑張っていないからではありません。むしろ、頑張りすぎているのです。そしてあなたは人生に真面目だから、自分に嘘をついて幸せだと言うことができない。自己欺瞞は才能なんです。それができない私やあなたのような人間は、素直に人生を受け入れ、それに傷つきながら生きていくか、あるいは自殺するしかないんです。 ただ、私は自殺したいとは思いません。美味し

          人生に疲れた、死にたい、と思ったら、美味しいものを自分にあげよう。

          ウクライナ語は笑顔の言語。

          ウクライナの会社で働いています。 同僚が Have a nice day) というメッセージを送ってきました。 誤字かなあ、と思っていると、 See you soon) と送ってきました。 こんなに短い時間で、typoと思われることが2回あったことは、なにか意味があるのではないか、そう思い友人に聞くと、 Have a nice day :) を略しているのだと教えてくれました。 スペースをあけて、 : を打つのが面倒なウクライナ人(とロシア人)がこれを考え

          ウクライナ語は笑顔の言語。

          美味しい時間という贈り物を、たいせつなひとと分かち合いたい。食事はあなたへのラブレター。たとえあなたが愛されないとしても、私はあなたをたいせつに思っていると伝えるために。

          私達は神様からちゃんと愛されているんだ。大丈夫だよ。 そんなことを教会は伝えたいんだと思う。 私はちゃんとあなたを愛しているから、心配しないで。 そんなことを恋人は確かめ合っている。 私はちゃんとあなたが世界一可愛いと思っているから、誰に何を言われても気にしないで。 そんなことは親はいつもこどもに伝えている。 もちろん、神様の愛なんてそんなもんないんじゃないかって思うときやひとはいるだろうし、モラハラで支配する配偶者だっているし、機能不全家族だってあるし、そういっ

          美味しい時間という贈り物を、たいせつなひとと分かち合いたい。食事はあなたへのラブレター。たとえあなたが愛されないとしても、私はあなたをたいせつに思っていると伝えるために。

          【海外旅行・移住】食べ物が不味い国はどこ? 10個の国と、その国の美味しい食事を紹介

          1 オランダオランダの料理は、とにかく不味いらしい。味気ないし、物足りないし、ワンパターンだし、うまみがない。毎日食べると飽きる。殺風景で、味があまり主張してこない。そして、食のバラエティが移民が持ってきたものを除いてさほどないので、オランダの食事ばかりだと飽きる。オランダ料理ときいて、思い浮かぶものや、あまり食べたいと思うようなものが正直ない。移民がいなかったらオランダはなにが残っていたのだろうと思うくらい、なんにもない。イタリア人からの評判が悪い国第1位(私調べ)。 オ

          【海外旅行・移住】食べ物が不味い国はどこ? 10個の国と、その国の美味しい食事を紹介