【不登校支援】メンタルフレンドのお話③心の扉(実話)
こんにちは!
ひまわりと申します🌻
私は学生の頃、学校に行けていない小・中学生のお子様のお家を訪問して一緒に過ごすアルバイト(メンタルフレンド)をしていました。
引き続きその頃のお話を当時の日記を振り返りつつ書いていこうと思います。
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【これまでのあらすじ:メンタルフレンド)を始めた私は、初訪問でテンパってやらかしてしまったと反省。次の訪問日を迎えます。】
初訪問を終えた次の日、私は午前中のゼミを終えて、学生食堂でハムサンドイッチを食べながら考えていました。
“今日もみのりちゃんの家に行く。何か進展があるかな。あの後、チョコクッキーは食べてくれたのかな。”
予定時間に間に合うように校舎を出ました。
家の場所はわかったので工藤さん家の最寄り駅中のスーパーでシュークリームを買っていくことにしました。
中のクリームがホイップクリームのものとカスタードのものとで悩んでいると、両方入っているシュークリームを見つけてそれにしました。
スーパーを出て金子さんにメールを送りました。
私『これから工藤さんのお家を訪問します。』
金子さんからすぐに返事が来ました。
金子さん『お願いします。みのりちゃん、昨日チョコクッキーを食べたみたいですよ。
〝また来るの?何しに?〟とお母さんに聞いてきたそうです。
〝一緒にお話したり、お勉強見てもらったりする〟と伝えてもらっています。
では終わったらまたメールください。金子』
〝持っていったクッキー、食べてくれたんだ。今日は会えるかな…。〟
お家に到着し、ピンポンを押すとお母さんが玄関を開けてくれました。
工藤「今日も宜しくお願いします。みのりは部屋にいます。リビングに呼んだんですけど恥ずかしいからやだって…。」
私「そうでしたか。わかりました。」
2階にあがり、扉越しに声をかけました。
私「みのりちゃん、こんにちは。入ってもいいかな。」
返事はありません。
私「シュークリームを持ってきたんだ。私シュークリーム好きなの。みのりちゃんは好きかな。一緒に食べよう?」
ドアノブに手をかけると、隣に立っていたお母さんは私を見てコクンと頷いてくれたのを見て勇気を出して言いました。
私「…入るね。」
今回、ここからは有料とさせていただきます。宜しければ是非続きをご覧ください✨
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