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息子語録

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ひとりで楽しむにはもったいないので息子の1言を呟いています。
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2022年1月の記事一覧

休日に外に出たがらないことが多く、何となくストレスがたまってるようなので、散歩に連れ出す。三時間ほどブラブラ歩いてみた。
久しぶりだったので後半は疲れたと言ってはいたけれどいい気分転換ができたよう。
歩くのはやっぱり大切。
足裏で土を感じて、手のひらで木に触れてた1日。

ブロックで何やら作りなが「手が4つあればいいのに」と呟く。4つの手で何をするのかきいたら「ゲームする手とお母さんのお手伝いをする手かな」とのこと。手伝いたいけど、ゲームがしたいからゲームをしてしまうので一緒にできたらいいのにと思ったらしい。気にしてくれるその気持ちにありがとう。

幼稚園でだるまさんがころんだをしたらしい。が、自分のタイミングでできず動いて負けて悔し泣きで帰宅。
動いちゃいけないルールだから、動かないように練習すればいいということになり、連日のだるまさんがころんだ特訓。いつのまにかイカゲームごっこに。流行には遅れない子のようだ。

臭いに敏感な息子さん。
わたしをくんくん嗅いで
「今日のお母さんはイライラ臭がしてるかも。いつもと違う匂いがする」
確かに貧血気味で疲れとストレスを感じてはいるがよくお気づきで。
「お母さんはイライラ虫の時は声も変わるし、顔も変わるからね」
感心してしまうほどよくみている子だ。

息を吸っては「ぷは~っ」と声を出しているので、どうしたのか訊いたら「あのね、氣が足りないの。だから氣を吸ってるの」とのこと。最近、気に入らないことばかりで泣き虫モードだったけれど、少しは気分を自分で明るくできるようになってきたかしら。こんなときはスキンシップでリラックスだ。

卒園式に歌う予定なのか、卒園ソングの練習が始まったようで、歌っている。
ユーチューブで調べて聴かせてくれたのだけれど、この時点でウルウルしてしまう。
「なんだか泣きたくなる歌だよね」といいながら練習してる姿にもウルウル。
幼稚園生活もあと少し。あっという間。
大切に。大切に。

出産後、自分の好きなテレビを見なくなった。ドラマやアニメをゆっくり見るなんて夢のまた夢だった。けれど最近、わたしが好きなアニメを2人で見る機会が増えてきた。
ごろんとしながら2人並んで眺める日がくるとは何とも言いがたい幸福感。
わたしの好みに付き合ってくれてありがとう。

ピカソの『ゲルニカ』についての番組を見て「お母さん、なんか殺人事件が起きてみんなで考えてるような絵だよ」とテレビの前までわたしを連れていく。番組の内容は息子にはさっぱりなんだろうけれど「好きではないけれどなんか気になる絵」だそうでじっと番組を観ていた。その感性を大切にしたい。

タイトルは忘れてしまったけれど、絶対に押してはいけないボタンが描かれた絵本がある。確か、息子さんが3歳くらいのときに読んでみたら、彼は絶対に押さなかった。今読んだら、押すのだろうか?「これは絵本だから押しても平気だよ。お母さん、押してみて」とクールに言いそうな気がする。

ぼーっとしていたかと思えば、落ち着かずチョロチョロしている。どうしたものかと考えていたときに空を見たら満月が。きっとこの満月のせいだろう。きれいだねと声をかけたら「流れ星のかわりにお願いしたらかなえてくれるかな」とお願いしていた。わたしもこっそりお願いしてみた。叶いますように。

「透明人間になったら悪いことをした人の家に行っていたずらを仕掛け懲らしめるんだ」と言った数秒後、「やっぱやめる」と言うので訳を聞いてみたら、「悪いことをされたから悪いことで仕返ししてると、無限ループになるから、悪いことはしない」返す言葉が思い付かず感心するしかなかった。

お餅はもち米と言うお米からできていると説明したら食べられるかもしれないと言うので挑戦。
パリパリ感が好きなので焼いてみることに。柔らかい部分はダメだったけどまわりのカリカリに焼けたところは食べられた! !今度は薄く細くして揚げる。フライパンでカリカリに焼く。に挑戦してみよう。

幼稚園の帰り、仲良しのお友だちについて「〇〇くんと遊んで、お話しすればするほど〇〇くんのことが分かる気がする」と楽しそうに話してくれた。
これってコミュニケーションの真髄ではないだろうか。わたしは子どものころそんなことを考えていただろうか。「わたしはわたし」と生きていた気がする。

「食べられるドーナツの味を増やしてみたい」と前向きな発言をするので、早速、棒ショップのメニューを検索していけそうなものを3つチョイス。
食べられるといいのだけれど、それよりも今回は赤い色は美味しくないと思っていることが分かっただけでも収穫だ。
偏食さんの小さな挑戦。頑張れ。