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海の近くでの暮らし

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移住生活での出来事。
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2019年2月の記事一覧

津波を経験した人たちの言葉

津波を経験した人たちの言葉

昨日こういうニュースがあったんだけど、見た人いるかな?

30年以内に東北沿岸沖を震源とする地震が来る確率が高くなったそう。

みんなこのニュースを見ていたから、今日の職場でのお茶の時間は地震の話でした。



東日本大震災のときは、岩手県沖が震源地。
陸前高田まで津波が来るまで約30分はあったけど、宮城県沖地震の場合は津波が到達するまで約10分程度と言われているそう。

10分って、

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おつまみによさそうな予感

おつまみによさそうな予感

この前偶然見つけた鮭キムチのレシピ。
見てみたら、めちゃくちゃおいしそうなのね。

なので、昨日の夜に試してみました。

"鮭+キムチ+キムチの素+ごま油"の4種類の材料を混ぜるだけの簡単さで、ごはんが進んじゃう系ごはん。
簡単うまいの極み。

ほかの鮭キムレシピを見ながら、「あ、これ牡蠣で代用してもいけるやつだな」と気付いたわけで。
今度は"牡蠣+キムチ+クリームチーズ+焼きのり"って組み合

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たぶん、動いてるように見えるんだよなあ

たぶん、動いてるように見えるんだよなあ

一昨日、昨日と続いて、今日も実験養殖した牡蠣の話。

今日はその牡蠣を掃除しながらひとつひとつにしたんだけど、牡蠣は帆立の貝殻の上を動いてるかもなと思うことが。

写真がわかりづらい感じなんだけど、帆立の貝殻の片面だけ、そしてある間隔になるように間引きをした。
でも、どう見ても貝殻の端っこに寄っていて、両面に牡蠣がくっついて成長してるんだよね。

うーん、動いたのかな…??(でもなあ、調べたら

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3年前の自分に感謝

3年前の自分に感謝

昨日こういうnoteを書きました。

今日は3年目の垂下ロープの水揚げをしました。
ついに、ついにだよ!

Evernoteに自由研究メモを入れてたはずなんだけど、データが消えてて泣いています。
とりあえず、Oystagramに7ヶ月目の写真と文章が残ってたから、それ貼り付けとこ…。

”貝殻の上を成長に適したように移動する”、という話を聞いたから実験してみたんだけど。

放卵後、海を漂ってい

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そろそろ実験結果を見るとき

そろそろ実験結果を見るとき

実は、私専用の牡蠣さんがあるのです。
2〜3年くらい前から、私が実験として養殖した牡蠣がふたつ吊るしてある。

仕込み作業のときに落ちた稚貝を個別にして、少なめにネットに入れて成長させたなんちゃってシングルシード養殖。
(シングルシードというのは稚貝の段階でひとつひとつ個別の状態にして、籠に入れて成長させる方法。)

もうひとつは、帆立の貝殻に付着した牡蠣の稚貝を片面だけになるように間引きして

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いまの自分に合った、ときめきを集める

ここ最近、「ときめかないものは感謝を持って捨てましょう」という"こんまりメソッド"が気になっているんだけど、この"ときめき"ってほんとに大事だよなあと思う。

たくさんの物に溢れた暮らしよりも、自分の"ときめき"基準で集めた物の暮らしのほうがいいなあなんて思うようになってきました。

要するに、家に使っていない物が増えてきた感じがしてるのです。



話は変わるけど。
この前にカ

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環境や健康にとって、持続可能な食であること

環境や健康にとって、持続可能な食であること

今日はキネマホンマル vol.5『未来の食卓』でした〜。ぱちぱち。

1〜2ヶ月に1回くらい、ほんまるの家で少人数でゆるりと映画を観る会。

前回はこんな感じ。

イベンターをした、というよりただ観たい映画を選んだだけなんだけど、それでも人が来てくれるかどうかってかなりドキドキするのね。
正直全く宣伝をしなかったので、たねやんさんとゆいさまと私の3人だけだと思ってたから、直前参加で9人になっ

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牡蠣のどんなことを知りたいのか、を知るきっかけ

牡蠣のどんなことを知りたいのか、を知るきっかけ

弟子仲間のひとりから、牡蠣について知りたいインターン生たちとお話ししてほしい的な連絡がきた。

なので、近々オンライン上でお話しすることになったんだけど、あらかじめ預かった質問内容が結構難しいのね。

はて、答えられるだろうか???
(そもそも質問対象の県が違うから、半分くらい当てはまらない話になりそう。)

そういうことを思ったんだけど、そもそも学生さんたちがどれくらい牡蠣のことを知ってい

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自然の中で生きている、という感覚

自然の中で生きている、という感覚

北海道下川町に滞在する直前の木津くんのブログを読んでいたら、その中にこういうnoteが引用されていました。





北海道下川町に移住した、もとくらの立花実咲さんのnote。木津くんも引用していた、ある文章が私もすごくひっかかった。

"電車が通ってなくて、寒いときはマイナス30℃にまで下がる気温、容赦ない長い冬はトイレの水を凍らせ、きれいだと思った花は猛毒を持つ。うっかり鉢合わ

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1枚を大事にする

1枚を大事にする

今日から"写ルンです"を使って、普段の生活を撮りはじめた。
撮ったあとの確認ができなくて、これ大丈夫か???という気持ち。
逆光の海の上って、どう写るんだろう。(いままでにもフィルムで撮ってるんだけど、まだ現像に出していないからわかってない…)

27枚撮りなんだけど、気付いたら7枚くらい使ってた。あと20枚。

撮れる枚数が決まってるって思うと、1枚がすごく大切に思えてくる。

撮らなきゃ

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みんなに共通する思い出の場所

みんなに共通する思い出の場所

私の雇い主のひとりでもある会長は、"高田松原を守る会"というNPOの副会長もやっていて、松原再生の活動をしています。

今日のお昼にそのお話を少し聞いてたんだけど、やはり課題は次世代への後継者不足のようです。
後継者不足はどこにでもあるような話だけど、守る会のメンバーは定年後の方々で構成されていて結構深刻。



陸前高田市民だけじゃなく、内陸部の人にとっても海水浴場といえば"高田松原"を

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探し続けるひとたち

探し続けるひとたち

今日沖担当の方々と、この前の暴風でいかだから外れて逃げ出した浮き樽4本を追って"矢の浦"という場所の砂浜付近に行ったら、木の棒を持って砂浜をサクサクしてるおじいちゃんがいました。

気さくなおじいちゃんで、「津波で流れた親方の骨さ、探してるんだー。こうやって探してるから今まででよったり見っけたけど、おらいのはまだ。いろんな浜をこうやって探してるんだー。横田から来てんだけどさ、海の人さに変な目で見

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