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みんなに共通する思い出の場所
私の雇い主のひとりでもある会長は、"高田松原を守る会"というNPOの副会長もやっていて、松原再生の活動をしています。
今日のお昼にそのお話を少し聞いてたんだけど、やはり課題は次世代への後継者不足のようです。
後継者不足はどこにでもあるような話だけど、守る会のメンバーは定年後の方々で構成されていて結構深刻。
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陸前高田市民だけじゃなく、内陸部の人にとっても海水浴場といえば"高田松原"を思い浮かべる人が多いらしい。
誰もが松原になにかしらの思い出を持っていて、みんなの共通の思い出になる場所。
思い出の共通スポットがあるってめちゃくちゃすごくない?そういう場所ってなかなかないよね??
だからこそ、陸前高田の大きな財産のひとつだったんだと思う。
写真でしか見たことないから、実際に7万本の松原を見られたらよかったと、何度も思ったよ。
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強い思いで松原の再生に尽力しているんだけども、津波前の元どおりくらいの大きさになるまで約50年。
今年度で終わる松の植樹活動後も、成長するまではこまめな管理をし続けていかないといけない。草抜きとかめっちゃ大事なわけ。
そうすると、これから先の活動を引き継いでいくために、やっぱり市内の人たちの関心が必須になってくる。
支援活動が広がって全国の人たちが植樹やボランティア活動に来るけど、元々住んでいる高田市内の人たちや「高田を良くしたい」という志を持って来ている若者に関心を持ってもらえたらうれしいみたい。
どうしたら自発的な関わりが増えるのか……、いまの時点では"正義感"しかなくて関わりづらいのかな?
なんでそんなことを言ってるのかということ、この前この記事を読んだから。
"人はひとつの動機だけでは行動しにくいんですよ。 だからこそ、そこに足を運ぶ目的をふたつ以上セットで用意してあげることがものすごく大事なんです。"
西野さんの考え、めっちゃ共感。そしておもしろい。
"植樹や管理をすることで松原を再生させる"という部分に、なにかもうひとつ理由…。
パッと思いつかないから、なにかおもしろい、またはよさげな案がある人がいたら教えてくれたらうれしいな。
美しい高田松原が再生するように。
50年後の未来に残せるような形になりますように。
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