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感想まとめ

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映画、美術展、イベントなどの感想です。
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#平和

対馬丸記念館

対馬丸記念館

対馬丸のことを、知っていますか。

戦時中、沖縄県内の子どもたちをたくさん乗せた対馬丸は、米潜水艦の魚雷攻撃により、撃沈した。

大勢の子どもたちが、疎開先に着くことなく、海で命を落とした。

私は沖縄に移住してから、対馬丸の事件を知った。そして、カマドおばあの平和講座へ行った時に、沖縄市の戦没者のなかには、対馬丸の犠牲者が多いことを知った。私は不勉強から、那覇の子どもたちだけが犠牲になったと思い

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ケアする人のカフェ

ケアする人のカフェ

「ケアする人のカフェ」に、参加した。

「ほっこりくらぶ」を開催しているみんなのももやま子ども食堂の企画です。

今回の「ケアする人のカフェ」で話されたこと。
私にとって大切だったことをまとめてみます。

1.知識の使い方。知識は、知恵を出す為に使う。

知識は役立つ。知識や経験から、できることや、いま選べることの見通しを立てられるのは、ケアするひとの強み。

だけど、その知識を使って、相手に「こ

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不屈館

不屈館

映画「米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー」を、コザのシアタードーナツで観て、不屈館の存在を知った。

その不屈館に、行きました。

不屈館は、どんな施設かというと。

瀬長亀次郎さん(以下、カメジローさん)の資料はもちろん、民衆資料も収集し、沖縄の戦後史、特に米軍統治下の民衆の歩みが学べる場所、県内外の学校の平和学習の場所として活用できる施設です。

受付で入館料を支払う際に、映画を観て来訪

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沖縄戦の図

沖縄戦の図

「日本軍は、日本人の味方ではなかった。」

当時25歳の私にとって、その言葉は衝撃だった。

人生2度目の佐喜眞美術館。

「丸木位里・丸木俊《沖縄戦の図》全14部 展」を観に行きました。

全14部の原画が公開されるのは、2年ぶりだそうです。

映画「丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部」を見てから、佐喜眞美術館へ行く。映画では、作品が描かれていく過程や、作品ごとのテーマやエピソードが紹介され

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映画「教育と愛国」を観ました

映画「教育と愛国」を観ました

伝えたいこと。

伝えられるのは、いつまでだろう。

私は、学びたい。

歴史から、学びたい。

誰かを傷つけたら、謝る。

お互いの主張が異なることは、あるだろう。裁判ならば、事実や証拠に基づいて、話し合い、判断していく。片方の主張だけ聞いて、もう片方の主張は聞かないで決めるなんてことはしない。どちらの主張も発言できる。

自分達の自尊心を保つ為だと言って、誰かを傷つけた事実を、一方的に書き換え

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