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ヤドカリ放浪記2013〜壱岐-別府編〜

12月8日
AM4:34
蔵谷公園駐車場

バッチリ目覚めてしまった夜明け前
外に出ると星がまだ煌めいている
流れ星見た
立て続けに流れ星見た
今日は流星群の日なのか?
夜明けの港町をブラブラする
漁港は既に明々と光が灯っている
小型船が沖に出る
ボンボンボンとエンジン鳴らして漁に出る
港町の朝だ…
ブラブラと山手に登ると墓地に出る
恐いから港町に降りる
AM5:37
聖母宮

717年創建された神功皇后・仲哀天皇・応神天皇を祀る神社で勝本浦の氏神
本殿内部の多数の彫刻と豊麗な色彩、また西門・南門が天正期の建築模式を持つという建築学的にも非常に価値が高く貴重な建造物であるとして指定された
本殿が西向きの建物である事から西門が正門で南門が脇門となる
手水鉢がシャコ貝なんだね
また向かい側の稲荷神社を囲む石垣は南国チック♪
AM5:48
阿弥陀堂
民家の間にポツンとあるお堂
中にはウッスラと明かりが灯る
戸を開けてお参りする
開帳はされていなかった
AM5:51
神功皇后の馬蹄石
神功皇后が朝鮮出兵の際に乗った馬の蹄跡だと伝わるスポット
覗き込むと石の表面に蹄跡らしき窪みが四つある
皇后の時代からおよそ800年後、皮肉にも今度はここに元軍が攻めて来たと言う歴史的スポット
AM5:59
永取家鯨供養塔
永取家は1864年頃、永く鯨を捕る様にと平戸の殿様から永取を拝命
勝本鯨組の頭主として隆盛を極めた
鯨を取って得たお金は、藩主の参勤交代の献金となっていたとの事
そんなスポット
AM6:01
河合曾良終焉之地
通称岩波庄右衛門正字
のち河合惣五郎と称した男
伊勢長島の大智院住職の叔父秀精を頼って長島藩に勤めた後に江戸で国学と神道を学び、奥の細道の旅へ随行する基となったらしい
芭蕉初期からの門人で深川芭蕉庵の傍に住んだ事が雪丸に書かれている
しかし何と言っても曾良の功績はその俳句活動以上に奥の細道の旅の芭蕉と同行して曾良旅日記・俳譜書留等を残した事である
そんな河合曾良終焉の地
AM6:24
勝本城跡

別名を武末城・風本城・雨瀬包城とも言う
安土桃山時代、朝鮮出兵時に唐入り
肥前名護屋城に本拠を置き、朝鮮半島への飛石的な位置にある勝本城と清水山城に出城を築きあげる
1591年、秀吉の命を受けた壱岐の領主・松浦鎮信は城山の頂上に城を築きはじめ有馬晴信・大村善前・五島純玄の助けを受け短期日のうちに完成されたといわれている城
城跡には対馬に向かって設けられた桝形と石垣の一節
頂上の平地に柱の礎石らしきものが残っている
秀吉の大石垣も見応えある♪
また長野県諏訪市から寄贈された御柱を一本丸々立てて祀っている
AM6:45
河合曾良之墓
松尾芭蕉の奥の細道における奥州・北陸の旅に同行した弟子・蕉門十哲の一人
壱岐の地で生涯を終えた彼の墓
他の方の墓と一緒にある為、夜明け時に訪れると恐い
AM6:47
能満寺
河合曾良が眠る
AM6:53
勝本朝市

スッカリ明けた勝本の朝
名物の朝市が開催される会場
誰も居ない…
何時から始まるの?
準備すらしている様子もない
やってね〜じゃん(´・ω・`)
AM7:09
イルカパーク
勝本の人気スポット
開館は八時半から…
とりあえず来てみたが、この辺りの地層が凄い
壱岐の土台石が凄い
4500万年以上も前の海底に積もった地層が地殻変動で隆起したもの
壱岐では一番古い地層が凄い
AM7:29
女嶽神社

天岩戸に隠れた天照大神を誘い出す為に大胆な踊りで場を大いに盛り上げた芸達者な女神・天鈿女命を祀る神社
神体の巣食石がスゴいらしいが時間がなかったのでカット
AM7:39
男嶽神社
壱岐島で二番目に高い男岳山の山頂にある神社
祭神は猿田彦命
願掛けが成就したら石猿を奉納する習慣があり沢山の猿がところせましと並んでいる
展望台からの見晴らしは最高♪
AM7:55
白歯雪公園

芦辺の高台にから街を見守る諸津観音が鎮座するスポット
他にも釈迦涅槃像です十一面観音・長寿観音・弘法大師像、友好観音等々多くの観音様を所狭しと祀っている
また一休さんや歴史資料館など小枝のパラダイスの香りもするスポットw
時間が無いのでパパッと見学する
AM8:17
月読神社
1676年、平戸藩の命を受けて壱岐島の式内社の調査を行った橘三喜がこの神社を式内名神大社の月読神社に比定し同年、藩主松浦鎮信により石祠と神体として木鏡1面が奉納された
神功皇后が三韓征伐の際に腹に当てて出産を遅らせたとされる石、月延石の内一つが奉納されているとされる
祭神に月夜見命・月弓命・月読命の三柱を祀っている
AM8:19
国分寺
聖武天皇が鎮護国家・五穀豊穣を祈る為に741年全国に国分寺及び国分尼寺を建立
壱岐の国分寺もその一つで島分寺として建てられた
建物は新築し現在の位置に移される
客殿には本尊釈迦如来像
仏殿には本尊阿弥陀像が祀られている
AM8:21
国分寺跡
そんな島分寺として最初に国分寺が建っていた場所
三重塔があったと推定される
また跡地に行くまでの道に桜の木が生え並ぶ
春は綺麗だろうな〜
AM8:23
鬼の窟古墳
鬼でもなければこんな重い大きな石は使って造れないだろう横穴式石室古墳
6世紀後半〜7世紀前半頃の築造で直径45m、高さ13mの横穴式石室古墳
内部は大きな玄武岩を幾つも積み上げた横穴式石室古墳
石室の奥行きは壱岐最大で全国十二位の全長16.5m
最大の天井石は4mもあり当時の豪族・壱岐直の墳墓らしいといわれている
因みに壱岐値は個人用に持っていた氏寺を島分寺という名称にして国分寺に代用していた豪族
AM8:33
海老館

三度、湯ノ本温泉
海の見える伝統の湯を持つ宿
関取の常宿らしく多くの力士のサインが飾られている
島々を望む石組の露天風呂が最高らしいがまだ入浴開放時間前だったので内湯のみ利用

なかなかの広い湯舟に一人マッタリと浸かる
うん、良い湯でした(*´ω`*)♪
これにて島の温泉湯めぐり夢気分終了〜
AM9:22
平山旅館

頼んでおいた湯ノ本ゆのぼせの認定証を貰いに来たが準備が出来ていないとの事で郵送してもらう事に
少し女将さんとお話も楽しむ
しかし此処の女将はいつもフロントにいるな〜♪
女将なるものはこうでなくっちゃね(*´ω`*)
とにかく認定証を頼んで先に進む



あっ…記念品貰うの忘れた
まっ一緒に送って来るか…
AM9:41
壱岐神社

竜神崎園地小弐公園内にある護国神社
靖國神社における壱岐郡出身の戦病没の御分霊奉遷し壱岐護國神社併称を承認される
祭神に亀山天皇・後宇多天皇・少弐資時公の三柱を祀る
古戦場である
AM9:57
左京鼻
玄海灘に面した八幡半島のほぼ先端にある壱岐の代表的な景勝地の一つ
玄武岩の特色の一つである柱状節理が発達したものである
うん良い景色♪
AM10:02
はらほげ地蔵

海上に祀られている六体のお地蔵様
お腹に穴が開いているから腹ほげ地蔵
湾の埋め立て工事が行われた際に一度は丘に移設したが「海に帰りたい」という六地蔵からのお告げがあり再び海の中に戻されたとか…
ここで滑って方膝着いた
AM10:16
印通寺港フェリーターミナル

さて急遽壱岐を脱出する事になり、予約変更を行う
予定より一日早い脱出だ
もう少しユックリしたかったんだけどな…
仕方無い(´・ω・`)
AM10:33
乗船
フェリーあずさに乗り込む
壱岐に来た時とはタイプが違う…
AM10:48
出航

約二時間の船旅が始まる
朝が早かったから、船内ではほとんど寝てた
PM12:36
唐津東港フェリーターミナル
佐賀県上陸
さてこれからロングドライブだ(^ω^;
PM1:33
エネオス小城SS
レギュラー153円
Tカードを使ったらリッター150円まで安くなった
カードを使っても153円だった筈なのだが得した気分♪
PM2:38
福岡県突入
この日、мiчαが世界遺産検定かなんかで福岡入りしているとの事だが無視w
久留米を横切り、東を目指す
PM3:48
大分県突入
帰国四県目
日田・天ヶ瀬・玖珠・湯布院を通過して、別府入りする
PM5:45
秘密の駐車場
いつもの駐車場
パッと準備をして夜の別府の街へ繰り出す
PM6:01
別府駅
この日別府入りした井湯くん捕獲
前日に連絡が入り、一緒に呑む事になったのが急遽別府入りした理由
とりあえず呑みに出る
PM6:10
GOKU-RAKU

温泉料理と温泉焼酎を呑ませて上げようと思って来たのに久保不在
代理の方がチャイ屋さんやっていた…
仕方ないので焼酎一杯呑んで出た
PM6:40
春夏冬

此処も行き付けの店
ボトル一本入れて本格的に呑みスタート♪
Fbをチェックしてたらが近くで泰菜呑んでたので呼びつけて三人で呑む
相変わらずの井湯節で盛り上がる貸切状態の春夏冬
なんだかんだと二時間呑んでボトル空けちゃった
ホロ酔いの俺に井湯はダウンw
駅前通りまで見送って解散する
PM10:08
3set

泰菜と二人で芳美ちゃん店
泰菜は3set初来店
泰菜と芳美が意気投合
なんかパスタ喰ってビール二本空けた
そんな別府はしご酒
PM11:59
ヤドカリ帰還
泰菜を駅前通りまで送ってテクテク歩いて帰還
なんとか午前様にならずに帰還
ちょっと寝床を片付けて爆睡突入
そんな壱岐弾丸観光の午前に別府帰還の午後
なんか疲れました(´+ω+`)

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