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台南 ずっと優しくされてる

台湾の旅に出てから、ずっと台湾の民の皆さんに優しくされていました。

今日シェアする台南での旅でもそうです。

これがどこかのヤンキーにも届いて、改心してくれることを祈ってます。

いま、君がヤンキーなら僕のnoteが届かないかもしれない。

でも君がヤンキーじゃないんなら全部読めるし、スキも押せる。

旅の青年の幸せを共有できる方から、今回の話も読んで頂けると幸いです。

どうぞよろしくお願いします。

こんばんは。それでは早速、台南ってどこにあるのからですね。

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やっぱさ、暖かい場所に行くと、人も暖かくてゆるくなるよね。

のんびりしている人が好きです。

旅の青年は、いつかの夢の中を旅しているようですね。

観察を続けます。お願いします。

台南 ずっと優しくされてる

おぉ。ここが台南。僕は電車に揺られて台湾の南にある街、その名も台南に辿り着いた。

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この頃になるともう台湾で電車に乗るのにも慣れていた。

きっと、どこにだって行けるんだ、時間と場所さえわかれば。しかし、ここも暑い、さすが南国。少しトロピカルな雰囲気が漂っている、どうしよう。

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今日はアシュリーの兄貴の家に泊めてもらえるらしく、アシュリーと落ち合うことになっているんだけど、まだまだ時間が早くて、荷物をもって移動するのはちょっと辛い。

アシュリーを、知っている人はいるかな、俺が初めて行ったオーストラリアの街のブリスベンの語学学校で同じクラスだった可愛い台湾の子だよ。

もちろんうまいこと行きたかったんだけどいかなくって、俺はブリスベンの後、最高の思い出が出来たバンダバーグに行っちゃったんだ。

アシュリーはブリスベンのチャイナタウンで働いていたらしい。

そんなんもあって、今回アシュリーが俺を助けてくれたんだ。

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再会の台湾の旅。

「まだお昼かぁ」近くの小さな店で美味しいタピオカ入りのジュースを買う。

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それから駅周辺の孔子廟とか、東安坊とかの観光地を歩いて回った。

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バックパックを背負っているのであまり遠くには行かなかった。一通り台南駅周辺を歩き回り、駅近くの冷房が効いている場所でアシュリーの仕事が終わるのを待っていた。

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そして遂に現れた愛しのアシュリーはあの頃と変わらず可愛かった。それからアシュリーのバイクのケツに乗って夜市へ、そしてバーへと連れて行ってくれた。

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台南でもハッピーは続くみたいだ。

アシュリーの仕事場の友達も合流してみんなで飲んだ。みんないい人達だったなぁ。バーで飲んでいろいろ何を話したんだろう。わからないけど、それから近くの北勢街へ古い街並みを見に散歩をしに行った。

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台湾の古い町並みは昔の日本を彷彿とさせるようで、とても好きだ。

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オレンジ色の提灯のような光の粒が電線に沿うように並んでいて少し僕をまどろませた。

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新しいものを手に入れ、古いものを忘れてゆくんだね。

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その夜、僕等は足のマッサージに出掛けた。台南ではマッサージが有名で、足だけだったんだけど、最高に気持ちよかった。

とにかくアシュリーのヘルメットの柄が「キティちゃん」で可愛かった。

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翌日もまだまだ台南観光は終わらない。台湾の人のウェルカムモードは日増しに上がっていく。だから俺は台湾が好きだ。

僕たちは車で緑色隧道という、要は日本でいう渡し船に乗れる場所へ行ってきた。なんかアシュリーの事を好きなアシュリーの会社の友達のところにお邪魔した感じになっちゃったけど、まっいいか。俺は旅人、いろんな流れの中に生きてる。

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そこは小さな船に乗ってくんだけど、外は相変わらず暑くてさ、帽子をみんなかぶるんだ。あの、なんていうかベトナムの人が被っている藁で出来た傘みたいなの。

ここにも自然が溢れていて、川の両端から木が生い茂ってくるもんだから、葉っぱにあたらないか頭の上が気になった。頭すれすれまで木が迫ってくる。

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水辺には生き物がたくさんいた。川にカニがいるってことはその川の水は綺麗だってことらしい。蜘蛛も頭上で巣をつくっていた。僕は蜘蛛が嫌いだ。実家では何回あの巣に絡まったかわからない。

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その後はまた一人新しい友達が加わり、四人で国立台湾歴史博物館へ行った。台湾の歴史の事を詳しく知るのだ。

ふむふむ、台湾は島だからやっぱり、船での貿易が盛んだったのかな。

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台湾の伝統的な儀式とか、先住民の様子を見ると、恐らく、南の方から伝わってきたものも混ざっているような気がする。インドネシア辺りから入って来ている海の歴史がありそうだ。

国とか、人とか。ルーツとかそういうのおもろいよなぁ。

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希望のともしびが灯った頃、日本では何が起きていたのだろう。台湾も、日本もとても近いものを感じる。自分たちの隣国、近所の国なんだから仲良くして当然と言いたいが、そんなことばかりじゃないってのも十分知ってる。争ってばかりだ、でも台湾は違ったね。

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「暗闇に光を灯す」こと、これはとても大事な事だ。

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それから、また数日前にゾイとタイソンといったフィッシャーマーケットに連れて行ってくれたんだ。なんか、見覚えある所だなぁと思っていたら、案の定そうだった。たぶん嘉義と、台南の真ん中あたりにあるんだろうね。名所なんだなって思ったよ。

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それにしても贅沢だよなぁ。こんなのどのツアーに参加しても体験できないことだもの。
今回も魚の写真をたくさん撮った。フレッシュな海産物はべらぼーに旨い。

市場見て回って帰ってきて終わりかと思いきや、また新たな友達と合流し始めた台湾の方々。

どんどん人が増えて行く。スーパーの前で合流し、どうやら今日はバーベキューが行われるとの事。なんていう上手なタイムテーブルだ。

誰だ、どこかに作家さんでもいてこのストーリー書いているんじゃないか。

すごい一日一日が濃いぞマジで! 

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バーベキュー会場の田舎の家に移動したっけ、その人達もアシュリーの友達だったんだけど、みんなオーストラリアで「ワーキングホリデー」していたらしくて、すぐに意気投合出来た。

広い庭がある農家みたいで、ただ、蚊が尋常じゃないくらいいて、刺されまくった。でもスイカとか、海鮮、あぁ。だからフィッシャーマーケット行ったんだ。そっか。肉も。酒ももちろんたくさんあった。

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そんでもって最後はカラオケ。

なにこの極楽っぷりはありがとなぁ、最高だったよ。

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次の日はがっつり台南観光。アシュリーの友達のバイクのケツに乗って虎柄のパンツに、アニマルのマスクでサングラス、そしてメット。派手なファッションに身を纏い、テンションだけで渡っている。

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ラッキーが服着て歩いてるようなもんだな。

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かき氷食ってさ、本当に写真いっぱい撮っていてよかった。どうやって思い出せるこんなこと。なんかチケットとか買ってくれてさ、ゲスト扱いしてくれたの。「俺はいいよいいよ」って遠慮してたんだけど、台湾の人達はめっちゃ面倒見いい人達なんだ。

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台南の観光中心はだいぶ見て回ったようなこと言っていたなぁ。有名な甘いスイーツもたくさん食べたし。

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それからまだまだ続いちゃうんだなぁ。

みんなでバイクで移動だよ。

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何が好きで台湾のソーセージの博物館に行かなきゃいけないんだ。

二カ、ジェローム、その彼女たち、みんな可愛かったな。それからみんなで台湾ボーリング。なんだったんだこの週末は、楽しすぎっぞ! 

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毎週こうなのか台湾の人々よ! 

ありがとな俺を呼んでくれて、あぁ終わらない。

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それからみんなで台南のローカル路地裏とかで賑わっている系のお店に飯食いに行ったんだ、終わらない宴。

飯もうまいし楽しいし、賑やかだし、何拍子もそろっていて最高。それからだよ、二カ達カップルとバーに飲みに行った。

喧噪を離れた小粋な隠れ家のようなバーで、台湾ビールを飲む。

もうまたまた最高な気分。

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夢のような日々はあっという間で。この間もアシュリーの兄貴の家で寝かせてもらってて、宿代も掛かってないのか。

なんなんだよ旅人って。いい思いしてんなぁ。

ほら、そろそろ次の街に移動だよ。もう行こうぜ高雄! 

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台南のみんなにビッグハグ!

編集後記

どうやら彼、毎日優しくされてますね。

なぜなんでしょうか。

ヒョウ柄のハーフパンツが派手だったからか、アニマル柄のマスクが可愛かったからか。うーん。どっちだろう。

(どっちでもないだろ。)

ここまで読んでいてくれるという事は、皆様はヤンキー卒業です。

もう肩パンしたり、されなくていい。

おめでとうございます。

台湾一周編。

旅に恵まれすぎていて、実は放っていて少し辛いです。

ニュージーランド編の寂しい孤独な感じの方が放っていて気が楽だったんです。

どっちかというと、そっちに寄り添っていたい。

台湾編では奇跡がおきまくるので、もう僕ではないんです。

彼がどうしたこうした、もう夢の中です。

僕だけじゃ何もできない。

民の皆様のおかげで、旅が出来ていました。

「あぁこいつ調子乗ってる。勝手にやってろ」の、その先の台湾の土地や民に感謝を込めて放ちます。

旅の青年のようにいつか、みなさんが台湾を旅する事があった時、あぁそういえばnoteで台湾一周してた旅の奴いたなぁなんてイメージのまんま誰かに話しかけてみてください。

きっとその人、あなたの事を助けてくれますよ。

こちら、旅の青年が台湾の歴史に触れた国立台湾歴史博物館のHPです。

オーストラリアへ短期留学してみるもんですね。

noteの前の留学したい皆様。

彼、行ってよかったって言ってますよ。参考までにこちらどうぞ。

次回は、台南から少し下って、高雄という街へ。

これまた恵まれた旅が続きます。

やさしくなりたい。スキです。

また次回、半月の明日に会いましょう。

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