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iINAーあなたのいいなが、まちのいいねにー

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『あなたのいいなが、まちのいいねに』をテーマに、WEBメディア「iINA」は あなたの地域活動の一歩を応援します。京都市東山区を中心に、市民の方に「それイイな、やってみよう」と思…
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#インタビュー

目的がないからこそ誰かとつながれることがある〜神主がひらくくつろぎの場とは

目的がないからこそ誰かとつながれることがある〜神主がひらくくつろぎの場とは

今回取材させていただくのは、霊明神社の神主である村上浩継さん。神社に来た人が自由にくつろげる「縁むすひ」という場を作るほか、社会の課題解決に取り組む人を応援する「志プロジェクト」を立ち上げています。その取り組みや想いについて話を伺いました。

神道葬祭を創め、霊山墓地を創設した霊明神社ーーまず霊明神社についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

ここは神道の葬儀をするためにできた神社で、江戸時代後期

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学生と地域がつながれる場所を自分たちの手でつくる

学生と地域がつながれる場所を自分たちの手でつくる

今回は「今熊野空き家再生プロジェクト」で空き家のリノベーションに携わる京都美術工芸大学4年生の森田優佑(もりたまさひろ)さんにお話を伺いました。大学進学を機に東山へ移住された森田さん。学生ながら地域と深く関わっている理由と、そのきっかけとは…?

古き京都の建築を学びにーー森田さんは現在大学生4年生で、元々の出身は神奈川県だそうですね。

はい、京都美術工芸大学で建築を学んでいます。出身は神奈川県

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小さな成功体験を見つけて、気軽に一歩を踏み出してみる

小さな成功体験を見つけて、気軽に一歩を踏み出してみる

今回取材させていただくのは、京都市東山区でシェアキッチンとオーガニック食品の量り売り店「the kind」をオープンされた冨浪悠佳さん。東山へ移住したい人をサポートする『東山くらしよし』でもお試し移住担当として活動をされています。生まれも育ちも東山の冨浪さんに、海外での経験がどのように活動に活かされているか、地域でやりたいことへの想いと葛藤を話してもらいました。

視野を広げた海外での経験が活動の

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お菓子がつなげる人と人

お菓子がつなげる人と人

今回は、東山区の今熊野で「お菓子工房 12菓月(じゅうにかげつ)」を営むパティシエの近藤香苗(こんどう かなえ)さんにお話を伺いました。福島県から移住された近藤さんが東山で今感じていること、そして、お菓子を通して広げたいものとは…?

福島からドイツ、そして京都へー 近藤さんはパティシエさんだとお聞きしましたが、ご自身でお店をされているんですか?
そうなんです。「お菓子工房12菓月」という工房を持

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"パルヨン"に込める想いとは?~お悩み相談から始まる“たくさん”のいいこと〜

"パルヨン"に込める想いとは?~お悩み相談から始まる“たくさん”のいいこと〜

ー今回は、「外国人女性の会パルヨン」という団体において、主に外国人女性への支援活動を行なっているニーナさんにお話を伺いました。「外国人女性の会パルヨン」は、今では多岐にわたって活動をされている団体ですが、最初は小さなお悩み相談から始まったそうです。団体の名前、”パルヨン”はフィンランド語で「たくさん」という意味。「たくさん良いことがありますように」という想いが込められています。

小さなお悩み相談

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人とつながり、人をつないでいくワケ

人とつながり、人をつないでいくワケ

ー 今回取材させていただくのは、東山区で生まれ育った大野丈(おおのじょう)さん。これまでプロサッカー選手や美容業界のキャリア支援などをされてきた大野さんが、今の活動を始めたきっかけやその思いについてお話を伺いました。

「自分らしく生きる」きっかけづくりー 現在のお勤め先のことを教えてください。

今は、株式会社Lean on Meという会社で働いています。ここでは、福祉施設などで障がいのある人を

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好きなことX得意なことで社会貢献〜軽やかな活動のススメ〜

好きなことX得意なことで社会貢献〜軽やかな活動のススメ〜

ー今回取材させていただくのは、鳥本光照(とりもとみつてる)さん。学業に専念するためサッカー部に入らなかった後悔から、チームで難しい事にチャレンジする気持ちを伝えたいと思い、コーチについて学べる静岡の大学に進学しました。その後、スポーツトレーナーの仕事やボランティアの活動を通して地域へ出向くことが多くなり、現在は障がい者の方へのプール指導ボランティアや地域を走ってパトロールするパトラン京都の運営をさ

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まちとつながる、うつわは大きく

まちとつながる、うつわは大きく

ー今回取材させていただくのは、小原亜紗子さんにご紹介いただいた山内駿(やまうちしゅん)さん。陶芸家として活躍される山内さんは、『うつわ男子』というグループで、普段陶器に興味がない人が、陶器に関心を持てるような活動をされています。団体での活動や、地域との接点が生まれたきっかけについてお話を伺いました。

心を打たれた陶器との出会いー陶芸家になったきっかけを教えてください
高校卒業後、陶芸を学びに京都

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一人で頑張らなくていい子育てを

一人で頑張らなくていい子育てを

ー今回取材させていただくのは、小原あさこさんにご紹介いただいた、中村 緑(なかむら みどり)さん。1児の母としてお子さんを育てながら、子育てサークル『ひなたぼっこ』を運営しています。サークル運営以外でも、母子支援の活動をする中村さんですが、その柔軟な考え方は、住んでいる環境を住人自らつくるシェアハウス『エスコーラ』で出会う方々から影響を受けたそうです。子育てに関する思いや地域とのつながりなどについ

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孤独な育児が一つのきっかけだったかもしれない

孤独な育児が一つのきっかけだったかもしれない

ー今回取材させていただいたのは、フリーランスで仕事をしながら、2児のお子さんの育児をされている小原亜紗子(こはらあさこ)さん。2020年6月に『東山区まちじゅう図書館プロジェクト』という活動を始められました。プロジェクトを始めたのは、初めての育児に孤独感を抱いていた際、近所の方から絵本をいただいたことがきっかけだったそうです。立ち上げの思いについて、詳しくお話しをうかがいました。

子育てを楽しむ

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地域とのつながりは、むしろ日常的だった

地域とのつながりは、むしろ日常的だった

ー今回取材させていただくのは、石田卓也さんにご紹介いただいた鳥居 久美(とりい くみ)さん。「悪縁を切り良縁を結ぶ」神社として名高い『安井金比羅宮』に嫁いでお仕事をされながら、石田さんが副代表を務める「パトラン」にもボランティアとして参加しています。今回は、ボランティア活動を通じての考え方の変化や、小さい頃から続いている地域との繋がりについてお話しを伺いました。

団体での活動が、一人で行動すると

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田崎流、地域への歩み寄り方

田崎流、地域への歩み寄り方

今回取材させていただくのは、田崎文吾さん。通信キャリアの社内システムコンサルタントを行うかたわら、『Co.Co.しらかわ』という団体で白川エリアの地域の盛り上げに貢献しています。今回は、活動を通しての想いや地域との関係性の縮め方について話を伺いました。

30歳を経て、新たな地域との関わりーどんな活動をされていますか?
白川エリアでの地域活動を促進する『Co.Co.しらかわ』という団体で活動してま

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「ちょっと良いことできる」が、地域を知るきっかけに

「ちょっと良いことできる」が、地域を知るきっかけに

ー最初に取材させていただくのは、石田卓也さん。本業でシステムエンジニアを行うかたわら、パトランという地域をパトロールするボランティア活動をされています。今回は、活動を始めたきっかけや地域との関わりがどのように深まっていったかをお聞きしました。

活動のきっかけは、軽いノリからーどんな活動をされていますか?
ランニングをしながら地域を見守る、パトランという活動をしています。パトランの活動自体は全国各

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