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SDGsとすべてが詩からはじまる国とアース・オーバーシュート・デー
すべてが詩からはじまる国というのは
2度滅びた後にできた国
今 やろうとしているのは
2度目に滅びたところから
3度目の国づくりをしていくことなのだが
そのためには
2度目に滅びた状態を
イメージすることからスタート
いかんせん
作者自体がこの国のことを
何も分かっていないので
自分の創作物を読み解いていく必要がある
花が咲かなくなった渇いた大地は
ミツバチが歌う純粋なる緑へ
魚が見えなくなった腐った海は
クジラが踊る安らかな青へ
鳥が飛べなくなった虚ろな空は
ツバメが渡る優しい紅へ
2度滅んだその国は
かつて存在した極彩色を少しずつ取り戻し
この部分からわかることは
2度目に滅んだ時には
花が咲かなくなった渇いた大地
魚が見えなくなった腐った海
鳥が飛べなくなった虚ろな空
という自然が破壊されている状態だということ
その後に
極彩色を取り戻していったことを考えると
薄暗いモノクロの情景が
広がっていたことが推測される
恐らくだが
社会システムも
金融システムも
機能していない状態だろう
これが2度目の滅亡直後の状況
そう想像できる
この状況を現実世界に照らし合わせてみると
SDGsにある17の世界課題が
何ひとつ解決されないまま
極みに達した
そのような印象を受ける
アース・オーバーシュート・デーというものがある
「アース・オーバーシュート・デー」とは、人間が消費する生物資源の量が、地球が1年に再生できる生物資源の量を越える日のこと。オーバーシュートとは、英語で「度を越す」や「行き過ぎる」という意味。国際NPOのグローバル・フットプリント・ネットワーク(以下GFN)が提唱している。
例えば、2023年のアース・オーバーシュート・デーは8月2日だ。つまり、1年分の資源を8月2日までに全部使い切っているということ。残りの約5ヶ月は、将来のために残しておくべき資源に手をつけるしかない。私たちは知らず知らずのうちに、未来の貯蓄分を切り崩しながら生活しているのだ。
地球で1年で生産される資源を
僕たちは8か月ほどで消費し
残りは地球の資源を削り取っている
そういうことだ
アース・オーバーシュート・デーは年々早くなっている
このままいけば
地球の資源はどんどんと食いつぶされ
先にあげた
2度滅んだ国のようになるのではないか
僕はそう感じてならない
すべてが詩からはじまる国は
そのような状態から
ミツバチが歌う純粋なる緑へ
クジラが踊る安らかな青へ
ツバメが渡る優しい紅へ
と極彩色を取り戻し
季節の香りと実りの潤いを
誰しもが楽しむことができる国になるストーリー
すべてが詩からはじまる国を
実際に作ってみるということは
SDGsにあげられる世界課題を
解決する一助になるのではないか
僕はそう感じるんだ
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