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中学から始めた英語力とバイリンガル育児で得られる英語力の圧倒的な差

「英語は早くから始めて継続してやっていけば力は着くと思うけれど、
中学から始めたら遅い、間に合わないということはないと思う。」

Twitterユーザーからの引用

先日、このような疑問というか
考えをしている方のツイートを拝見しました。

皆さんは、どのように思われますか?

もし、中学から始めても遅くないのであれば、幼少期から時間とお金を費やして英語教育をする必要なんてないですよね。

しかし、幼少期から始めた場合と、中学から始めた場合で、明確な差が生まれるとしたら、どうでしょうか?

もし小さいお子さんがおられるお親御さんであれば「やっぱり早く始めたほうがいいんだろうか?」と迷い始めますよね。

今回の記事では、中学から始めても遅くないのか、それとも幼少期から始めたら明確な差が生まれるのかについて、自身の経験を交えて、考えてみたいと思います。

ぜひ最後までお読みください。

その前に、少しだけ自己紹介させてください♪

 ◇ 名前:ひで
 ◇ 子どもが大好きな3児のパパ
 ◇ バイリンガル子育て歴10年以上
 ◇ TOEIC 970点 / 元英会話教室運営(講師兼)
 ◇ Kindle作家 (5冊出版)
 ◇ 親子NFTアーティスト (OpenSea/HEXAに出没)
 ◇ マルチ職種の会社員
 ◇ WEBサイトや動画も作れる
 ◇ サッカー、スノボ好き

それでは早速、中学から始めても遅くないのか、それとも幼少期から始めたら明確な差が生まれるのかについて考えていきましょう。

■ 中学から始めても「遅くはない」

結論から言うと、中学から英語学習を始めても
英語力だけの視点なら『遅くはない』と言えます。

これは僕自身の体験に基づいた観点です。

僕自身が中学で初めて英語に触れ、高校ではいつも赤点ギリギリ。
フィリピンの大学に留学して2年目に、現地友人から

『お前さぁ、1年の時、ほんと何言ってるかわからなかったよなぁ~ww』

の言葉に奮起し、英語のリスニング&スピーキング強化を始め、最終的に大学を首席卒業。

その後、インターナショナルスクールの先生、英会話教室運営(講師兼)などをするようになりました。

転職時の必要で2016年に、ほぼノー勉強でTOEIC初受験→970点。

大学時代から『英語のための勉強』はほぼしておらず、全教科を『英語で勉強』したのが英語力の土台にあります。

中高時代に英語が苦手教科だった僕でさえ
これくらいはいけるのだから『遅くはない』と自信をもって言えます。


しかーーーし!!!

なぜ我が家はバイリンガル育児をし、子どもに英語を身につけさせているのかというのは別の視点があります。

■それでもなぜ我が家がバイリンガル子育てをするのか

①英語という言語を通して、世界中の多種多様な文化や価値観に小さいときから触れることができる
このポイントは見落とされがちなのですが、非常に大切なものです。バイリンガル教育を通して、小さい頃から「世の中にはいろんな人がいて、いろんな価値観がある」という多様性を体感することができ、「みんな違っていい」と多様性への受容が高まります。もちろん「自分自身の受容」もしやすくなります。

②子どもの世界観が広がる
世界観とは、世界に対しての見方や考え方のことを意味しています。
自分が世界をどのように見るか。世界から見て自分はどのような存在と捉えるか。

このような考え方、多様性、価値観を絵本や動画などから自然に吸収することができます。

③英語の無限のリソースを扱える
ネット上の日本語コンテンツはたったの2%しかありませんが、英語ができるとネット上の6割近くのコンテンツを情報源とすることができます。

子どもが興味を持ったことに対する最適なコンテンツを、英語ならすぐに見つけることができます。

④幼少期には自然なプロセスで言語を身につけることができる
人が言語を習得する自然なプロセスは
【 聞く→話す→読む→書く 】
の順に身につけていくことです。

大きくなればなるほど、この学習プロセスを通ることが難しくなり、英語は「言語」というよりも「学習科目」となっていきます。

また、バイリンガル子育てを通して、大人になってから身につけるのが至難の英語独特のリズム感やイントネーションを身につけることができます。

例えば、日本人が初めての英語の曲を聞くとき歌詞がほとんどわからないが、娘はほとんど聞きとる事ができ、いつの間にか覚えて歌っている。一度も歌詞を眺めたことなしに!

特にこの部分の差は非常に大きいものです。

⑤日本に住んでる限り日本語の心配は一切にいらない
日本語の小学校に行けば絶対に身につく。
日本において日本語はそれくらい強い言語です。

⑥圧倒的にコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスが良い
※この点については後ほど詳しく解説します。

⑦中高時代に英語勉強をせずに済み、他の勉強や、本当にやりたいことに時間を注げる

⑧その本当にやりたい事が見つかった時、英語のリソースにアクセスできるのは大きな差がある

⑨高校大学以降の進学の選択肢が広がる
自分が学びたいことを日本国内外から選択しやすい。
海外大に留学したい場合も、TOEFLは問題なく必要点を突破できる。

⑩日本の大学に進学する場合、英検が役に立つ
我が家のケースでスト、長女は小4で英検準1級、長男は小2で英検2級を取得。英検のための英語の勉強はほとんどしておらず、英検の独特なテスト形式に慣れるための準備だけで合格しています。おそらく幼少期からバイリンガル子育てを始め、小学校中学年頃までしっかりと続けていれば、2級までは容易に取得できると思います。

日本の大学へ進学する場合、高校時代に取り直さない行けない可能性がありますが、苦労はしないと予想します。

以上、考えつくポイントを10挙げてみました。
これだけを見ても、圧倒的なメリットがあると考えています。

それは自分自身の英語体験からも、世界基準の国際力の視点からも、幼少期に英語を身につけさせておいてアドバンテージはあれど、損することは一切ないと思っています。


■コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスが良い!?

6番目のポイント『圧倒的にコストパフォーマンスとタイムパフォーマンスが良い』というポイントについて、もっと知りたいという方がおられると思いますので補足しますね。

詳しくは英語関連の拙著にて述べてますので、詳細は書籍をお読みいただけましたら幸いです。

▶︎バイリンガル子育てのコストパフォーマンスについて

まずはコストパフォーマンスについて。

これは「おうち英語」だけで子供に英語を身につけさせることがまず念頭にあります。

なぜなら、幼稚園の3年間を英語で学ぶプリスクールに通わせると、平均年間183万もかかります。3年で549万円!インターに通わせようと思えば年間150〜200万円。6年間で900〜1200万円!もかかります。

私のような庶民には、これだけの費用を捻出するのは難しいです。そして、これだけの費用をかけるとコストパフォーマンスが良いとは決して言えません。経済格差が、教育格差を生むような社会にはなってほしくないものです。

そして、中学生になると学習塾に行く生徒が増えます。
学習塾だけで3年間平均、約50万円ほどかかるようです(ネット調べ)。

しかし、全教科に対応する学習塾では英語の4技能5領域のすべてをカバーするのは困難です。従来通り、読み書きがメインとなります。それゆえ、英語の総合力を伸ばそうと思うなら、別途、英会話スクールなどのレッスンを受けることになります。その場合、プラスで安くとも月1万円前後かかることになります(週1回)。3年間で36万円です。+高校3年間でこの2倍。

しかし、多くの方がお気づきのように、英会話教室に週1回行かせても「話せるようにならない」というのが現実です。これが週2回、3回に増えても、中学の学習指導要領で求められるディスカッションができるレベルに達するのは難しいと言わざるを得ません。つまり週3月3万を6年で216万かけても、その程度の英語力しか身につかない可能性が高いのです。

しかし、おうち英語だけでも子供をバイリンガルに育てることは可能で、その場合のコストパフォーマンスは圧倒的に良いです。

我が家のような極端な例ですと、教材もオンラインレッスンもなしで、かけた費用は洋書や英語のワークブックのみです。今まで10年の総額で、洋書20万(子ども3人分)、英語ワークブック5万(2人分)だけです。かけた費用はこれだけで、長女は英検凖1級(小4の時)、長男2級(小2の時)取得済みです。英検の勉強はほとんどせずにです。リスニングとスピーキングはネイティブ同年代と遜色ないレベルです。

有名なDWE教材を使った例も考えてみると、100万円程度から170万円ほどの費用をかけているようです(ネット調べ)。これだけ見ると高く感じるかもしれませんが、実際は兄弟で一緒に使うことができたり、10年間くらい使える教材が揃っているので、月額で考えると8333円/1人、2人同時ならその半額と、さほど高くもないのです(100万で計算した場合)。

10年間継続する根気やイベントなどに参加するための労苦などもありますが、これで子どもが英語を身につけることができるならば、コストパフォーマンスは決して悪くないと思います。

ここは実際のユーザーさんの生の声を聞きたいですね!

▶︎バイリンガル子育てのタイムパフォーマンスについて

次にタイムパフォーマンスについて。
学校英語カリキュラムは、学習指導要領が求める英語レベルに学生を導くには時間不足しすぎています。英語学習の時間を補うには、「早くから始める」のが現実的で効率的です。

学習指導要領の改定により、英語科目のみならず、他の科目も全体的に学習量(暗記すべき量)と難易度が上がっています。それだけでも生徒の負担は大きくなっているのですが、それに加えて毎日の宿題、さまざまな習い事、クラブ活動などもありますよね。

そんな中、日本人が使える英語を身につけるためには2000〜3000時間の英語学習が必要とよく言われます。(あくまでも目安ですが)

しかし、毎日英語だけに1時間の時間を割くのは容易ではありません。小学校入学以降、中学卒業までの間に2000〜3000時間の英語学習時間を確保するのは至難の業です。

それでは、小学生になる前の幼少期であればどうでしょうか?幼少期であれば、1日1時間を確保するのは、小中学生よりはもう少し現実的ではないでしょうか。(もちろん簡単なことではないですし、やる気と継続力が求められますが)

仮に、もし1歳から始めたとして、小学校入学までの6年間、1日1時間をやり続けることができたら2190時間もの時間を確保することができます。1日30分でも1000時間以上です。

学校での英語学習が始まる小学3年から中学卒業までで、たったの630時間しかないことを考えると、幼少期の英語の積み上げがどれほど大きな差を生むか、想像できるでしょう。

そして、この差により中学~高校で英語学習に力を入れなくても済むなら、1教科分(日本人が苦手な教科の1つ)の学習時間、英語塾に行く時間のコストなど、多くの時間をセーブする事ができ、その分を他の学習や体験、学びに費やすことができます。

■親へのメリットもある

子どもへのメリットを中心に書きましたが、親にもメリットがたくさんあります。

僕がTOEIC初受験したとき、バイリンガル育児を始めて3年ほど経っており、育児が僕の英語力UPにもつながっていました。

絵本読み聞かせ、YouTubeを一緒に見る、英語で会話など、わからないフレーズや単語は都度調べながら取り組むなかで、自分の英語力4技能5領域すべてにおいてスキルUPできていました。

英語の歌を歌うこと、絵本の読み聞かせ、英語での語りかけなど、親が英語に触れる時間が必然的に増えます。

バイリンガル子育てを始める時点で、親の英語力がどの程度であったとしても、子どもの成長とと共に親の英語力もアップさせていくことができます。


■ 最後に

海外留学、英語講師、TOEIC970点の実力がある僕ですが、長女が小学生になる頃には、英語力をぶち抜かれて、もう到底追いつけない差がついています。

子どもが小学生になった頃には
・洋書のリーディングの速さ
・英語の動画や会話を聞いて理解し吸収できる量や速さ
・英語の歌の歌詞を聞くだけでわかる
・ネイティブの同年代と同等のスピーキング力
など、

中学から英語を学習した僕には、身につけることが難しい点が多くあります。おそらく、どんなに勉強しても追いつけない分野もあります。

このような差は、中学以降の英語学習だけではつくようなものではないでしょう。

幼少期からの英語環境と中学以降の学習では、到達できる英語レベルにもかなりの差があるということも、コストパフォーマンス&タイムパフォーマンスに加えて、英語苦手国家・日本では重要なポイントと思っています。


ただし、我が家がバイリンガル教育をしているのは、コスパやタイパが良いから、というのが原動力にある訳ではないので、その点は最後に申しておきたいと思います。

⑥のポイントはあくまでも、結果的にメリットなだけであって、他のポイント、特に世界観が広がることなどが主な理由です。

ざ~っと書いたので、分かりづらい点も多々あるかと思いますし、主観的な部分も多いので、あくまでも参考としてお納めください🙇


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お読みいただきありがとうございました!

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