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子どもの才能を「遺伝」で語りたくない 【子育て】

「あなたの子どもだから優秀なんだろうね。
 遺伝子からして違うわ。我が子には無理だわ〜。」

これは我が家の子どもたちがバイリンガルであることを知った方々から、幾度となく聞いてきたフレーズ。

その度に僕は苛立ちを覚え、心の中でこう言います。

無理にしてるのは、そのマインドセットなんだよな〜。

悲しさと苛立ちがミックスしたような想いになります。


どうして多くの人は子どもの成長、才能、地頭、達成を、「遺伝」という言葉で語ろうとするのでしょうか。

もちろん遺伝が与える影響について、最低限、一般的な知識はもっているつもりですから、それがないと言いたいのではありません。

しかし、ひょっとしたら、大人が子どもの才能や地頭を「遺伝」として片付けてしまおうとする時、それは多くの場合、親の劣等感からきていたり、できる限りのことをやってこなかったことへの逃げ道として使われているような気がしてならないのです。

今回の記事では
「子どもの成長を遺伝で語りたくない」
という私の考えを短くまとめてみたいと思います。

レポートの前に、少しだけ自己紹介させてください♪

 ◇ 名前:ひで
 ◇ 子どもが大好きな3児のパパ
 ◇ バイリンガル子育て歴10年以上
 ◇ TOEIC 970点
 ◇ Kindle作家 (4冊出版)
 ◇ NFTアーティスト (OpenSea/HEXAに出没)
 ◇ マルチ職種の会社員
 ◇ WEBサイトや動画も作れる
 ◇ サッカー、スノボ好き

早速、本論に入っていきます。

子どもの成長速度や達成レベルの差、多くの人が『才能』『地頭』と呼んでるものを『遺伝』によってもたらされたもの、と決めつけるのは良くないと僕は思っています。

だって、それって結果論でしかないじゃないですか。

だから、僕は子育て真っ最中の人にはこう言いたいんです。

『今与えることができる最良のギフトを送り続けよう!』

僕がそう考える理由をまとめてみます。
(※前提として身体的特徴は含まずに考えています。)

まず、子どもは育つ環境に大きく依存するものです。

特に子どもの時期の習熟度や才能の差は大きく見えがちだけど、それって多くの場合、育つ環境による差だと思うのです。

よく考えてみれば、良い環境で育てば成果が早く見えて『天才』と呼ばれるかもしれないけど、望ましくない環境で育っても大人になってから才能が開花することだってあります。

能力的にはごく普通と思われる親のもとからも、天才と呼ばれる人たちが無数にでてきてるわけですよね。逆も然りで、大成功を収めた親や天才と呼ばれるような親をもっていても、大成しない子も多くいるはずです。

だから子どもが小さい時期に才能や達成を『遺伝』で語るのはナンセンスだと思うのです。結果的に親や周りの大人が与えている評価でしかないのですから。

子どもが育つ環境、生活習慣、受けた教育や体験、出会った先生や友人などの違いが、子どもたちのその時の能力や才能の差の大きな要因となりえると思うのです。

そして、そもそも「子どもの多様性をもっと広く受け入れる社会であってほしい」と、僕は心から願っています。

能力や才能の差で見られがちになっていますが、オールマイティに何でもできるタイプもいれば、特定の分野で優れてる場合もありますよね。

大人から見たら能力の差と評価されても、多様性による差と考えれば、もっと教育の方向性や方法の幅が広がって行くのではないかなと感じます。

僕は『子どもはみんな天才である』『子どもには可能性が満ちている』と本気で信じているタイプの人間なので、このように感じ考えてるだけなのかもしれません。ですから、これも1個人の視点でしかありません。

しかし、多くの親はきっと『自分と同じ苦労はさせたくない』とか『自分を大きく越えて大成して欲しい』と考えているのではないでしょうか?

それで子どもの将来を考え、今できることをできる限りやってあげたいと思っている親が多いと思います。

それならば、なおのこと遺伝要素には目もくれずに
『今与えることができる最良のギフトを送り続ける』
ことにフォーカスしたいと心から思うのです。


ちなみに、私も妻も、その両親にも飛び抜けて優秀ということはありません。努力して資格を取ったり、苦労して英語力を身につけてきた一般人です。

自分の子どもたちには、バイリンガル育児をすることで、世界観を広げてほしい。そして、後には英語学習の苦労を省いて他のことに時間を使えるようにさせてあげたい。自分が本当にやりたいこと、学びたいことが見つかった時、必ず英語は役に立つ。そのような想いで子どもをバイリンガルに育ててきました。

私たち夫婦はそのために、毎日、絵本やGoogle翻訳などから、子育てに使うフレーズを調べ、覚えて使うということを繰り返してきました。

英語の絵本を毎日10冊読み聞かせ、Youtubeで見る動画は英語のもののみにしたりと、英語を習得できる「環境」を整えてきました。

我が家の子どもたちが英語を自由に扱えるのは「遺伝」による賜物なのでしょうか? 遺伝的に「地頭」が良いからなのでしょうか?

私はそうは思いません。

「環境」さえ整えてあげれば、どんな子どもでも英語を身につけることができるはずです。(どの程度身につけるかは目標や環境設定の程度による)

子どもの幼少期は、親が設定する環境によって大きくその成長や進度が左右されます。そして、その子がどんな遺伝子を持っているのかなどわかりえません。

だからこそ、私はこれを肝に銘じているのです。
『今与えることができる最良のギフトを送り続ける』

親が予想していた通り、願っていた通りにならないことが多いのが子育ての現実です。そして、決して「完璧」な子育てと呼べるようなものを実現できる人など1人もいません。みんな何らかの失敗を通り、何らかの後悔も抱えているものです。

しかし、その時その時で、できる限りのギフトを送り続けることを心がけていたならどうでしょうか。結果がどうあれ、それは親子のコミュニケーションにつながり、親子双方にとって良い想い出となるでしょう。

私がいう「ギフト」とは、ゲームやおやつとかのことではもちろんありませんよ(気がつかれてましたよね!?)。

親が子どもの与えることができるギフトとは、成長しやすい環境、チャレンジの場、自尊心、立ち直り力(レジリエンス)、コミュニケーション、親子の絆、多種多様な体験、トライ&エラーが許される雰囲気、自立と責任感など、多くものがあります。これらのものは親子のコミュニケーションの中で断続的、継続的に養われていくものです。

そして、その親子の絆や親からのギフトが土台となって成長していく時、子どもは自分自身で道を切り開いていくことができるようになっていくのではないでしょうか。

最後にもう一度言いますね。
『今与えることができる最良のギフトを送り続けましょう!』

お読みいただきありがとうございました!

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