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ひあ
2022年11月11日 23:48
繰り返しあなたの部屋をノックして繰り返し違う女を確認する繰り返し少し開かれたドアから繰り返し「今日は帰れ」と声がする繰り返し今日もメイクをし繰り返しヘアスタイルもキメて繰り返し痛めつけられるように抱かれ繰り返し泣きたくなるのをグッと我慢繰り返しこんな自分は嫌になるのに繰り返し今日も彼に会いに行く繰り返し自分の価値の低さを再認識し繰り返しそんな自分に酔いし
2022年11月8日 23:22
人を心から信じられたのはもう何年前のことだろういつしか大人になって始まりと同時に終わりをいつも想う着飾ったレディ美しい唇から発する言葉はどこまでが本心?狂ったように見せかけて奥底に冷たい何かが常に這う心を乱すような愛が欲しい全てを投げ出してしまえるような愛が欲しい見せかけだけはもうこりごりだよこんな自分にももううんざりだ羞恥心に耐え難いこんな夜にもお金だけが僕
2021年5月22日 23:55
誰かを傷つけたいと思ったときそれ以上に僕の心が傷ついているそれを知って欲しくて彼女をわざと傷つける傷つくと分かっている言葉を投げかけて彼女を試す彼女に僕の僕だけが与えられる影響を与える本当は彼女の全てを奪って僕だけしか頼る人がいないという世界にしてあげたい今も彼女は僕と同じくらい僕のことを考えているはずだなぜなら彼女はあのとき僕のことを好きだと言ったから
2020年6月3日 23:04
愛されたいと思っていた。愛されることが幸せだと信じていた。ある日、ああ、愛したかったのだと気づいた。愛されるとは、「愛する場所を与えられる」ということなのかもしれない。
2020年5月8日 23:21
溶け出た雪がどこから来てどこへ流れ出るのか気にかけたことがなかった降り積もる幻想がいつまで続くのかとても不安になった誰かと同じが良かったでも誰とも同じでは嫌だった誰にも見られない景色が良かったのに誰にも触れられない雪が綺麗だったのに処女を失った時の女性の恋心を表現してみました。
2020年5月7日 17:40
指先で世界を描くあなた。初めから完璧を目指さないで。作り上げたコードを二人で最適化していきましょう。スクリーンに星の光を散らばせてPC一つでどこまでも飛んでいけるみたい。今夜もまだ眠りにつけないのね。あなたがひっそりと努力してること知ってる。あなたの世界を知らなくて寂しくてひっそりと泣きはらした朝。もう我慢できないの。合理性を追求するならその中に私を入れておいて
2020年5月7日 18:05
準備はいい?この恋に再現性はないわよ?あなたの手にあるエビデンスはまるで役に立たないってことをもうすぐ思い知ることになるわ。論理は記憶力の問題でしょう?あなたの手札にないこの難題に最適解を求めることができるかしら?恋は矛盾だらけ。私の行動に意味なんてないもの。さて、研究する側からされる側になる気分はどう?あなたっていう検体はなかなか珍しいからゆっくりと実験し
2020年5月5日 22:01
あの、譜読みした日の夜のこと憶えてる?あなたは私を膝の上に乗せて首にしがみつく私を少し鬱陶しそうに、でも嬉しそうにメロディーを奏でた。そうしてその曲にでたらめな歌詞をつけて歌う私の頬にそっと口づけをして「セクシーだ」って言いながら笑ったの。私はオーケストラの一員でも観客の一人でも嫌だった。あなたの燕尾服をさりげなくハンガーにかける存在でいたかったのよ。いつも背中し
2020年4月6日 23:47
岩を砕くような激しい水の流れだけが川だと思っていたの流れが止まっているかのように見える広大な緩やかな川もそれは確かに川だった激しさに飲み込まれて自分を見失ってしまう前に連れ出してくれる人があなたで良かった
2020年4月7日 19:31
ある海岸沿いの町は夜になるととても暗く危険な町となるのでそこに住む人々は仕事や学校が終わると皆、決まって帰路を急ぐという生活をしていました。あるとき一人の人が言いました。「あの山のてっぺんに 灯台を建てよう! そこからこの町を照らして、 夜でも明るい町にするんだ!」その意見に賛同した有権者は早速、計画を進めます。資本家から資金が集まり、設計士が現れ、
2020年4月5日 23:07
ある国にとても綺麗なお姫様が住んでいました。ある日、お姫様は隣の国の王子に出会います。二人は瞬く間に恋に落ち、その一瞬が永遠となっても良いようなひと時を過ごしました。別れ際、王子は「必ず手紙を書くよ」と約束をして、去って行きました。次の日からお姫様は王子様の手紙を待ち続けました。しかし、毎朝毎夕、いつまで待っても手紙は届きませんでした。お姫様は「王子様の