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「生き辛い」世の中だけどさ、

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#エッセイ部門

散髪時、HSPさんには1000円カットが向いてるかも

散髪時、HSPさんには1000円カットが向いてるかも

いつも陰鬱な記事ばかりなので、たまにはこういうのもいいかなと。

この前、ショッピングモールの出口付近に1000円カットのお店がある事に気付いた。

買いもしない家具屋をうろつきながら、目線と思考は完全に1000円カットに向けられていた。

まあ仕事柄、営業中はバンダナ巻いてるし出勤はキャップかぶってるし、多少変でもいいか。と、意を決し店の中へ。

数十分後、僕の脳内に革命が起きたのである。
もし

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もう仕事辞めるのに、今更楽しいなんて思わせないでくれよ

もう仕事辞めるのに、今更楽しいなんて思わせないでくれよ

とても大好きな会社で、辞める啖呵を切ってきた①【HSP退職】|紅葉 (note.com)

上記の記事でも書かせてもらったのだが、会社に8月末で退職することを告げている。

申告から退職まで約2か月間。シフトの問題や、売上の低下。伴う原価率、人件費の上昇。崩壊へ緩やかに進む店舗をなんとか立て直すために奮闘する毎日。

毎週のシフトを見ても、アルバイトから不満をこぼされても、店長会議で数字を指摘され

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僕とオードリー若林さんの教育論

僕とオードリー若林さんの教育論

僕はもう何年聞いているかわからないほどのリトルトゥース(オードリーオールナイトニッポンリスナー)だ。

彼らのラジオを聴くことが毎週の楽しみになっているし、落ち着いて聴くために、聴きながらできるような趣味を探しに行く。他の芸能人のラジオを全く聞かないわけではないが、オードリーさんはその中でも頭一つ抜けて面白い。

根本に、若林さんのファンであることが大きい。若林さんの性格や考え方は僕とすごく近いと

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年収は幸せの計測値じゃないだろ

年収は幸せの計測値じゃないだろ

HSP×転職。
人生で4回目になる転職。18歳から社会人として勤めてきたが、4年以上勤めたことがない。
仕事は相変わらず長続きしない。人間関係9割、技術不足が1割で3度目の退職を決めた。
なんのスキルもない自分なのだが、それでも内定をひとつ頂くことができた。人材派遣の会社なのだが、下手をすると今の職場よりも人とのコミュニケーションを取らなくてはなのだが、やる気は結構ある。

今の会社の上司に話して

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どうか、幸せに暮らしてください。お客様。

どうか、幸せに暮らしてください。お客様。

あれはもう5年以上前の出来事である。
当時僕はタクシードライバーをしていて、まだ勤務開始から間もないバッチバチの新人ドライバーだった。都内の道なんてろくにわからない、常にナビとにらめっこしながらアクセルを踏む。そんな毎日。 

ようやっとタクシー運転手っていう仕事を理解してきた所だった。ある程度の自由は約束されているが、その分、お客様を乗せた分しか給料は貰えない。完全歩合給の世界。新人でも長距離の

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こうして僕は、人となっていく

こうして僕は、人となっていく

18歳、高校を卒業して僕は一人暮らしを始めた。
同時に、上京。そして就職。
まだ身体的にも、精神的にも子供の僕には何もかもが新鮮で刺激に溢れていた。

8年が経った。あの頃と今と、変わった事なんていくらでもある。
僕は今日もまた1歩、人となることが出来た。

ご飯なんて職場でまかないがでるし、正直自炊している暇なんてないからいらないと思っていた。コンビニ飯を何年も食べ続けた。
炊飯器を買った。結果

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とても大好きな会社で、辞める啖呵を切ってきた①【HSP退職】

とても大好きな会社で、辞める啖呵を切ってきた①【HSP退職】

5ヶ月くらい前からだろうか、心にモヤモヤと霧のようなものが舞い始めた。

「自分が今やっているこの仕事は、向いている仕事では無い」

僕は飲食店で店長をやっている。
3年前、新型コロナウイルスが流行し日本が、世界がパニックに陥った緊急事態宣言。
その渦中に自分の求職が重なってしまった。

企業が人員削減やリモートワークを進める中で、新しい人員を募集している会社は特に少なかった。
何十という書類選考

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「幸せ」は「非日常」なのかもしれない。

「幸せ」は「非日常」なのかもしれない。

何年前からだろうか、
「幸せ」とは何かを考え始めたのは。

僕はHSPで、それなりに辛い家庭の事情も抱えてて、仕事も上手くいかず、恋愛も上手くいかず辛い毎日で。

幸せってなんだろなって、
生きてる意味ってなんだろなって、

上司に相談しても「そんな事考えるんだ」って笑われて一蹴されて。

こっちは真剣なのにってまた悩んで。
生まれた意味を探しながら、生きていく。

そんな毎日だった。

でもよう

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面接という謎の時間

面接という謎の時間

僕は関東の飲食店で店長の役所を勤めているのだが、最近になって思ったことがある。

面接というのは、あれはなんの時間なんだ??

僕のお店では社員は店長である僕しかおらず、残りは学生アルバイトと主婦さんのパートスタッフで構成されている。
そのため、面接を行い、スタッフを採用するのも自分の仕事のひとつである。

時間としては20分前後。簡単な履歴書みたいなものをお店で書いてもらい、その内容に沿って時に

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あれ、社会ってなんか、演劇っぽくね??

あれ、社会ってなんか、演劇っぽくね??

ちょっとこの話はもしかしたら理解してくれる人は少ないのではないかと思う。
これを思った時、自分はこんな事を考えるなんて変わっているなと思ったものだ。
だがその分、記憶に焼き付いて消えないある考えがある。見て欲しい。

あれは4年前の事だった。
当時僕は都内でタクシー運転手をしていた。何故22歳でそれを始めたかは置いておいて、やった仕事に慣れてきたなと実感したある日の出来事である。

お客様を下ろし

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車のエンジンが止まった、最高の1日

車のエンジンが止まった、最高の1日

1つ前の記事で書いた8年ぶりの初詣の帰り道。車のエンジンが走行中に切れて止まった。
もうあと5分で家に着くという所で起きた、予想外のハプニングだ。
原因は、オルタネーターのベルトが切れたことでバッテリーが充電されずエンジンが動かなくなったことだった。

夕方5時。帰り道のラッシュで片側一車線の狭い道路でそれは起きた。幸い、信号待ちになると思いブレーキを踏んだところで点かなくなったので事故には至らな

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