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鈴木秀之のノート。

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(令和3年3月14日〜)
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2024年7月の記事一覧

ことばの無い世界。(堂々めぐりver.)

ことばの無い世界。(堂々めぐりver.)

ことばとは何なのか?
というのを考えてみても、その問いもまた
ことばで考えるんだから、ことばによって
ことばとは何なのか? を考えたところで、
結局、堂々めぐり、というか。
つまり、ことばを
ことばで考えても、そこで出てくる
考えもまたことばなのだから、じゃあ、
そのことばとは何なのか?
ってゆうふうにもなってしまって、問いが
いつまで経っても終わらないんだから。

それでも、ぼくは、ぼくなりに、

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電話が存在していなければ。

電話が存在していなければ。

スマートフォンというのは、
とっても便利だ。
いつでも、どこでも、
連絡もできるし、ネットも見られる。
かと言いながら、その便利さの裏には
いつでも、どこでも、
スマホを見てしまう、というような、いわゆる
スマホ依存の問題も生じてしまうから。
現代人にとって、じぶん自身と
スマホとの付き合い方を考える、
ってゆうのも大切だと思われる。

とは言いつつ、スマホを
害悪としてもしょうがない、と申します

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とても運がいいこと。

とても運がいいこと。

どうしたらよいかわからないときに、
どうしたらよいか? がわかる、というのは、
とってもむつかしいことだと思うの。

どうしたらよいかわからないときに、
どうしたら、どうしたらよいか?
がわかるの?????
それはもう、結局、いろいろ
試してやってみるしかない、というか。
ちょっと考えただけで、すぐに
こうすればよい、というのがわかった、
ってなったら、それはつまり、その状態は
どうしたらよいかわ

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サツキとメイのお母さんとお父さんのことば。

サツキとメイのお母さんとお父さんのことば。

昨日のブログよりさらにひきつづきまして、
宮﨑駿さん監督映画作品集より、今回は
『となりのトトロ』をあらためて観て、もうすこしだけ
感想のようなものを申したいとぞんじます。

『トトロ』の中で好きなシーン及び好きなセリフは、
たくさんございまして、って言うよりかは
全部が大好き! とも思ったりしながら、
以前観たときに素晴らしいなあと感じたのが、映画の終盤、
病院で入院するサツキとメイのお母さんが

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お地蔵さまと御神木と神様のストーリー。

お地蔵さまと御神木と神様のストーリー。

さくじつのブログでは、先日購入いたしました
宮﨑駿さん監督映画作品集より、今回は
『となりのトトロ』を観まして、そしてその
感想のようなものを記したつづきとして申しあげます。

そのブログのなかでね、ぼくは
『トトロ』のいちばん好きなシーンとして、
突然大雨が降ってきたある日、傘を持って出かけなかった
父を迎えにゆくために、サツキとメイが
父の傘を手にバス停で待つ場面を挙げまして。
このバス停の場

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貸与と贈与と森へのパスポート。

貸与と贈与と森へのパスポート。

前回noteでは、先日購入いたしました
宮﨑駿さん監督映画作品集を購入してから、
すこしずつ作品を観よう! と思い、今回は
『となりのトトロ』を観たことを申しあげました。

『トトロ』はね、前回でも申しましたが
ぼくはとっても大好きで、これまで
幾度か観ているのですが、何度観ても
やっぱり大好きなんだなあ〜。
どのシーンが好きか? ってゆうのは、
すべての場面が好き! と申したいですが、
強いて、

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生き生きとした生きものたちと現在の日本の原風景。

生き生きとした生きものたちと現在の日本の原風景。

さいきんのブログでは、先日、宮﨑駿さんの
監督映画ブルーレイ作品集を購入いたしまして、
ジブリの各作品を、きちんと観ている
とは言えないぼくと、そして
ジブリ作品を、これまであんまり観ていない
一緒に住んでいる母とで映画を観ている、
というのを申しているのですが。前回の
『ルパン三世 カリオストロの城』にひきつづき、次は
『となりのトトロ』を観ました〜。

『トトロ』は、ぼくもとっても大好きで、

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アイデアの啐啄同時。

アイデアの啐啄同時。

やりたいこと、もしくは
実現させたいことを、周りの人に話すとそれが
より実現しやすくなる、とも言われるけれども、
ぼくはね、それはいわば
時と場合によりけり、だと思っているの。

いつでも、かつ、だれにでも
話せばよいわけじゃあない。

ある程度、完成の
目処がついたときに話したほうがよい。

やりたいこと、及び、実現させたいことを
ここでは仮に「アイデア」と名づけるとして、
そのアイデアを思いつ

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ある状態からある状態へと変態するときには。

ある状態からある状態へと変態するときには。

昆虫は、幼虫からさなぎへと成るけれども、
そのさなぎの中身はどろどろなのだそうで。
本当は、神経、呼吸器系、消化管などをふくめて
完全などろどろではないらしいけど、
つまり、さなぎの形が、その昆虫の
「鋳型」のようになっている。

卵から生まれた昆虫は、まずは
幼虫として生まれ、そして
さなぎを経て成虫へと変態する。
そんなような、いわゆる
二度、生まれる、みたいなことをしなくても、
卵からいきな

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変態と羽化とバイオリズム。

変態と羽化とバイオリズム。

植物は、芽が出て
つぼみからは花が咲く。
昆虫は、幼虫からさなぎへ、そして
成虫へと成る。
鳥は、卵から孵化してから
雛が成長して巣立ってゆく。
魚は、孵化してから
仔魚、稚魚、未成魚、成魚、とのように成長する。
カエルはおたまじゃくしから
成体のカエルへと変化してゆくし、
爬虫類は脱皮するし、また、
人間も子供から大人へと成熟し、
やがて、老いてゆく。
もっと言うとすれば、人間の身体は
数年です

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とあるなにかの兆しとして。

とあるなにかの兆しとして。

一昨日、あるレストランで食事をしてから
お店を出て駐車場へと行くまであいだ、
花壇及びプランタがあって、そこで咲く
いろいろなお花を観ていたら、
そのなかでね、たぶん、おそらく
ひまわりが、まさにもうすぐにも
咲き始めようとしていたんだった。

この花びらが、内側に
きれいに畳まれている感じがさ、
なんだか、竹細工のようで、
美しいなあ! って感じたのよね。

これは一昨日のことだったので、
もし

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ある音のその先の時間に鳴らされる音。

ある音のその先の時間に鳴らされる音。

ぼくは、ダンスはうまく踊れないけれど、
音楽を聴きながら、その音楽のリズムから
じぶんの身体が揺られるのが好きなんだなあ〜。
とは言えども、音楽によって
身体が揺られることも、
むつかしいと言えばむつかしいと言える。
つまり、音楽を聴きながら
身体を動かすのもむつかしいものだ。

たとえば、ライブの演奏で
音楽を聴いているようなとき、
その音楽によって身体を動かそうとするには、
その音楽の曲を、よ

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梅雨明けと文化に触れる。

梅雨明けと文化に触れる。

お仕事がおやすみだった昨日、
ぼくの住む地域では梅雨明けが発表され、
それに伴ってなのか、朝から
蝉たちの鳴き声も力づよく感じられた。

そんな昨日はね、午後より
お出かけをいたしまして、市内の映画館にて
『ルックバック』を観てまいりました。
ぼくは漫画及びアニメの文化に疎くて、
藤本タツキさんの原作作品も存じてなかったのですが、
公開以来、SNSで話題になっているのを拝見しながら
ぼくも鑑賞した

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その貨幣はどこで得たのか?

その貨幣はどこで得たのか?

他人のお金を盗んではいけない。
それは倫理的にももちろんそうだし、そして
その量刑についてぼくはくわしく存じないけれど、
法律として定められているのでしょう。
でも、おそらく、それでもなお
他人のお金を盗む犯罪は起きている、
というふうにも想像をするですが、
それはやはり、盗んできた貨幣でも
何事もなく使えるから起きうるのだと思える。

盗んで得た貨幣も、
働いて得た貨幣も、
拾って得た貨幣も、

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